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10周年を記念した「トキメキファンタジー ラテール」カンファレンスをレポート。次期アップデート「アーキシティ」は10月に導入予定

 GMOゲームポットは2017年9月9日,同社がサービス中のMMORPG「トキメキファンタジー ラテール」(以下,ラテール)の10周年を記念したカンファレンスを,都内にある韓国コンテンツ振興院日本ビジネスセンターで開催した。

トキメキファンタジー ラテール

 ラテールの開発会社であるACTOZ Softのスタッフも参加したこのカンファレンスでは,今年10月に導入が予定されている次期大型アップデート「アーキシティ」の内容や,今後の展望などが発表された。気になる最新情報をまとめてお伝えしていこう。

トキメキファンタジー ラテール
アーキシティのキービジュアル
トキメキファンタジー ラテール
カンファレンス登壇者。写真下段左から,ACTOZ Soft キャラクターバランス担当 イ・フン氏,ACTOZ Soft 企画チーム長 ユ・ジョンヒョン氏,GMOゲームポット 通訳担当 ハイカラ氏,GMOゲームポット ラテールプロデューサー ぷるーん氏。写真上段,GMOゲームポット ラテールプロデューサー オレンジ氏


待望の次期アップデート「アーキシティ」の内容とは


 まずはACTOZ Softの開発者ユ・ジョンヒョン氏とイ・フン氏が登壇し,10月に導入予定の次期アップデート「アーキシティ」の情報が明らかにされた。ユ・ジョンヒョン氏によると,アーキシティというのは,ゲーム内のドワーフ王国の名称であり,そのドワーフ王国にまつわる話がアップデートのカギとなっているという。

背景に描かれている船はストーリーに関わるもので,ドワーフが秘密裏に建造しているようだ。画面右上のドワーフの女性は,主婦でありながら,戦闘時は重火器を持って戦うパワフルなキャラクターとのこと
トキメキファンタジー ラテール

 アーキシティでは新ダンジョンも追加され,そのうちの一つ「飛空挺」は,最高難度の4人用ダンジョンになるようだ。「必ず4名集めて挑戦して欲しい」と補足されていたので,歯応えのあるダンジョンになるのは間違いないだろう。
 もう一つ追加される「捩じられた世界樹」は,キャラクターの育成に適したダンジョンという立ち位置で,標準的な難度の“狩場”になるようだ。

 また,新装備も追加される。「プリョンのベルト」は「捩じられた世界樹」で,ほかの3つは飛空挺で素材を手に入れることになる。「フリンのチャーム」に関しては,能力が高くないように見えるかもしれないが,実はエンチャントによる数値の伸びが高く設定されているとのこと。ちなみに,フリンのチャーム生産時に,低い確率で“上級”フリンのチャームを入手でき,上級はさらにエンチャントの数値が高いという特徴があるようだ。

トキメキファンタジー ラテール

 新装備のなかでとくに注目されるのは,「アイスフラワーチャーム」だろう。かなり強力なアイテムであり,日本の運営チームも「期待と不安の両方があるのではないか」と語っていたほどである。入手方法は,ひとまずはイベントで入手できるようにするとのこと。強化可能なアイテムだけに,失敗して消失してしまうこともあるので,ゲーム内のバランスを見ながら,足りないと感じたときは何らかの方法で入手できるように手配したいと運営チームは説明していた。

トキメキファンタジー ラテール

 ほかにも,インスタンスダンジョンの難度を下方修正,インベントリ拡張最大可能数アップ,業績のアカウント内統合といったアップデートも行われる見込みで,こちらは日本プレイヤーからの意見を積極的に取り入れたものだという。ユ・ジョンヒョン氏は「開発の参考にさせていただきますので,これからもご意見ご要望をお寄せください」とコメントした。

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アークメイジ
トキメキファンタジー ラテール
 続いて職業のバランス調整についての発表が行われた。10月のタイミングでは,マジシャン系列が対象となり,職業によってはプレイ感覚が変わるかもしれない。
 アークメイジは,各属性に対するコンセプトを明確化する方向性で,必須スキルとなっていたクラウンオブマジックを削除し,一部を除く主要スキルにCT30%減少の効果を付与する。イ・フン氏の解説によると,毎回詠唱していたクラウンオブマジックが戦闘の流れを切ってしまっていたので,効率良く行動できるような調整を行ったという。

 ファントムメイジは,物理/魔法両方の準備が必要な難度がやや高めの職業である。物理と魔法両方のオプションが付いたアイテムが増えているとはいえ,ほかの職業に比べるとエンチャントなどで多くのコストが必要だ。調整では,このコストに見合う対価として新規スキルを4種追加するという。

ファントムメイジ
トキメキファンタジー ラテール トキメキファンタジー ラテール

 グランシンフォニアは,成長スキルダメージがアップし,概ねCTが短くなる。また,一部スキルの持続時間が10分から1時間になる,効果範囲がパーティメンバーにおよぶなど,バフ系スキルが使いやすく調整される。流れるメロディに合わせてうまく演奏すると,特別なバフが掛かる変わった新スキルもあるとのこと。

 マエストロについては,代名詞ともいうべき高威力なファシナション依存のプレイスタイルからの脱却がテーマだ。ファシナションは,最大ターゲット数を増加するかわりにCTも増加。合わせてほかのスキルのダメージがアップされるので,調整後は,複数のスキルをうまく使って戦うことになりそうだ。

トキメキファンタジー ラテール
グランシンフォニア
トキメキファンタジー ラテール
マエストロ

 基本的に職業を強くする方向で調整が行われていることもあり,韓国ではバランス調整に対してポジティブに受け止められているという。ただ,調整の対象外の職業でプレイしている人からは不満の声が少なからず上がっているようで,ユーザーの意見を尊重しながら今後も調整を進めていくとイ・フン氏は約束してくれた。

 10月のアップデートについては以上だが,その先のアップデートの話として新職業「アグニ」についても触れられた。今回は,ビジュアルはシルエットのみの発表であるが,今までの職業のなかで一番大きな武器を所持し,ボスモンスター討伐に特化した性能を持っているという。イ・フン氏によると,専用のゲージを持っており,ゲージを溜めると特別な効果が発動できるようだ。韓国での評判も上々のようなので,実装される日を楽しみに待とう。

トキメキファンタジー ラテール


突っ込んだ質問が飛んだ開発陣への質問コーナー


 カンファレンス後半は,直接話す機会の少ない開発陣に事前募集していた質問に答えてもらうコーナーが設けられた。
 最初は「社名の“ACTOZ”はどういう意味なのか」という質問だ。これに対して,ユ・ジョンヒョン氏は「ACTOZは,ACTIONとOZの合成したものです。OZは『オズの魔法使い』から来ていて,オズの魔法使いのような幻想的な世界観を皆さまにお届けしたいとの理念からACTOZと名付けました。実は公の場で社名の意味を話す機会がなく,社名の意味について知っている社員は少ないかもしれません(笑)」と話してくれた。
 ちなみに,ACTOZ Softの開発陣は現在23名で,メンバーは少ないものの,長く(チーム立ち上げから13年)開発に関わっている人も多く効率的に仕事をこなしているという。

 「開発の何が一番大変ですか?」という質問には,「長くサービスを続けているタイトルでコンテンツも豊富なので,新しいコンセプトを考えるのは大変です」と回答。開発陣はゲームが趣味の人が多いようで,休日は別のゲームを遊んでインスピレーションを受け,面白い部分を研究したりして,ラテールに活かすことができないかを日々考えているとのことだ。

 カンファレンス前半で職業バランスの調整の情報が公開されたが,さらに突っ込んだ今後のバランス調整の質問も行われた。イ・フン氏によると,各職業のコンセプトを特化させる方向性で,スキルダメージの低い職業を優先的に調整していく予定という。シールダーを具体例に話されたが,火力面ではソロプレイもできるバランスにしつつも,パーティプレイではそれぞれの役割,シールダーならタンクとして貢献できるようにしていきたいとのこと。

 「エンドコンテンツの難度」について,新規プレイヤーがついていけないのではないかと開発陣に質問が飛んだ。開発陣は,8人用ダンジョンなど多人数用ダンジョンを攻略する際は,「難しいと思ったら人数を集めてチャレンジしてほしい」としながらも,新しいプレイヤーが難しいと感じていること自体は把握しており,どうしたらエンドコンテンツを楽しくプレイしてもらえるのか考えていきたいと話していた。


 ほかの細かい質問については,一問一答形式で紹介していく。

Q:オークション価格設定の上限を開放してほしい。
A:日本だけでなく韓国からも要望が多い。必ずやるべき内容という認識はあるものの,優先順位の関係で後回しになっている。なるべく早く導入できるよう努力する。

Q:名前を変更できるようにしてほしい。
A:サーバー統合の際に名前を変更できるようにしたが,そのシステムをアレンジすれば実現は可能だ。

Q:転職システムを導入してほしい。
A:システム上,転職システムを導入させるのは難しい。育成しやすい環境を整えるので,新しいキャラクターを育てて楽しんでほしい。

Q:同姓婚システムを導入してほしい。
A:今のところ日本からしか要望が出ていないので,検討はしていない。今後要望が多く届くようなら再検討する。

Q:鞄を使う上位職がほしい(※)。
A:こちらも開発の優先順位の関係もあって,約束することは難しい。ごめんなさい。鞄をファッションアイテム化するなど別の方法も考えてみたい。

※……鞄を武器に戦うエンジニアは,転職すると鞄を使えなくなってしまう。そのためあえて転職せずにエンジニアのまま育成する人(通称エターナルエンジニア)も存在する。

Q:サブクラスのない職業へもサブクラスを追加してほしい。
A:一部のユーザーしか楽しめないコンテンツなので,アップデートの計画としてはより多くのユーザーが楽しめるものに集中していきたい。そのため現状では予定していない。

Q:サンタと応援団以外でイリスはみつかるのか?
A:現状実装されているシナリオは,実はイリスに出会う直前である。もしかしたら,来年辺りにはイリスと一緒に冒険ができるかもしれない。謎がいくつか解けるシナリオになると思うのでお楽しみに。

Q:5次職/サブクラス上位職の追加はあるか?
A:いまのところは決まっていないが,プレイヤーのレベル帯が上がってくればいずれは追加する。

Q:次(アグニ)の次の新職業の構想はあるか?
A:職業は常に考えている。ほかのゲームにないようなオリジナリティのある職業にしたい。

 10周年を迎えてもなお,今回発表されたようなアップデート計画が練られているラテール。来年2018年はどんなテーマでアップデートが行われるのだろうか。最後にユ・ジョンヒョン氏が語ったこれからの展開についてのコメントを公開し,イベントレポートを締めたい。

「来年のテーマは,先ほども話に出た“イリス”になります。職業も多くスキルも多彩なラテールは,PvPにも適していると思います。バランス調整をしっかり行いつつ,来年はPvPにも力を入れていきたいです。本日は日頃ラテールを楽しんでいるユーザーの皆さまに会えて嬉しく思います。これからも日本により良いサービスを提供するために努力しますので,今後ともよろしくお願いいたします」(ユ・ジョンヒョン氏)

「トキメキファンタジー ラテール」公式サイト

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