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裸眼立体視対応のPC用液晶ディスプレイが登場。22インチワイドで12万8000円,10月5日発売
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印刷2010/09/30 20:39

リリース

裸眼立体視対応のPC用液晶ディスプレイが登場。22インチワイドで12万8000円,10月5日発売

裸眼3D立体22型液晶ディスプレイ・システム
配信元 VMJ 配信日 2010/09/30

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

3D時代を牽引する12万円台の低価格化実現
裸眼3D立体22型ディスプレイ・システムを発売
PCショップ・ドスパラの(株)サードウェーブと販売提携し拡販へ

画像集#001のサムネイル/裸眼立体視対応のPC用液晶ディスプレイが登場。22インチワイドで12万8000円,10月5日発売
業界に先駆け世界最大級の65型裸眼3D立体ディスプレイ・システムを商品化したVMJ(株)(社長・金山和男、本社・東京、資本金・5千5百万円)は、このほどパソコンショップ「ドスパラ」を運営する(株)サードウェーブ(社長・尾崎健介、本社・東京、資本金・4千万円)と販売提携し、3D時代を牽引する12万円台の低価格化を実現した「裸眼3D立体22型液晶ディスプレイ・システム」を10月5日から発売する。

このシステムは、専用メガネを必要とする3D技術を一歩先行した裸眼の3D商品である。グーグル・アースや2Dゲームを3Dに自動変換できる画期的なソフトもバンドルされており、低価格であるが、技術レベルは世界最先端といえる。

今年は3D元年といわれ、3Dのテレビ・録画機、パソコン、デジカメ、フォトフレーム、デジタルサイネージなどハード面での技術革新が著しい。一方、3Dの普及の鍵となるのがコンテンツ拡充で、アーケードゲーム機やゲーム専用機、PC、携帯電話などの映像コンテンツ、さらにはデジタルサイネージ用映像コンテンツなどにおける利用が急増する傾向にある。

今後、映像を利用する全ての産業分野では、3Dを無視して将来構想を立てられない趨勢にあり、3Dシステムの爆発的な需要増大に対応する低価格化商品の開発が待望しされている。

こうしたニーズに即応してVMJは、これまで高額商品といわれている3D立体ディスプレイ・システムの低価格化を実現したセット商品を開発、コンテンツ制作部門、各種研究機関、専門学校、ゲーム愛好家など、全ての映像関係業界に供給する。

同システムは、定価(消費税込)ベースで22型液晶ディスプレイ231,000円とソフトウェアが3D Movie Center 75,600円、DeepOutside3D.Z 50,400円の合計357,000円であるが、同社はセット価格(消費税込)で128,000円という破格な価格帯を設定し、導入障壁を下げる事で3Dコンテンツ制作分野への普及拡大を目指している。

画像集#004のサムネイル/裸眼立体視対応のPC用液晶ディスプレイが登場。22インチワイドで12万8000円,10月5日発売 画像集#003のサムネイル/裸眼立体視対応のPC用液晶ディスプレイが登場。22インチワイドで12万8000円,10月5日発売

また、同システムと連携する高性能パソコンであるドスパラ・オリジナルパソコン「Prime Galleria HX」価格109,980円(消費税込)も販売する。そのアプリケーションは、次の通り。

1.3D Movie Centerは、3D立体映像の再生ソフトで、様々なファイル形式に対応している。

2.Deep Outside3D.Zは、アプリケーションとグラフィックスカードの間で機能するミドルウェア。3Dシーンを自動的にステレオ変換するドライバーで、3Dカラーイメージと奥行きイメージをキャプチャーして、ステレオ表現をリアルタイムに創る。オプションには、市販の代表的なCG制作アプリケーションに対応する2本のソフトがある。

(1)3D Stereo Camera Plug-insは、Autodesk 3Ds Max、AutodeskMAYAにステレオレンダリング機能を追加する3D立体視映像制作ツール。

(2)z.l.i.c.eは、3D立体視映像用にデザインされた業務用の映像/画像構成の編集アプリケーションである。価格(消費税込)は、(1)が63,000円と(2)がz.l.i.c.e367,500円。ディスプレイは今回の22インチの他、オプションとして、8.4インチ、32インチ、40インチ、65インチがある。

同社は、すでに2年前、業界に先駆けて裸眼視聴できる3D立体映像技術に関し、同分野では世界的な評価を得ているドイツのビジュモーション(VisuMotion)社と業務提携し、世界最大級の65型裸眼3D立体ディスプレイ・システムを商品化している。

現在では、パララックスバリヤー方式の商品は一般的になっているが、同社の3D立体映像技術は、他社を一歩リードしている。

例えば、Deep outside の応用で、(1)ポリゴンで作成された市販の2D ゲームの多くが自動変換できる。(2)Google Earthをリアルタイムで3D映像にできるので、不動産や建築業界で使用されるケースも増えている。

新たな技術開発で、性能向上はもちろん用途もさらに広範になっている。
その技術は、下記の通りである。

(1)パララックスバリヤー方式をさらに進化させたCLD方式(Chromatic light deflecter)を開発、輝度の飛躍的な改善と色彩の鮮やかさを実現した。

(2)立体AR(拡張現実)の映像を3Dにする技術を実用化した。

(3)on-off shutter方式の実用化により、長時間の視聴が可能になった。これにより、ゲーム、パチンコなどへの応用に成功している。さらに、カラオケ、携帯電話と配信コンテンツなどにも応用できる。特に、3Dメガネの煩わしさから解放され楽しさも倍加する特長は、今後、3D 分野の主流となるのは否めない。

同システムは、「ドスパラ」の全国23店舗で販売する。アキバ店、横浜駅前店、大須店、なんば店、札幌店の5店舗では実機が体験できる。平行して、「ラブロス・ダイレクト・ショップ」でも販売する。2つの流通チャンネルを通じてVMJ(株)は年間5千システムの販売を見込んでいる。

なお、本社内に高精細な3D立体映像が体験できる常設ショールームがある。8.4から65インチまでの各種ディスプレイで視聴でき、様々なソフトウェアやアプリケーションのデモンストレーションを見る事ができる。

【主な仕様】

「裸眼3D立体22型ディスプレイ」
画像集#002のサムネイル/裸眼立体視対応のPC用液晶ディスプレイが登場。22インチワイドで12万8000円,10月5日発売
◆画面サイズ:横514×高さ406、奥行き198mm
◆重量:約5.5kg
◆3D最適表示距離:0.8m
◆最大3D表示距離:0.6〜1.1m
◆視点数:4
◆最高解像度1,680×1,050ドット
◆電源・100−240V、50/60Hz


ドスパラ・オリジナルパソコン「Prime Galleria HX」
■インテル Core i7-870 プロセッサー (クアッドコア/定格2.93GHz/TB時最大3.60GHz/L3キャッシュ8MB/HT対応)
■NVIDIA GeForce GTX460 搭載ビデオカード(1GB/PCI Express2.0)
■インテル H55 Express チップセット ATX マザーボード

以下はカスタムが可能

■4GBメモリ(DDR3 SDRAM PC3-10600/デュアルチャネル)
■1TBハードディスク (シリアルATA II)
■DVDスーパーマルチドライブ
■Windows7 Home Premium インストール済み
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