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インディーズゲームの小部屋:Room#240「Bonsai Defense」
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印刷2012/07/25 10:00

連載

インディーズゲームの小部屋:Room#240「Bonsai Defense」



 暑さのあまり,会社に来るだけで体力の8割を消耗し,そのまま帰ろうかと思っても帰る体力が残ってない筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第240回は,一風変わったタワーディフェンスゲーム「Bonsai Defense」を紹介する。プレイヤーの役割は木を育て,花の蜜を集めること。うう,安西先生,僕も夏休みが欲しいです……。

画像集#001のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#240「Bonsai Defense」

 ということで,ゲームの紹介に話を戻すと,本作においてプレイヤーは木を育て,枝を剪定し,花を咲かせ,その蜜を集めていくことになる。この,木を育てたり,枝を切ったりというあたりが,Bonsai Defenseというタイトルの由来になっているのだろう。ゲームを開始すると,丸っこい木の根っこから上に向かってぐんぐん木が伸びていき,枝のところどころに灰色の木の実がなる。

画像集#002のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#240「Bonsai Defense」

 これはSleeperと呼ばれる実で,このままでは何の役にも立たない。プレイヤーはこの実に指示を与えて,別のさまざまな実に変化させ,木を育てていくのだ。その中で最も重要な役割を担うのが,Juice Generatorと呼ばれる木の実。これは,その名のとおりJuice(樹液?)を生み出すための木の実で,集められたJuiceはほかの木の実が活動するときの原動力となる。まずは,いくつかこのJuice Generatorを作って,Juiceを溜めていこう。

画像集#010のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#240「Bonsai Defense」

 そして,もう一つ忘れてはならないのがFlowerだ。本作の目的は,このFlowerから採れるNectar(蜜)を一定量集めることなので,花を咲かせないことには始まらない。この際,Flowerを根から遠くで咲かせるほど効率よくNectarを生み出せるという点を覚えておきたい。ここまでで,蜜を集めるための準備はほぼ終わったも同然だが,最初に実っていた数個の木の実だけでは,ちょっと効率が悪い。そこで,今度は木の実を1つ選んでGrowerの指示を与えてみよう。

画像集#006のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#240「Bonsai Defense」

 木の実にGrowerの指示を与えると,そこから養分が流れ出して新たな枝が伸び,また新しい実がなる。そして,その実を使ってまた蜜を集め……といった具合に,どんどん木を大きくしていくのだ。しかし,いつまでも順調にいくと思ったら大間違い。すでに忘れてしまった人がいるかもしれないが,本作は一応タワーディフェンスゲームなので,木を枯らそうとする敵が現れる。害虫のような姿の敵は,一定周期ごとに枝の先端に出現し,周囲の枝や実を汚染しながら木の根に向かって進んでくる。害虫共が木の根に到達し,ライフがなくなってしまうとゲームオーバーだ。

画像集#004のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#240「Bonsai Defense」

 そこでついに出番となるのが,木を守るための攻撃用の木の実だ。攻撃用の木の実には,威力は低いが攻撃速度が速いShooter,やや速度が劣るものの攻撃力の高いTendril,絶大な威力を誇るが1度しか使えないBombの3種類があり,このほかに敵を足止めする効果を持ったWebberという実も用意されている。これらをうまく使い分けながら,敵を撃退していこう。

画像集#007のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#240「Bonsai Defense」

 敵に汚染された枝や木の実は徐々に赤く染まっていき,敵の巣になってしまう。こうなると,せっかく集めたJuiceが敵を育てるための養分にされてしまうだけでなく,汚染された実から毒素が生まれるようになって大変危険だ。もし,手の打ちようがないほど枝が汚染されてしまったら,最後の手段としてその部分を切り落としてしまうしかない。枝を切り落とすためには,木の実にPrunerの指示を与えればいい。

画像集#011のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#240「Bonsai Defense」

 また,より盆栽らしく木を手入れしたいと思う人は,せっかく育てた木を切ってしまうので,そのぶんのコストは無駄になってしまうが,単純に枝ぶりが気に入らないときにPrunerを使ってもいいかもしれない。木がだんだん大きくなると,全体がひと目で把握できなくなり,操作も忙しくなって,なかなかに熱い攻防が楽しめるようになる。そんな本作は無料で遊べるフリーゲームとして公式サイトで配布されているので,ちょっと変わったタワーディフェンスを探している人はさっそくチェックしてみよう。

■「Bonsai Defense」公式サイト
http://www.bonsaidefense.com/

画像集#009のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#240「Bonsai Defense」
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