グループチャットが可能になった「Steam Chat」が正式リリース。画像の共有機能やブラウザ対応でより便利に

　Valveのゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて，新機能「Steam Chat」の正式稼働が本日（2018年7月25日）スタートした。


　「Steam Chat」は，これまでSteamに搭載されていたボイス/テキストチャット機能を拡張するもので，フレンドリストをオンライン/オフラインといった分類だけでなく，カテゴリーやプレイ中のゲームでグループ化して表示し，フレンドがゲーム内で今どういう状況かといった情報まで共有できるとのこと。アニメーションGIFなどの画像や「Soundcloud」の音楽データを張り付けて共有することもできるなど，これまでに比べて格段に自由度が広がっているようである。

　ゲーマー向けのメッセージサービスとして，近年台頭してきた「Discord」などに対抗すべく開発が進められ，これまでβ版クライアントでのみ使用できた「Steam Chat」だが，正式稼働後はWebRTCベースのバックエンドサーバを使用することで，ブラウザからの閲覧にも対応。さらに高品質なサウンドとセキュリティ面での堅牢性を両立したとも謳われている。
　すでにDiscordで満足しているというゲーマーも多そうではあるが，Steamを起動した折には，その機能をチェックしてみてはいかがだろうか。

Steam内「Steam Chat」案内ページ