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「ペーパーマン」のオフラインイベント「PMフェス2012 -春まつり-」開催。「Fate/Zero」とのコラボや「シングルモード」などの情報が発表に
今回のイベントは,事前に行われたオンライン予選を勝ち抜いた2クランによる決勝戦のほか,今後のペーパーマン運営チームプロデューサーのアップデート情報,声優によるトークショーなどが行われた。本稿ではそれぞれレポートしていこう。
「ペーパーマン」公式サイト
5月9日のアップデートでキャラクターの能力調整やシングルモードを実装
コラボレーション情報も公開に
新情報の公開に入る前に,関氏は新システム「オークションシステム」「スイッチウェポン」「アイテムギミック」の実装をしばらく延期することを発表し,謝罪した。延期の理由として,ほかのアップデート項目との絡みや,システムの調整などを理由に挙げていた。ただ,実装を取りやめるということではないようなので,プレイヤーは続報を待とう。
それでは,アップデートやコラボレーションに関する情報について,それぞれ説明していこう。
1.キャラクターの能力調整
5月9日に実施されるアップデートで,キャラクターの能力調整が行われる。詳しくは以下に掲載する写真を見てほしいが,リカとサイラスの能力が下方修正され,代わりにガイ,ヴァン,アルルなど6名のパラメータが上昇するという形となっている。なお,能力値は今後も調整が行われていくほか,プレイヤーからのフィードバックを生かしていく考えもあるそうなので,どしどし意見を送ってみよう。
2.チート対策
ペーパーマン運営チームは,この1年をかけて長期的な計画でチート対策をしていくという。どういった策を講じるか具体的な内容は話されなかったが,ゲームを安心して遊べる環境作りを目指すという。
3.「シングルモード」の実装
5月9日のアップデートではキャラクターの能力調整のほか,「シングルモード」が実装される。このモードではメインの武器スロットが3つ用意されたり,ボス戦があったりと,マルチプレイとは異なるゲーム内容となっている。
なお,ミッションクリア時には,リザルト画面でヘッドショットやクリティカルショットの成功数などからスコアを確認でき,ランキングボード上でスコアを競いあうことが可能だという。そのほか,弾薬が無限となっているので,残弾を気にせずエイミングの練習をするのにもよさそうだ。
画面右端に「FEVER」というゲージがあるほか,右上には「COMBO」という単語を確認できる |
シングルプレイでは,一時的に敵の攻撃を防ぐバリアを張る能力が用意されるなど,対戦プレイとは違うプレイフィールになりそうだ |
4.「ハローキティといっしょ!」とコラボレーション
すでにペーパーマンの公式サイトでも公開されている情報だが,6月7日に発売予定のPlayStation Vita用ソフト「ハローキティといっしょ!ブロッククラッシュV」に,ペーパーマンのステージが登場することがあらためて紹介された。また,「ハローキティといっしょ!」にちなんだアイテムがペーパーマンに登場するそうだ。
「ハローキティといっしょ!」とのコラボレーションは,実は今年のエイプリルフールでネタとして公開されていたのだが,嘘ではなく本当だったというオチがついた |
ゲストとして登場した猫村いろはさん |
5.「Fate/Zero」とコラボレーション
「ハローキティといっしょ!」のほか,「Fate/Zero」とのコラボレーションが発表され,会場は大いにどよめいた。スクリーンショットやムービーの公開などはされなかったが,「Fate/Zero」にちなんだイベントの実施などを予定しているそうだ。
声優の檜山修之さん,又吉 愛さんによる朗読劇やトークショーも実施
イベント内ではペーパーマンで「ガイ」を演じる声優の檜山修之さん,同じく「アルル」を演じる又吉 愛さんによる朗読劇が行われた。この劇は「PMフェス」の決勝戦に招待されたガイが,たまたま見かけたアルルをチームに引き入れ,一緒に戦うというものだ。
劇を終えたところでトークショーへ。今回は3つのテーマが出され,それについてのトークが行われた。
最初のテーマは「自分が腹黒いなと思うとき」。司会から話を振られた又吉さんは,「私は大阪出身で家族としゃべるときは大阪弁を使うけど,他人の前では大阪出身ということを知られるまでは,標準語を使うんです」と話す。檜山さんは「性格があまり良くないというのは自覚していますが,そういうことは隠さずにオープンにしていますね」と述べていた。
続いてのテーマは「熱中している趣味」について。檜山さんは「物産展巡り」が好きで,某百貨店で行われる物産展によく足を運び,お酒のつまみになるようなものなどを買っているという。又吉さんは小学生の頃から「懸賞」にハマっており,過去にはFAX,PCなど高額な商品を当てたこともあるそうだ。今は自動車を当てようと頑張っているとのこと。
最後のテーマはイベントにちなみ,「お祭りでの思い出」。又吉さんは,地元の小学校で行われたお祭りで,輪投げゲームの景品として用意されたパイナップルを獲得するために奮闘した話をし,檜山さんはすかさず「お前の行動原理は物がもらえることなのか」とツッコんで笑いを誘っていた。
なお,檜山さんは子供の頃は人ごみが好きではなく,お祭りにはあまり行かなかったそうだ。ただ,大人になってからはお祭りの楽しさを実感し,縁日に出かけて食べ歩きをするなど,自分なりに楽しんでいるという。会場内に設置されたアトラクションや屋台にも興味津々のようで,「あとでのぞきに行きたいね」とまとめ,トークショーを終えた。
175クランの頂点に立ったのは?
エキシビションマッチは波乱の展開に
ゲーム大会には,オンライン予選を勝ち抜いた「NoName」「Love」の2クランが登場。決勝戦となる本大会のルールは,5対5で5ラウンド先取の「爆破ミッション」を3回行い,先に2マッチを制したほうが勝ちというもの。
1stマッチは「ピラミッド」というマップで,NoNameが先攻となって戦闘がスタート。前半は取ったら取り返すのシーソーゲームで,3対2というスコアでNoNameが1ラウンドリードして後半へ折り返す。後半に入り,NoNameが調子を上げてきて2ラウンドを連取し,最終的なスコアは5対2でNoNameが勝利。
クラン「NoName」 |
クラン「Love」 |
続く2ndマッチは「ロボット工場」という,ペーパーマンでは古くからあるマップが舞台となった。再び先攻でスタートしたNoNameは第1ラウンドで勝利するも,PCのトラブルで一旦試合の進行がストップしてしまう。これで勢いが削がれてしまうかとも思われたが決してそんなことはなく,前半終了時点で3対1と,NoNameが有利な状況で後半へ折り返す。Loveも見せ場を作り1ラウンド返すものの反撃はここまで。本大会ではNoNameが激戦を制し,優勝の栄誉に輝いた。表彰式では10万円分のNETCASHやRazerのゲーマー向けデバイスなど,豪華賞品が檜山さん,又吉さんらから手渡された。
エキシビションの後は,オフラインイベントで恒例となっているじゃんけん大会を実施。最後まで盛りだくさんの内容となったオフラインイベントは無事幕を閉じた。
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