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インディーズゲームの小部屋:Room#92「Das Uberleben」
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印刷2009/06/17 16:43

連載

インディーズゲームの小部屋:Room#92「Das Uberleben」



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 「インディーズゲームの小部屋」の第92回は,締め切り間近なのにまだ1文字も原稿を書いてない! うわああ,もうダメだ飛び降りよう! という気分のとき(つまり,つい今しがたのことだ)に思い出した「Das Uberleben」を紹介しよう。
 本作はいわゆるベースジャンプ系の自由落下ゲームで,とにかくもう,谷底(?)を目指してひたすら飛び降りるだけの潔い一本だ。さあ,何もかも投げ出して飛び降りたい気分の人は,筆者と一緒にレッツジャンプ!

 ちなみに,タイトルは見てのとおりドイツ語だが(正確にはUのうえにウムラウト),英語にすると「The Survival」という意味になる。大学で第二外国語にドイツ語を選択した筆者が,さっき慌ててインターネットで調べたのだから,たぶん間違いない。だが,ゲーム内のメニューなどは英語なので,ドイツ語が分からなくても大丈夫だ。

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 本作には背景の異なる6種類のステージと,最も距離の短い「Easy」から無制限の「Endless」まで,5段階の洞窟の深さが用意されており,これらを自由に組み合わてゲームを開始できる。ゲームをスタートすると,何の前触れもなくさっそく誰かが飛び降りているので,あとはもう方向キーでキャラクターを操作してひたすら谷底を目指すだけ。下方からぐんぐん迫ってくる障害物はもちろん,四方の壁にぶつかってもアウトだ。

 ステージによっては,谷底から火の玉が飛んできたり,ドラゴン(?)が飛び回っていたりするが,これらも当然避けなければいけない。ときおり出てくるリング状のアイテムを取ると,移動スピードとパンチ力がアップするが,無理に取ろうとすると障害物を避けきれなくなってしまったりするので,あまり気にしないほうがいいだろう。

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 ここで,読者の皆さんの「なぜパンチ力がいるの?」という,しごくもっともな疑問にお答えしよう。実は,本作は最大7人での同時プレイに対応しており,友達と一緒にどちらが長く飛び降りていられるかを競えるのだ(ただしローカル対戦のみ)。このとき,Fightingモードがオンになっていると,邪魔なライバルキャラクターをどついて追いやることができる。
 つまり,一人で遊んでいるときは,パンチ力はまったく必要なかったりするのだが,パンチ力が強くなっていると対戦プレイ時に有利になる。パンチといっても実際には体当たりするだけなので,特別な操作は必要ない。

 この手のゲームは一人で遊ぶよりも対戦プレイのほうが盛り上がるので,ぜひ友達を集めて7人でワイワイ楽しんでほしいが,一台のPCでの7人同時プレイはさすがに非現実的のような気もする。その,気になる操作方法とは,初期設定ではプレイヤー1〜4までがキーボード,プレイヤー5および6がゲームパッド,プレイヤー7はマウスというもの。む,無理すぎる。

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 筆者も道ずれ……もとい,仲間を集めようと周囲のスタッフに物欲しげな視線を送ってみたところ,筆者と目が合うとなぜかみんな急にそわそわと忙しいフリをしはじめた。まあ確かに,いい年をした男ばかりが狭いデスクで7人もひしめきあってゲームをするなんて,何かの罰ゲームとしか思えない。仕方がないので,一人で二人プレイを試してみたのが今回のプレイムービーだが,うーんこれは……とても空しい。


 だが,本作のおかげで発作的にリアルで大ジャンプをせずに気分転換ができたので,これはこれでよしとしよう。グラフィックスはシンプルだが,なかなかにスピード感があり,風を切って真っ逆さまに落下していく雰囲気は本作でも十分味わえる。あとは,はるか頭上に置き去りにしてきた気がする原稿をなんとかするだけだ。
 そんな本作は,作者のサイトでフリー公開されているので,のっぴきならない状況を抱えてどこかから飛び降りたい気分になっている人は,リアルで取り返しのつかないことをしでかしてしまう前に本作をお試しあれ。

■「Das Uberleben」公式サイト
http://teknopants.com/games/uberleben/

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