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BenQ,「RTS向け」ディスプレイ2モデルを発表。「FPS向け」とされる「XL2420T」の実機も披露
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印刷2011/12/13 16:04

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BenQ,「RTS向け」ディスプレイ2モデルを発表。「FPS向け」とされる「XL2420T」の実機も披露

 BenQの日本法人であるベンキュージャパンは,2011年12月13日,ディスプレイやプロジェクタなどの新製品を披露する「新製品展示会」を開催。会場では,「RTS向け」とされるディスプレイ「RL2450H」「RL2240H」が発表され,さらには発表済みのゲーマー向けディスプレイ「XL2420T」の実機も展示されていたので,今回はそのあたりをまとめてお伝えしてみたい。


「FPS向け」や「RTS向け」など

ゲーマー向けディスプレイ3モデルが登場


 冒頭でも紹介したとおり,今回の新製品はRL2450HとRL2240Hなのだが,今回はあえてXL2420Tから順に紹介してみたい。

●XL2420T

12月16日発売予定
メーカー想定売価:4万4800円前後

NVIDIAの3D立体視技術「3D Vision 2」にも対応するXL2420T。ただし,3D Visionエミッタは内蔵されていない
画像集#002のサムネイル/BenQ,「RTS向け」ディスプレイ2モデルを発表。「FPS向け」とされる「XL2420T」の実機も披露

 「FPS向け」と謳われるXL2420Tは,BenQとZOWIE GEARの共同開発によるゲーマー向けディスプレイ「XL2410T」の後継という位置付けとなっているモデルである。11月25日の国内発表以来,気になっていた人も多いのではなかろうか。

 ざっとスペックをおさらいしておくと,XL2420Tは,24インチサイズで,1920×1080ドット解像度のTNパネルを採用したディスプレイ。垂直リフレッシュレート120Hz駆動に対応する点や,gray to grayの公称値で2ms,白黒で5msという応答速度仕様になっている点は,XL2410Tから変わっていない。

 また,「プロゲーマーがFPSのゲームプレイに最適だとした輝度やコントラスト設定など」がプリセットされた「FPSモード」を備えているのも従来どおりだが,XL2420Tではそれに加え,暗部の明るさのみを調整できる新機能「Black eQualizer」を搭載してきたのがポイントとなっている。
 Black eQualizerを利用すると,ゲーム画面の明るい部分はそのままに,暗い部分のみの明るさを持ち上げられるようになっているため,隠れている敵や障害物をなどを素早く発見できるようになるという。

実際にBlack eQualizerを利用してみると違いは一目瞭然。Black eQualizer無効(写真左)と比べて,Black eQualizer有効(写真右)では暗い部分が明確に見えるようになっている。なお,Black eQualizerは20段階で調節できるようになっていた
画像集#003のサムネイル/BenQ,「RTS向け」ディスプレイ2モデルを発表。「FPS向け」とされる「XL2420T」の実機も披露 画像集#004のサムネイル/BenQ,「RTS向け」ディスプレイ2モデルを発表。「FPS向け」とされる「XL2420T」の実機も披露

画像集#005のサムネイル/BenQ,「RTS向け」ディスプレイ2モデルを発表。「FPS向け」とされる「XL2420T」の実機も披露
画像集#008のサムネイル/BenQ,「RTS向け」ディスプレイ2モデルを発表。「FPS向け」とされる「XL2420T」の実機も披露
 XL2420Tは,スタンドがなかなかよくできているのも特徴で,ディスプレイ部を上下左右に傾けることができ,高さ調節も行える。スタンドの頂点には取っ手が取り付けられており,LANパーティなどに持ち込んだりするとき,運搬しやすいのもポイントだ。

 もう1つ,スタンド関連で注目しておきたいのは,台座部分に,OSD操作用の「S.Switch」が取り付けられている点だ。
 このS.Switchは,ホイールと[決定]ボタン,そして[1][2][3]と書かれたボタンからなるコントローラで,基本操作はホイールと[決定]ボタンで行う仕様だ。さらに,設定した内容はプロファイルとして3つ保存可能で,それらは[1][2][3]ボタンのワンタッチで簡単に呼び出せるようになっている。
 ちなみにこのS.Switch,ディスプレイ本体とはケーブルで接続されており,台座から取り外し,手元に引っ張り出して使うことも可能だ。BenQはとくに説明していないが,ゲームごとに調整したプロファイルを頻繁に切り替えるような使い方を想定しているのかもしれない。

S.Switch。台座から取り外すと,ワイヤードマウスのような印象になる。スタンドの台座部の左右どちら側へも取り付け可能だ
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入力インタフェースはDisplayPort×1,Dual-Link DVI-D×1,HDMI×2,D-sub 15ピン×1。HDMI入力を2系統備えているため,PlayStation 3とXbox 360を両方ともつないでおけるのはポイントになるだろう。そのほかUSBハブ機能も備えており,ディスプレイに向かって左側面には,USB 2.0ポート×2と,HDMI経由の音声出力用となるヘッドフォン端子×1を備えている
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XL2420T製品情報ページ



●RL2450H

12月23日発売予定
メーカー想定売価:2万5800円前後

画像集#011のサムネイル/BenQ,「RTS向け」ディスプレイ2モデルを発表。「FPS向け」とされる「XL2420T」の実機も披露

RTSに最適な表示設定にするRTSモードを備えている
画像集#013のサムネイル/BenQ,「RTS向け」ディスプレイ2モデルを発表。「FPS向け」とされる「XL2420T」の実機も披露
 「RTS向け」が謳われている新製品のRL2450Hは,24インチサイズで,1920×1080ドット解像度のTNパネルを採用したディスプレイである。RTSのプロゲーマーが監修し,RTSの画面表示に最適とされる映像設定「RTSモード」を備えるのが特徴だ。FPSモードのRTS版といったところで,明るさやコントラスト,シャープネス,色合いなどが,RTSモードでは自動的に調整される。

 XL2420Tとの最も大きな違いは,垂直リフレッシュレートが60Hzとなっているところ。また,S.Switchが省かれ,HDMI入力も1系統となっている。一方でBlack eQualizerは残っていたり,駆動方式やサイズ,解像度,応答速度など,パネル周りの仕様は基本的に変わっていなかったりするので,どちらかといえば,XL2420Tの下位モデル的存在と言えるかもしれない。
 RTSは細かな画面スクロールが多いので,120Hz駆動には相応の意味があるように思われるのだが,そのあたりは価格との兼ね合いといったところだろうか。

RL2450H製品情報ページ



●RL2240H

12月23日発売予定
メーカー想定売価:1万9800円前後

画像集#012のサムネイル/BenQ,「RTS向け」ディスプレイ2モデルを発表。「FPS向け」とされる「XL2420T」の実機も披露

 こちらも,RTSモードを備えたディスプレイ。21.5インチサイズで,1920×1080ドット解像度のTN液晶パネルを採用している。液晶パネルのサイズとデザイン以外は基本的にRL2450Hと同じだ。

RL2240H製品情報ページ


そのほか展示会では,iPhone対応の液晶プロジェクターやフィルムスキャナなどの新製品も展示されていた
画像集#014のサムネイル/BenQ,「RTS向け」ディスプレイ2モデルを発表。「FPS向け」とされる「XL2420T」の実機も披露 画像集#015のサムネイル/BenQ,「RTS向け」ディスプレイ2モデルを発表。「FPS向け」とされる「XL2420T」の実機も披露

ベンキュージャパン公式Webサイト

  • 関連タイトル:

    XL,XR,RL

  • 関連タイトル:

    ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

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