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インディーズゲームの小部屋:Room#127「To Be Continued To ...」
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印刷2010/03/17 16:49

連載

インディーズゲームの小部屋:Room#127「To Be Continued To ...」



画像集#002のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#127「To Be Continued To ...」
 「インディーズゲームの小部屋」の第127回は,剣と魔法の世界を舞台にした闇討ちProjectの3DダンジョンRPG「To Be Continued To ...」を紹介する。

 本作の主人公となるのは,魔王に故郷の村を滅ぼされた青年ラルク。魔王への復讐を誓って兵士養成学園に入学したラルクは,そこで己を鍛え,誰よりも早く卒業して,自分の手で魔王を倒すことを決意する。仲間と共に学園の所有する五つのダンジョンをクリアし,魔王を倒す勇者の旅立ちまでに学園を卒業できるだろうか?

 というのが本作のストーリーだ。プレイヤーはこのラルクとなり,パートナーに選んだキャラクターと二人一組で,3Dダンジョンに挑むことに。ゲームはまず,学園に入学してパートナーを選ぶところから始まる。

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 本作には,ファイター,スカウト,ヒーラー,マジシャンの四つの職業があり,各職業のパートナー候補がいる。パートナー候補は基本的に各職業に一人で,みんな美少女だが,ファイターのみ悪友のレオ(男)と,正統派ヒロインっぽい雰囲気をバリバリに醸し出しているレインの二人がいる。わざわざ男と二人でダンジョンなんぞに潜りたくないのでレオは論外として,ここはやっぱり一番色っぽいエリカちゃんかなあ……。ツンデレだし。

 パートナーを決めたら次は自分の職業をどうするかだが,ここではパートナーが前衛職なら自分は後衛職,パートナーが後衛職なら自分は前衛職という組み合わせにするのが最も安定するだろう。なお,最初は二人ともまったくの丸腰なので,出かける前に武器と防具を購入して装備しておくのをお忘れなく。準備ができたら,いよいよダンジョンに出発だ。

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 各ダンジョンの最深部にはボスがおり,これを撃破すればクリア。次のダンジョンに挑戦できるようになる。ダンジョン内は3Dで表示されるが,オートマッピング機能があるので,迷うことはないだろう。ちなみに,本作ではダンジョンに出入りするたびに1週間が経過し,すべてのダンジョンをクリアするのに要した日数によって,パートナーごとに2種類のエンディングに分岐する。

 そんな本作の大きな特徴となっているのが,ACS(アクティブクリティカルシステム)と名づけられたシステムを取り入れた戦闘だ。これは,攻撃時に表示されるバーをタイミングよくキーを押して止めることで,通常攻撃やクリティカル,攻撃ミスなどが決まるというもの。これだけだと分かりにくいが,ぶっちゃけてしまえばゴルフゲームのスイングでよくあるアレのことだと思えばよい。

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 つまり,左から右へ動いていくバーをできるだけ右端でストップさせ(右に行くほど攻撃力が上がる),次に右から左へ戻ってくるバーを,できるだけ中心に近い位置でもう一度止めるというわけ。ど真ん中で止めるとクリティカル,その前後のヒットゾーンで止めると通常攻撃,それ以外の場合は攻撃ミス。装備している武器や,戦っている相手によって,バーの動く速度やヒットゾーンの範囲が変化するので,気を抜けない戦いが楽しめるのだ。

 また,数値の単位がやたらと細かいのが本作のもう一つの特徴と言えないこともない。なんと,キャラクターのレベルは0.01からスタートし,試しに作ったキャラクターの初期HPは……1.2だと!? 戦闘中のダメージも,武器や防具を装備した際のパラメータの変化も,すべて0.1(もしくは0.01)刻みという細かさだ。コンタクトの度が合わなくなったのかと一瞬我が目を疑ったが,何度見直してもやっぱり間違いない。

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 やたらと小さな数値が気になるところだが,だからといってゲームバランスが破綻しているわけではない。むしろ,本作のゲームバランスは非常によく練られており,やさしすぎず厳しすぎずの絶妙な難度に調整されている。本作にも,ダンジョン内で発生する各パートナーとのイベントが用意されているが,よくあるイベント中心で戦闘はそっちのけな内容ではなく,3DダンジョンRPGとしてきっちり楽しめるオススメの一本だ。

 闇討ちProjectの公式サイトからは本作の体験版がダウンロードできるので,興味を持った人はまずそちらをチェックしてみよう。また,製品版は1575円(税込)にて発売中だ。

■闇討ちProject公式サイト
http://twintail.chu.jp/

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