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インディーズゲームの小部屋:Room#299「Race The Sun」
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印刷2013/10/02 10:00

連載

インディーズゲームの小部屋:Room#299「Race The Sun」



 最近は,夜な夜なスラッシュアックスを担いでハンター生活を送っている筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第299回は,Flippflyの「Race The Sun」を紹介する。本作は,太陽光発電で空を飛ぶエアクラフトを操作し,いかに遠くまで飛行してハイスコアを稼げるかを競うというレースゲーム。回復薬グレートを使いすぎちゃったので,誰かハチミツを分けてください!

画像集#001のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#299「Race The Sun」

 本作でプレイヤーがすべき操作はこれ以上ないほど簡単で,基本は方向キーの左右で自機を移動させるだけ。エアクラフトは勝手に前へ進んでいくので,プレイヤーは次々と現れる障害物を避けることに専念すればオーケーだ。どうもこのところ,簡単操作なゲームばかり紹介している気がするが,面白いゲームを選んでいたら,たまたまこうなっただけです。本当なんです。

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 前方に昇っている太陽は,時間と共に地平線に降りてきて,これがゲームオーバーまでのタイマーの役割を果たしている。太陽が完全に沈んでしまうと,太陽光から動力を得ているエアクラフトはそれ以上,飛べなくなるのだ。とはいえ,その前に障害物にぶつかってしまうと,そこで一貫の終わり。まずは障害物に激突せずに,時間いっぱい飛び続けることを目標にしよう。

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 そしてもう一つ,重要な要素となるのが“日向”と“日陰”の2つのゾーン。すでに説明したとおり,自機のエネルギー源は日光なので,長時間日陰を飛行していると太陽がまだ昇っていてもやがてエネルギー切れとなってしまう。いわゆるキャノピーの部分がエネルギーゲージになっており,日陰を飛んでいるとゲージが減っていく。ゲージがゼロになるとそこでおしまいなので,障害物だけでなく,障害物が落とす影もできるだけ避けなければならないのだ。

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 ここまでがゲームの基本だが,本作にはこのほかにもいくつかのギミックが用意されている。その一つがアイテムの存在だ。青いピラミッドのような得点アイテムを始め,取得すると自機の速度が一時的にアップする黄色いアイテム,取得後に上キーもしくはSpaceバーを押すことで1回だけジャンプできる緑色のアイテムなどがあり,ハイスコアのためにはどれも入手したい……のだが,アイテムにつられてフラフラ飛んでいると,障害物にぶつかってしまう。あちゃー,またやっちゃった。

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 また,面白い特徴として,本作では現実時間の24時間に1回,ステージが新たに作り直されるという仕組みがある。ステージは毎日ランダムで生成されるので,常に新鮮な気分でプレイできるのだ。

 さらにこれだけでなく,本作ならではのCo-opモードとして“リレー機能”というものが用意されている。これは,自分がゲームオーバーになった際,その進行状況を保存してURLを作成し,それをTwitterやFacebookなどで公開すると,そのリンクをクリックしてゲームにログインした人が,続きからゲームを再開できるというもの。


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 リレーは全部で3回繰り返すことができ,最大4人のプレイヤーで協力できる。友達がいない筆者は,自分の作ったURLを自分でクリックしてみたが,さすがにこれは無理だった。ズルはしちゃいけないってことか……。もちろん,この機能を利用するには,相手も本作を所有しており,かつ無料のオンライン登録を行っていないといけないわけだが,なかなか面白いアイデアだと思う。

 そしてもう一つ,本作には強力なステージエディタまで付属している。これを使って自分だけのステージを作れるだけでなく,ほかのプレイヤーとのシェア機能もばっちり完備されている。

 紙一重で障害物をかわしたときのスリルやスピード感が抜群で,シンプルながらリプレイ性が高い本作。ちょっとした息抜きのつもりが,ついつい遊び続けてしまう中毒性もあり,原稿がなかなかはかどらなくて危ないところだったぜ……。そんな本作の製品版は,公式サイトで10ドルにて発売中。個人的には,初代スターフォックスみたいなシンプルなポリゴングラフィックスも好みです。

■「Race The Sun」公式サイト
http://flippfly.com/racethesun/

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