YNK Japanは本日(5月29日),サービス予定のオンラインFPS「
CODE NAME“STING”」で実装される,
「AIシステム」についての情報を公開した。
本作は,北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国」を取り巻く国際情勢を題材にしたオンラインFPSだ。ゲームエンジンにValveのSource Engineが採用されており,最大16人(8人対8人)での対戦ができる。しかも,ほかのオンラインFPSとは少し異なり,本作の対戦では,自分を除く15人すべてをAI(CPU)としてプレイできるのだ。そこでキモとなるのが,AIシステムである。今回は,そのAIシステムについての情報が公開されたというわけだ。
本作のAIは,
カウンターストライクのAIを進化させたもので,NPCがまるで対人戦そのもののような挙動や行動パターンをとるという,高い完成度が特徴。
AIには
4段階の戦闘能力が設定されており,プレイヤーの相手として登場する。1対1や1対8といったAIシステムを利用した楽しみ方ができ,オンラインプレイであっても,シングルプレイが楽しめるようにと導入されたシステムなのだ。
4段階とされるAIキャラクターの難度は,以下のように設定されている。
AI難度
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表を見ても分かるように,大きく4レベルに分かれているが,それぞれのレベルでさらに2段階に分かれており,スキルや攻撃性,反応速度,攻撃間隔の違いでさらに分類されている。
レベル別経験値メリット
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最もレベルの低いLevel1のAIを相手にすれば簡単に倒せるが,あくまで練習用という位置付けとされており,経験値のメリットはまったくない。反対に,明らかに強いだろうと予想されるLevel4は,倒した際の経験値メリットが多い設定になっている。
Level3で経験値メリットが普通という設定ということは,先のAI難度表のHard辺りが標準的なプレイヤーの強さに当たるのだろう。
どのレベルのAIを使って練習するか,何人のAIを混ぜて遊ぶかなどの自由度を考えると,シングルプレイや数人で組んでの対AI戦もかなり楽しめそうだ。
6月1日にはオープンサイト第一弾の公開,クローズドβテストを6月に実施する予定で,近日中に募集が開始されるとのこと。本作のシステムを理解しながら,CBT募集を待つことにしよう。
なお,
STING公式ブログでは,意見や要望を受け付けているとのことなので,今回公開されたAIシステムなどの情報から,思いついたことを投げかけてみてはいかがだろうか。
STING公式ブログ:
http://stingblog.gamecom.jp/