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YNK JAPAN,「STING」の先行体験会を開催。OBTは7月中,正式サービスは今夏開催予定と発表
このイベントの第一部では,
・音楽タイアップとして,福岡を拠点に活動しているポップパンクバンド「MISSPRAY」(ミスプレイ)の楽曲を採用すること
・ナレーションを,翁長 奨(おなが しょう)氏が担当すること
・銃器をウエスタン・アームズが,アーマーズ・スーツをファントムが監修すること
といったタイアップが明らかにされたのち,北朝鮮をモチーフにしたマップ「咸鏡道」(ハムギョンド)を舞台とする二つの作戦「ショックウェーブ」「ミサイルストーム」の概要が公開された。
ここ最近の北朝鮮情勢(とくに核およびミサイル関連)を伝えるニュースでも,たびたび耳にする機会のある咸鏡道が,ゲーム内のマップとして登場するというあたり,本作の“現実の北朝鮮を取り巻く国際情勢をベースに,ゲームならではのifの世界を描いていく”という姿勢を,あらためて浮き彫りにしたものといえるだろう。
ちなみにショックウェーブのゲームモードはチームデスマッチだが,ミサイルストームは爆破ミッションである。以下のスクリーンショットを見るまでもなく,何を爆破するかというのは想像できることだろう。
さて,明後日(6月25日)18:00よりスタートするクローズドβテストだが,これに関する新情報もお伝えしておこう。
今回のクローズドβテストは,
(1)サーバー負荷テスト
(2)ゲームクライアント起動テスト
(3)アイテム仕様チェック(ウェポン,アバター)
(4)ゲーム内システムバランスのチェック
(5)モーションチェック
(6)コリジョンチェック
(7)ネットカフェなどからの接続チェック
の七つを目的に行われるもので,本日23:59まで参加登録を受け付け中なのだが,なんとクローズドβテスト開始後であっても,YNK JAPANのゲームポータル「GAMECOM」に会員登録(無料)すれば,毎日先着1000名のみテストに参加できるようなるという。
ただし,クローズドβテストの参加特典として得られる,特別なアイテムを取得する権利は,事前に登録した人のみが対象となっているので,どうせテストに参加するならアイテムも……と思う人は,今日中の登録をお忘れなく。
さらに,今後のサービススケジュールについても新情報が公開された。5月28日に行われた発表会,「Project STING 〜 ゲーム世界と音楽、デザインなど様々な分野の融合」では,7月中にオープンβテストを開始予定であるというところまでのアナウンスだったが,今回新たに,
・2009年夏中……正式サービス開始
・2009年8月下旬……オンラインおよびオフライン全国大会開催
・2009年以降……上記大会の初代チャンピオンが活動開始
といった予定が明らかになった。
なお,最後の「初代チャンピオン活動開始」という項目があるが,これはYNK JAPANがスポンサーを集めてチャンピオンをバックアップし,チャンピオンは公式ブログや大会などの各所でSTINGのプロモーションの一端を担うという,いわばちょっとしたプロゲーマーっぽい制度を考えているそうだ。
一回戦は,3人のYNK JAPANチームに対し,ヒューマンアカデミーチームの学生は5人と,人数的な差があったにもかかわらず,49対27でYNK JAPANチームが勝利。中でもHac氏は一人で37Killをたたき出すなど,FPSプロゲーマーとして活躍していた腕前をいかんなく披露した。
「(イベントを盛り上げるという意味では)ちょっと大人げなかったかな?」と反省したHac氏は,二回戦と三回戦でそれぞれ25ポイント,30ポイントのハンディキャップを背負うことを選択したのだが,結果,YNK JAPANチームは二連敗を喫することになってしまった。
とはいえ,Hac氏のFPSプレイヤーとしてのレベルの高さは,来場者一同の目に焼き付けられたはず。そんなHac氏がプレイヤー目線で運営していくというSTINGが,これから先,オンラインFPSというジャンルでどのような地位を築くことになるのか,注目する価値はありそうだ。
「CODE NAME STING」公式サイト
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