連載
インディーズゲームの小部屋:Room#14「はんまーさん 〜魂の監獄宮〜」

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古代の呪われた魔宮が復活し,魔物が周囲に住む人々の魂を奪い魔宮に閉じ込めてしまった。魂の力を得ることで魔宮が勢力を拡大していく中,人々は恐怖し,救いを求めた。そこに現れた一人の少女「はんまーさん」。彼女は魔宮に閉じ込められた人々の魂を解放するべく,ハンマーを手に,一人魔宮に乗り込んだのだ……。
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本作ははんまーさんを操作して,魔物の体内や結晶体に閉じ込められた魂を解放しつつ,全150ステージのクリアを目指すアクションパズル。上下左右の方向キーと,ハンマーを振るSpaceバーだけで遊べるというシンプルな操作で,シビアなアクションゲームはちょっと苦手……という人でも気軽に楽しめる。ハンマーは,方向キーと組み合わせることで上下左右に振ることができ,行く手を阻む魔物や壁をガッツンガッツンと破壊しながら,開いた扉に到着すればステージクリアとなる。
ハンマーで壊せるのはレンガと結晶体の2種類で,魔物もハンマーでやっつけてしまえる。しかし青い結晶体とグレーの石壁は破壊できず,赤い結晶体は殴ると一定時間後に爆発して,周囲のブロックにハンマーで殴るのと同等のダメージを与える。また,結晶体は大きさにかかわらず押して動かせ(引いて動かすことはできない),足場を破壊すると落下する。魔物の上に結晶体を落とせば押し潰してしまえるが,自分が下敷きになってしまうと当然ミスとなる。
ステージ中には,緑色に光る結晶体や魔物が配置されていることがある。これが魔宮に閉じ込められた魂で,すべて解放する(要するにハンマーで叩く)と扉が開いてゴールできるようになる。はんまーさんは1キャラ分の段差であればよじ登れるが,ジャンプはできないので,レンガや結晶体の中に埋まった魂を解放しにいくときは,帰り道を確保しておく必要がある。
こうして文章で書くとちょっとややこしく感じるかもしれないが,一度プレイしてみれば直感的にすぐ理解できるはず。また,解説付きの非常に分かりやすいチュートリアルステージが用意されているので,本編を遊ぶ前にまずはこちらを一通りプレイしておくといいだろう。
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さて,肝心のパズル要素だが,これがなかなか頭を使わされるものとなっている。一見単純に思える序盤のステージでも,迂闊に魂を解放すると帰りの足場が確保できず,あっという間にハマってしまう。こうした,一手間違うと詰んでしまう純粋なパズル面のほかに,落下する結晶体の上を走り抜けたり,動き回っている無敵の魔物の上に,タイミングよく結晶体を落として足場に利用したりといったアクションが必要なステージもあり,かなり歯ごたえのあるパズルゲームに仕上がっている。
ステージは既述のとおり,全部で150ステージも用意されており,基本的には最初から順番にクリアしていくのだが,1ステージをクリアするたびに,ステージセレクト画面からクリアステージ数の2倍が,プレイ可能ステージとして選択できるようになる。つまり,10ステージ分クリアすると,ステージ20まで自由に選べるというわけだ。どうしても解法が分からないステージを後回しにして次のステージに挑戦できるので,非常にありがたい。
さらに,自分でエディットしたステージをプレイする機能もついているので,全ステージをやり尽くしてしまったという人は,オリジナルマップの作成に挑戦してみるのも面白いだろう。
本作は,遊びやすさと,思わず唸ってしまうパズル性の高さを併せ持ったタイトルだ。ももかん遊撃隊の公式サイトからは,最初の10ステージがプレイ可能な体験版がダウンロードできるので,パズルゲームが好きな人はぜひお試しあれ。また,製品版は751円(税込)で発売されているので,10ステージじゃ全然物足りん! という人は公式サイトで取り扱いショップを確認のうえ,購入を検討してみよう。
最後に,ももかん遊撃隊では,新しいギミックなどを追加した本作のパワーアップバージョンを制作中。気軽さ,ルールの明快さを保ちつつ,より奥深いゲームにしていきたいとのことなので,パワーアップバージョンの完成を楽しみに待ちたい。
■ももかん遊撃隊公式サイト
http://momo-kan.sakura.ne.jp/![]() |
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