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印刷2011/03/02 15:18

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インディーズゲームの小部屋:Room#172「Zenith Chronicles」



インディーズゲームの小部屋:Room#172「Zenith Chronicles」
 「インディーズゲームの小部屋」の第172回は,北米のインディーズゲームデベロッパMango Drop Gamesの「Zenith Chronicles」を紹介する。
 Mango Drop Gamesは2009年に設立された比較的新しいデベロッパで,彼らのデビュー作にあたる本作は,シューティングゲームにRPG風の成長要素とアドベンチャーパートでの選択によるルート分岐を加えた,なかなか意欲的な作品だ。

 本作の舞台となるのは,剣と魔法の世界Zenith。この世界では19年前に,ドラゴンを戦いの道具とするために狩り続ける人間と悪魔に天罰を下すべく,竜の女神Myniaが降臨し,猛攻を加えて人魔両陣営に多大な被害を与えるという大事件があった。しかし現在,その傷跡から立ち直った人間と悪魔は,再び大きな戦争を起こそう動き始めている。そして,この戦いに巻き込まれていくのが主人公のDainと,パートナーのAlijaだ。
 Dainは過去の記憶を失っているものの,ドラゴンに変身するという特殊な能力の持ち主。同じく記憶を失っていた魔法使いの少女Alijaと共に,傭兵として世界中を冒険している。だが,そんな二人はとある事件をきっかけに,大きな戦いの渦に飲み込まれていく……。

インディーズゲームの小部屋:Room#172「Zenith Chronicles」 インディーズゲームの小部屋:Room#172「Zenith Chronicles」
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 ゲームは,出撃準備画面を挟んだアドベンチャーパートとシューティングパートの繰り返しで進行し,アドベンチャーパートで選んだ選択肢や,パートナーとの関係などによって,大きく三つのストーリーに分岐していく。もちろん,攻略ステージもルートによって変化し,全40ステージ,7種以上のエンディングが用意されている。
 アドベンチャーパートの選択肢では,プレイヤーは主人公のDainとして,主に人間と悪魔のどちらの側につくのかを問われることになる。このアドベンチャーパートは,下手をするとシューティングパートよりもプレイ時間がかかるほどで,かなり読み応えのあるボリュームだ。

インディーズゲームの小部屋:Room#172「Zenith Chronicles」 インディーズゲームの小部屋:Room#172「Zenith Chronicles」
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 また,Dainはシューティングパートではその特別な力を生かして変身し,背に乗せたパートナーと共にドラゴンの姿で戦う。ゲーム開始時のパートナーはAlija一人だが,物語を進めると新たなパートナーが加わり,誰を背に乗せているかによって異なる魔法が使えるようになるのが特徴だ。もちろん,Dain自身も炎を吐いて攻撃できる……というか,こちらがメインの攻撃で,パートナーによる魔法は一種の特殊攻撃になっている。
 ちなみに,各パートナーには主人公に対する好感度が設定されており,誰を乗せるかによって変化していく。パートナーの好感度はストーリーにも影響するので,注意しよう。

 シューティングパートは一見するとごく普通の横スクロールタイプのようだが,なぜか画面中央より右に進入できないという,やや変則的な仕様。つまり左半分しか移動できないわけだ。しかし,ちょっと窮屈な印象を受けるものの,シューティングパートの難度は全体的に低いため,多少移動範囲が狭くても攻略に支障が出るということはない。

インディーズゲームの小部屋:Room#172「Zenith Chronicles」 インディーズゲームの小部屋:Room#172「Zenith Chronicles」
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 このシューティングパートでは敵を倒すことで経験値を入手でき,出撃準備画面ではこれを使ってDainに新たなスキルを習得させられる。各スキルには装備するために必要なスキルポイントが設定されており,Dainのスキルポイントの上限以下であれば自由に組み合わせてセットできる。誰をDainの背に乗せて出撃するかも,この出撃準備画面で変更可能だ。
 また,シューティングパートではただ敵を倒すだけでなく,逃げ惑う一般人を助けるか殺すかなどによってもストーリー展開が変化する。助けようと思っていた一般人を誤射したりすると泣くに泣けないので,これまた注意してもらいたい。

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インディーズゲームの小部屋:Room#172「Zenith Chronicles」
 ゲームはマルチエンディングということもあり,周回プレイが前提だが,前回までのプレイで習得したスキルをそのまま引き継げたり,一度読んだことがあるテキストをスキップする機能が用意されていたりと,快適にプレイできる。さすがに,同じステージを何度もプレイしなければならないという点はやや退屈だが,シューティングパートまでスキップできるようになったら普通のアドベンチャーゲームになってしまうので,仕方のないところだろう。

 そんな本作は,公式サイトでデモ版が配信されているほか,製品版が公式サイトやデジタル配信システムImpulseで9.99ドルにて発売中。個人的には,シューティングパートをもう少し頑張ってほしかったところだが,この作品が彼らのデビュー作であることを考えれば,十分楽しめる出来になっている。アドベンチャーパートの比重が大きく,英語が苦手な人にとってはちょっぴりハードルが高いが,興味を持った人はまずはデモ版からお試しを。


■「Zenith Chronicles」公式サイト
http://www.mangodrop.com/zenith/index.html

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