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インディーズゲームの小部屋:Room#136「シルフドラグーンゼロ」
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印刷2010/05/26 17:13

連載

インディーズゲームの小部屋:Room#136「シルフドラグーンゼロ」



画像集#031のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#136「シルフドラグーンゼロ」
 「インディーズゲームの小部屋」の第136回は,SilverSecondの「シルフドラグーンゼロ」を紹介する。同サークルの作品としては,本連載の第49回で紹介した「モノリスフィア」以来,約2年ぶりの登場となる。
 本作は,ほかの星系から飛来したMIDASと呼ばれるナノマシン群によって生み出されたクローン兵器から地球を取り戻すべく,航宙戦闘機ドラグーンを駆って戦いを挑むという固定画面シューティングだ。

 ドラグーンは他星系のオーバーテクノロジーを取り入れて開発された地球軍の切り札だが,その扱いの難しさから,パイロット適性を持つ人間はほんの一握りしかいないという。しかもパイロットの多くはMIDASとの激しい戦いによってすでに命を落としており,いまやドラグーンを操れるのは全人類の中でたったの43人にまで減ってしまっている。プレイヤーはそんなドラグーンパイロットの一人となり,母艦のアトランティス号と共に地球奪還のミッションに臨むことになる。

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画像集#006のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#136「シルフドラグーンゼロ」
 自機の操作はW/A/S/Dもしくは方向キーで行い,マウスで照準を定めて左クリックでメイン武器,右クリックでサブ兵装を使用するというもの。
 ゲーム開始時に選べる機体は「ギガント ドラグーン」のみだが,ゲームを進めることで「ラプター ドラグーン」「エストック ドラグーン」が使用可能になり,ミッション開始前のセットアップ画面でどの機体に搭乗するかを選べるようになる。

 三つの機体にはそれぞれ特徴があり,ギガントは速度がもっとも遅いが装甲が厚く,安定した火力を持っているため初心者に向いている。また,ラプターは高速&薄い装甲の,中級者向けの機体,エストックはギガントとラプターの中間的な性能を持つが,操作方法が特殊な上級者向けの機体となっている。ぶっちゃけ,エストックは筆者には使いこなせませんでした。

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 各機体にはメイン武器とサブ兵装が4種類ずつあり,セットアップ画面で自由に組み合わせを変更できる。
 ただし,最初からすべての武器が使えるわけではなく,上位の装備はミッション(=ステージ)をクリアしたときに入手できるポイントを使ってアンロックしなければならない。さらに,このポイントを使って機体や武器性能の強化を行うことにもなるので,できるだけ多くのポイントを稼いでおきたいところだ。


 ポイントは,ミッションのクリア条件を達成したあと,さらに作戦を継続することでより多く入手できる。また,本作ではマルチエンディングが採用されており,作戦を継続することにはもう一つの大きな意味がある。実はここでより多くの敵を殲滅し,ゲームクリア時のミッション達成度の累積が100%以上に達していなければグッドエンディングを迎えられないのだ。

 グッドエンディングでゲームを一度クリアすると,隠し難度の「ハードコアモード」が出現し,通常とは異なるちょっぴりコミカルな会話が展開される。当然,敵の攻撃はより激しくなるが,「強くてニューゲーム」を選べば前の周回のプレイデータを引き継いでゲームを始められるので,それほど苦戦しないですむはずだ。ノーマルモードをクリアした人はぜひこちらにも挑戦してもらいたい。

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 基本はオーソドックスな固定画面シューティングながら,機体や武器のカスタマイズ要素や,プレイ内容によって変化するエンディングなどを加え,プレイヤーを飽きさせないゲームに仕上がっている。

 そして何と言っても,ミッション内容や敵の情報などを伝えてくれるオペレーターのヘレンさんがとっても可愛らしい。とくに,敵データと間違えて自分の水着グラビアを送信してきちゃうウッカリ具合にやられた。どうしてそんなデータを持っていたのかは分からないが,とにもかくにも結婚を前提にお付き合いをお願いしたい。

 そんな本作は,SilverSecondの公式サイトでフリー公開されているので,興味を持った人はぜひお試しを。

■SilverSecond公式サイト
http://www.silversecond.net/

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