発売日の混雑を避けるべし。Battle.netにて「StarCraft II: Wings of Liberty」ゲームクライアントの事前ダウンロードが始まる

　2010年7月27日の発売日が迫るBlizzard Entertainmentの人気RTSシリーズ最新作「Starcraft II: Wings of Liberty」。ファン待望の一作だが，同社が運営するBattle.netでは早くもゲームクライアントのダウンロードサービスが開始されている。

ゲームクライアントダウンロードページ（Battle.net）

　このダウンロードサービスは，パッケージ版ではなくデジタル版を希望するプレイヤーのために用意されたもの。ただし，先に本デジタル版をインストールしてしまうと，パッケージ版インストール時にPCがインストールをうまく認識できなくなる可能性もあるとのこと。7月27日発売のパッケージ版購入予定者は，避けておいた方が賢明だ。

　もちろん，現時点ではゲームクライアントをダウンロードしても，プレイはおろかインストールすらできないようにプロテクトがかけられている。アメリカ時間の7月27日10：00以降，ロシア地域から段階的にインストールできるよう，プロテクトが外されていく予定らしい。当日のBattle.netのサーバーにアクセスが殺到し，ダウンロードに支障をきたす場合も考えられるので，デジタル版の購入希望者であれば，先にプログラムをダウンロードしておくといいだろう。


　言うまでもなく「Starcraft」は，1998年のリリース以来，現在でも多くの固定ファンを抱える人気RTSである。シリーズ最新作となる本作では，大会などで頻繁に利用されるであろうマルチプレイモードと共に，登場種族Terranのシングルプレイ用キャンペーンが用意されており，今後は残りの種族ProtossおよびZergのキャンペーンが順次リリースされていくことになる。