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強豪クラン「Galactic」がAVAの立ち回りをレクチャー。「Alliance of Valiant Arms」のオフライン講座イベントの講義内容をレポート
会場となったのは,EIZOの銀座ショールーム。前日の大雪の影響もあってコンディションは万全とはいかなかったが,AVAのランカー入りを目指す受講者にとって,とても内容の濃い講座イベントになった。
なお同イベントには,EIZO以外にも,ゲームオンに加え,MSIとSteelSeriesも協賛しており,実技は最新鋭の環境で行われた。参加者達は,Galacticの講座を受けつつ,同時に最高のゲーム環境も体験できたというわけだ。
立ち回りや連携のスキルを身につけ
“考える”楽しさを学ぶ「立ち回り講座」
立ち回り講座に先立って,江尻氏から「個人やチームで立ち回りを“考える”ことが大事です。また,その考えること自体を楽しんでいただきたいと思います」と語った。
はる犬氏は「答えは一つだけではありませんが,ここでは,勝利する確率が高いものを答えとしています」と前置きし,マップ「INDIA」での立ち回りに関する第一問を出題した。。
便宜上,ここでは質問と答えを同時に掲載するが,講師からの問題に,受講者が答えるという形で講義は進んだ。一見難しい問題にも思えるが,受講者は理論的に正解を導き出していたのが印象的だった。また,質問のシチュエーションから発展した局面でどう動くべきか,受講者から講師に質問する一幕も見られた。
マップ「CANON」の立ち回りを考える第二問は,あらかじめ配られていた解答用紙に,参加者が答えを書き込むことになった。ただ撃ち合うだけでなく,死なないように立ち回って,仲間を援護することが重要だと説くこの質問では,俯瞰視点で作戦を練り,チーム内のメンバー全員がイメージを共有することが大事だという。
二つの質問の解説が終わると,登壇者がMother氏に代わり,マップ「HAMMER BLOW」におけるC4設置後の立ち回りについてのワンポイントアドバイスが行われた。このシチュエーションでは,「敵の位置を確認する」こと,「戦闘をしない」こと,「C4解除のジャマをする」ことの3つが重要なポイントになるという。
C4設置後は,それが爆発するまで敵に解除されなければ勝利になる。敵のいる場所と逆の出口から部屋の外へ出てしまい,C4を解除するために部屋に入ってきた敵を狙い打つことで有利に戦いを進める,というのがMother氏の提案する作戦だ。あくまでラウンドを取ることが目標なので,必ずしも撃ち合いに勝利する必要はない,というのがポイントである。クラン戦でもフリー対戦でも良くあるシチュエーションなので,作戦の一つとして実践に取り入れてみるのもいいだろう。
講義の後半は,最新のマシンによるAVA体験会が行われたが,ゲームをプレイしていない人は,Galacticのメンバーと直接コミュニケーションを取れた。トッププレイヤーからアドバイスをしてもらえるとあって,来場者の多くは積極的にメンバーに話しかけていた。
なお,日程についてはまだ未定だが,Galactic塾の第2回が行われる予定があるという。AVAのPRとプレイヤーのスキルアップにつながるのはもちろんだが,e-Sports全体の盛り上がりにも貢献するイベントなので,次回の開催にも大いに期待したいところだ。
「Alliance of Valiant Arms」公式サイト
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