惑星Sarakshの覇権をめぐって四つの種族が争う世界を描くターン制のストラテジーゲーム，「Galactic Assault: Prisoner of Power」のデモ版が公開された。日本では，「ギャラクティック アサルト プリズナー オブ パワー 日本語マニュアル付き英語版」としてサイバーフロントから9月21日に発売される予定だ。

　このデモ版では，“Campaign”と“Scenarios”という二つのモードが用意されている。
　Campaignモードは，いわゆるチュートリアルにあたるもので，カメラの動かし方やユニットの移動/攻撃方法などを教えてくれる。
　Scenariosモードは，シナリオに沿ってミッションを遂行していくもので，このデモ版では「Secret Laboratory」「Horde」「Saving Supremacy」という三つのマップが用意されている。
　Secret Laboratoryは，丘の上にある自軍の研究施設を敵の攻撃から守るという，雪原の防衛戦だ。進軍する敵ユニットより先に施設に到着し，陣を整えなければならない。
　Hordeでは，砂漠に作られた敵基地の攻略を行うことになる。戦車や歩兵など，味方の軍勢にはかなりのユニットが揃っているが，敵基地に敷かれた万全の防衛網を突破するのはなかなか困難。厳しい作戦となるはずだ。
　Saving Supremacyでは，海軍兵力を使った海戦が楽しめる。敵海軍基地を攻略するこのマップでは，進軍途中の島にある敵空軍基地のいち早い攻略が勝利のカギとなりそうだ。

　シンプルな防衛戦，多数のユニットによる大規模戦闘，海軍兵力を使った戦いという3種類の戦闘が楽しめるシングルシナリオが用意され，デモ版としてはかなり贅沢なつくりとなっている。
　ロシア風というか，ちょっとレトロで独特のデザインを持った兵器ユニットが個性的だ。ターン制なのでじっくり考えてプレイできるところも嬉しい本作。SFストラテジーが好きならぜひプレイしてみよう。

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