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アナログ出力品質に特化したAuzentech製サウンドカード「X-Fi Bravura 7.1」発表。事前予約開始
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印刷2009/12/16 15:19

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アナログ出力品質に特化したAuzentech製サウンドカード「X-Fi Bravura 7.1」発表。事前予約開始

画像集#001のサムネイル/アナログ出力品質に特化したAuzentech製サウンドカード「X-Fi Bravura 7.1」発表。事前予約開始
 Auzentechの国内営業窓口として機能しているDTC Japanは,Auzentech製のPCI Express x1接続サウンドカード「Auzen X-Fi Bravura 7.1」(以下,Bravura 7.1)の国内発売を発表した。2009年12月16日より,日本語公式サイト内の直販ページ「Auzentech Shop」で事前予約受け付けを開始している。
 発売日,価格はいずれも明らかになっていないが,先着30名に限り,10%引きとなる1万3320円(税込)で購入可能(※本稿の最後に引用したリリース参照)とされているので,通常価格は1万4800円(税込)のはずだ。

Auzentech Shop

※16:50追記
DTC Japanより「予定では発送は今年度を予定としており、事前予約後の来年度からは正式発売になります」(原文ママ)と連絡があった。「今年度」「来年度」が具体的にいつ区切られるのかは依然として明らかになっていないが,事前予約した場合,最短で12月中に手に入る可能性も出てきたわけだ。

 Bravura 7.1について一言でまとめるなら,アナログ品質の追求が謳われるサウンドカード,といったところになるだろう。
画像集#002のサムネイル/アナログ出力品質に特化したAuzentech製サウンドカード「X-Fi Bravura 7.1」発表。事前予約開始
 出力面では,アナログ7.1chマルチチャネルサラウンド出力と,ヘッドフォン出力をサポート。カード上で,アナログ段を電源回路ごとほかの回路から独立させることにより,ノイズの影響を最小限に抑えるという基板デザイン「X-Balance Pointing Ground Supply」を採用するほか,アナログ出力回路上に搭載するOPAMPはチャネル単位ですべて換装可能になっていたり,いわゆるオーディオグレードのコンデンサを採用していたり,ヘッドフォン出力端子として標準(フォン)端子を採用したりといった,アナログ出力品質向上への取り組みが行われている。
 ヘッドセット,ボイスチャット用マイク製品,ダイナミックマイクなど,アナログ入出力周りのセッティングを,プリセットから選択するだけで変更して利用できる「I/O Mode Control」という機能も用意されているようだ。

ハードウェア構成の概要を説明したイメージ
画像集#003のサムネイル/アナログ出力品質に特化したAuzentech製サウンドカード「X-Fi Bravura 7.1」発表。事前予約開始

 搭載するサウンドチップは,EAX ADVANCED HD 4.0に対応した「Creative X-Fi native PCI Express audio processor」とのこと。おそらく「PCI Express Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio」が搭載するものと同じチップだろう。
 少なくとも,EAX ADVANCED HD 5.0に対応した「X-Fi Xtreme Fidelity」ではないので,(標準で,対応サウンドチップを搭載したサウンドカードならEAXのハードウェアアクセラレーションが有効になる)Windows XP環境の人は注意しておく必要がありそうだ。

画像集#004のサムネイル/アナログ出力品質に特化したAuzentech製サウンドカード「X-Fi Bravura 7.1」発表。事前予約開始
 全体として,「ゲーマー向け」といった印象は相当に薄く,4Gamer読者向けかというと多少の疑問は残る。また,発売日が分からない以上,安易に「先着で割引があり,抽選でプレゼントも当たるから,急いで予約しよう」とはさすがに言えないというのも正直なところだ。
 ただ,Creative Technology独自のバーチャルヘッドフォン機能「CMSS-3DHeadphone」を,できる限り高い出力品質環境で使ってみたいというニーズには応えられそうな気配ではある。普段,ヘッドフォンやヘッドセットを使ってゲームをプレイしているというなら,その存在を憶えておくといいかもしれない。

 なお,このほか主なスペックは下記のとおり。アナログ出力特化型製品ではあるが,RCA/光接続両対応のデジタル出力端子は1系統用意されており,Digital Theater SystemsのPC向けサウンド技術「DTS Connect」をサポートすることで,デジタルマルチチャネルエンコード&ビットストリーム機能「DTS Interactive」や,2chソースのマルチチャネルアップミックス機能「DTS Neo:PC」も利用可能だ。


●Auzen X-Fi Bravura 7.1 の主なスペック
  • 接続インタフェース:PCI Express x1
  • サウンドチップ:Creative Technology製「X-Fi native PCI Express audio processor」
  • キャッシュメモリ容量:なし
  • 対応オーディオ解像度:16/24bit
  • D/Aコンバータ:Cirrus Logic製「CS4382A」
  • アナログ出力:ミニピン×4(7.1ch),標準ピン×1(2ch,ヘッドフォン,ヘッドフォンアンプ搭載)
  • アナログ出力ダイナミックレンジ:115.0dBA(1kHz@-60dBFS,24bit/48kHz,ステレオ出力時),110.0dBA(1kHz@-60dBFS,24bit/48kHz,マルチチャンネル出力時)
  • OPAMP:4つの出力用オペアンプおよびヘッドフォン用オペアンプが交換可能
  • A/Dコンバータ:Wolfson Microelectronics製「WM8775」
  • アナログ入力:ミニピン×1(ラインおよびマイク。マイクプリアンプ搭載)
  • アナログ入力ダイナミックレンジ:98.0dBA(1kHz@-60dBFS,24bit/48kHz)
  • デジタル入出力解像度:16/24bit
  • デジタル出力サンプリング周波数:最大192kHz(2ch),最大96kHz(マルチチャネル)
  • デジタル出力:RCA/TOSLINK両対応(※同軸/光両対応,TOSLINKは付属の変換アダプタによる接続)
  • デジタル入力:なし
  • 主な対応API:WDM,EAX 4.0 Direct Sound,EAX 4.0 Advanced HD,DirectSound 3D,OpenAL
  • 対応機能:CMSS-3D,DTS Connect
  • 対応OS:Windows XP/Vista
  • 価格:1万4800円(税込,筆者推測)
  • 発売予定時期:未公開


#### 以下,リリースより ####

「Auzen X-Fi Bravura 7.1」発売記念企画
数量限定30個『Auzen X-Fi Bravura 7.1 事前予約キャンペーン』

 X-Fi Bravura 7.1 の発売に伴い、12月16日(水)〜12月18日(金)の3 日間、新商品Auzen X-Fi Bravura 7.1 を「数量限定30 個」事前予約致します。キャンペーン期間中はAuzen X-Fi Bravura 7.1を10%OFFの価格・送料無料にてご提供いたします。
 さらに、特定ご予約購入者の中から抽選にて合計4名様にONKYO製ヘッドホンMHP-AV1とアンプ内蔵スピーカーGX-77Mをプレゼントいたします。

※ご予約購入者が30 名となった時点でキャンペーンは終了とさせていただきます。ご了承ください。

【対象商品】
■Auzen X-Fi Bravura 7.1 (数量限定10%OFF・送料無料)
製品URL :http://www.auzentech.jp/site/products/x-fi_bravura.php
※割引価格で買えるのは公式サイトのみとなっております
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