イベント
「Alliance of Valiant Arms」の国際エキシビションマッチは2部門とも日本クランが優勝。続く世界大会への期待が高まったイベントの模様をレポート
会場となった東京・品川インターシティホールには,約400名もの熱心なAVAプレイヤーが集まった。また,本イベントはUstream/ニコニコ生放送での公式生中継が配信され,日本での累計視聴者は4万人以上に上った。ちなみに台湾では,21万人ものファンが視聴したそうである。
「Alliance of Valiant Arms」公式サイト
「Alliance of Valiant Arms International Friendly Match 2013」
特設サイト
写真左から,試合の実況を務めたmejikaさん,AVA 運営プロデューサー 井上洋一郎氏,MCの大澤彩乃さん |
会場では,AVAがスポンサードするプロボクシングの佐藤洋太選手(協栄ジム)からの応援メッセージも上映された |
AVAIFM2013は,事前のオンライン予選を勝ち抜いた日本代表と,台湾/韓国の各代表,計3か国7クランが参加する国際親善試合で,当日は,爆破部門および護衛部門のリーグ戦が行われた。
護衛部門には,日本代表のExquakeおよびRecycle,そして台湾のWarTown_Adversityの3クランが参戦。攻撃側が戦車を誘導し,より短時間で敵の最終防衛ラインを突破する,または戦車を最終防衛ラインにできるだけ近づけたほうが勝利というルールだ。
WarTown_Adversityは,撃ち合いによる殲滅力こそ高いものの,護衛ミッションの研究はまだまだ進んでいなかった模様。戦車を思うように誘導することができず,対Recycle戦,対Exquake戦とも攻撃時に第二防衛ラインを突破できないまま,敗北を喫してしまった。
1勝で並んだ日本のクラン同士の対決では,先攻のRecycleが,第二防衛ライン前でExquakeに長らく足止めされてしまう。残り時間3分35秒でようやくラインを突破したものの,最終防衛ラインまで19メートルのところで制限時間を迎えてしまった。
攻守が入れ替わり,攻撃側となったExquakeは順調に戦車を誘導。第二防衛ライン直前での激しい攻防を乗り越え,Recycleのラインを突破して,護衛部門の優勝を決めた。
7ラウンド先取の1セットマッチで行われた爆破部門には,日本代表のDeToNatorおよびGalactic,台湾代表のWarTown_ahq,韓国代表のAstrickという4クランが参戦。結果から書くと,DeToNatorが3戦全勝して爆破部門での優勝を飾った。
DeToNatorは,Galacticとの試合では7-2,台湾代表のWarTown_ahqとの試合では7-5で勝利。 そして,韓国代表のAstrickとの試合では,Astrickに2ラウンド連続で奪われ先行されるものの,その後DeToNatorが6ラウンド連続で一気に取り返し,優勝にリーチをかける。その後,Astrickに3ラウンド連続で獲得され追い上げられたものの,DeToNatorが最後の1ラウンドを獲得し,7-5で勝負を決めた。
なお,Galactic,WarTown_ahq,Astrickはいずれも1勝2敗となったため,全試合の獲得ラウンド数から,準優勝がAstrick,3位がWarTown_ahqという結果となった。
Galacticは残念ながら4位となってしまったが,Astrick戦ではシーソーゲームを制して勝利しており,実力は拮抗していたという印象だ。
イベントのエンディングでは,AVAの運営プロデューサーを務めるゲームオンの井上洋一郎氏が登壇してスピーチを行った。
井上氏は,日本プレイヤーの実力が上がっているとはいえ,まさかDeToNatorが3連勝するとは思わなかったと絶賛し,一方ではAstrickが本来の実力を出しきれていなかったとコメント。次の世界大会には各国代表がベストの状態で臨み,面白い展開になることを期待したいと述べ,イベントを締めくくった。
護衛部門優勝 Exquake |
護衛部門準優勝 Recycle |
爆破部門優勝 DeToNator |
爆破部門準優勝 Astrick |
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