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インディーズゲームの小部屋:Room#104「Princess Drawing!」
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印刷2009/09/16 18:11

連載

インディーズゲームの小部屋:Room#104「Princess Drawing!」



画像集#004のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#104「Princess Drawing!」
 「インディーズゲームの小部屋」の第104回は,ゲーム制作サークルですのや☆の「Princess Drawing!」を紹介しよう。本作は,お絵かきが盛んなキャンバス王国のお姫様「パレット」と,魔法の筆で描いたものに不思議な力を与える“ピクトナイト”の見習いで,パレットの幼馴染みでもある「コピック」の二人が大冒険を繰り広げるファンタジー横シューティング。コピックは縦から見ても横から見ても女の子のようだが,実はパレットに無理やり女装させられた男の子だ。確かに,言われてみればこんな可愛い子が女の子であるはずがなかったな,うん。

画像集#001のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#104「Princess Drawing!」 画像集#011のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#104「Princess Drawing!」

 本作の大きな特徴は,可愛らしい絵柄や世界観もさることながら,その一風変わったゲームシステムにある。まず第一に,プレイヤーは一人でパレットとコピックの二人を同時に操作しなければならない。そのため,キーボードもしくはゲームパッドでパレットを,マウスでコピックを操作するという操作方法を採用,ペンタブレットを持っていればマウスの代わりにそちらを使用することもできる。

コピック(左)とパレット(右)
画像集#031のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#104「Princess Drawing!」

 二人のうち,敵の攻撃を受けてミスとなるのはパレットのみで,パレットのライフをすべて失ってしまうとゲームオーバーだ。そんなわけで,パレットは逃げ回るのが主な仕事で,余裕があればアイテムを回収してもいい。得点アイテムはパレットで回収したほうがスコアが高いので,スコアラーならば押さえておきたいポイントだ。一方のコピックは敵と接触してもライフが減ることがなく,こちらは攻撃に防御にアイテム回収にと大活躍。マウスで自由自在にコピックを動かし,左ドラッグでさまざまな図形を描いて敵をやっつけ,パレットを守るのだ。


画像集#030のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#104「Princess Drawing!」
 マウスで描いた図形で攻撃や防御を行うというゲームシステムは,連載第70回で紹介した「Chalk」と共通する部分があるが,描ける図形の種類は本作のほうがダントツに多い。
 攻撃の基本となるのは,「>」型を描いて魔法の矢を飛ばす「コーナーアロー」で,360度自在に撃つことができる。また,敵のエネルギー弾を円で囲み,それを自分の攻撃弾にしてしまう「コレクティングサークル」や,その場をクリックするだけで発射できるが,威力は小さい「ポイントバレット」といった攻撃方法もある。ただし,一度に線を引けるのは,画面右の「インクゲージ」の分だけだ。

画像集#014のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#104「Princess Drawing!」 画像集#029のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#104「Princess Drawing!」

画像集#016のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#104「Princess Drawing!」
 防御魔法は,直線を引いて敵のエネルギー弾を跳ね返す「ラインリフレクト」,弧を描いて敵のエネルギー弾を吸収する「アブソーブクレセント」,四角を描いて敵本体や実弾系の攻撃を防ぐ「スクウェアブロック」の三つ。これらを状況に応じて使い分け,パレットを守り抜こう。もうダメ! 死んじゃう! というピンチのときは,ボムを一個消費して行う「プリンセスレーザー!」(パレットをダブルクリック)や,「二人のきずなフラッシュ!」(パレットを丸や四角で囲む)で切り抜けてほしい。

画像集#021のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#104「Princess Drawing!」 画像集#025のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#104「Princess Drawing!」

 本作では,特定の条件を満たすことでインクゲージが伸びたり,プレイ開始時のライフを増やせるようになったりといった「実績」システムも用意されている。一人でじっくりと遊ぶのもいいが,二人で操作を分担して遊んでみるのも面白いだろう。ですのや☆公式サイトでは,ステージ3まで遊べる体験版が公開されているので,興味を持った人はまずはこちらをお試しあれ。また,製品版は1890円(税込)にて発売中だ。

■ですのや☆公式サイト
http://www.wish.sakura.ne.jp/desuno/

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