オススメ機能
Twitter
お気に入り
記事履歴
ランキング
4Gamer.net
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
QRコードでLINEの4Gamer
アカウントを友達登録すると
月〜金の週5回,21時に厳選
ニュースをお届けします!
※購読にはLINEアプリが必要です
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー
印刷2007/12/15 12:22

ニュース

紙戦士,大地に立つ。サイカンゲームズが「PaperMan」の製品発表会開催

ペラペラ戦士が撃ち合う「PaperMan」,いよいよ始動


サイカンゲームズの代表取締役 CEOである丹波利隆氏
サイカンゲームズの取締役戦略企画部部長である朝倉脩登氏
 サイカンゲームズは昨日(12月14日),秋葉原のイベントスペース「ADスクエア」においてプレス向けのカンファレンスを行い,2008年に正式サービスを予定している「PaperMan」(ペーパーマン)の開発進捗状況と今後の予定を発表した。
 発表会では,サイカンゲームズの代表取締役 CEOである丹波利隆氏による「東京ゲームショウで公開されたものよりさらにパワーアップしたPaperManを見てほしい」という挨拶に続き,同社取締役戦略企画部部長である朝倉脩登氏が登壇。ADスクエアに集まったプレス関係者に対し,PaperManの概要を説明した。
 何度か記事にしているので,すでにご存の読者も多いだろうが,PaperManは紙でできたキャラクター同士が戦うカジュアルなFPSで,開発は韓国にあるサイカンゲームズコリアが担当している。このところ新作発表が相次ぐ韓国オンラインFPS事情だが,PaperManはその中でもキャラクターの個性(なんせ紙である)で注目されているタイトルだ。

 プレイヤーは,6人ほどのメインキャラクターから一人を選んで対戦するのだが,何度も言うけどキャラクターは全員紙ペラ。朝倉氏の説明によると紙ならでとして「薄い紙であるため,角度によって非常に当てづらくなる」「燃えたり,水を吸ったり,撃たれて穴が開いたりなど,紙ならではの効果」「紙なので,流血などの残虐表現がない」以上の三点が挙げられていた。確かに,撃たれて横たわるキャラクターは悲惨というよりちょっと可愛いが,敵が横向きになると狙いにくいったらありゃしないのである。

ペーパーマン ペーパーマン ペーパーマン
ペーパーマン ペーパーマン ペーパーマン

 撃たれると血ならぬ紙吹雪が散り,爆発でヒラヒラと宙を舞うキャラクター達。現在のところ「男の子A」「ロボット兵士」といった仮の名前が付けられており,彼らの名前は後述するクローズドβテスター募集期間におけるイベントの一環として一般から公募される予定だ。

 また,豊富なアバター用アイテムと,既存のFPSには見られないキャラメイキングも特徴の一つと朝倉氏は説明する。軍服を着た兵士ではなく,クマの着ぐるみ,セーラー服,着物,そしてメイドチックな服装と,銃を持って撃ち合っていいのだろうかというキャラクターを使って戦場に臨めるのだ。アイテムだけでなく,顔の表情や衣装などもたっぷりと用意されている。
 2007年の東京ゲームショウで公開されたバージョンから追加された要素としては,オオカミやウサギといった新キャラクター,海賊船などの新マップがあり,開発は順調に進んでいるようだった。」

ペーパーマン ペーパーマン ペーパーマン

ストーリーとおもなキャラクター
 魔法の国,パピルス王国のおてんばなお姫様がハマっているのは,サバイバルゲームのPaperMan。ハマりすぎて,「国技にする」と言い出したから大変。国中がブームになる中,さまざまな目的や使命を持った人々が集まってきた……というのがゲームの設定だ。


男の子A:ミリタリーマニアの少年。サバイバルゲームマニアでもあり,PaperManが国技になったパピルス王国に単身乗り込む。攻守共にこなせるバランス型だ
女の子A:サバイバルゲーム専門誌の編集者で,企画としてPaperManに参加することになった。豊富な知識でチームをサポートする,頭脳タイプのキャラクター
14歳のおてんばなお姫様。PaperManをオリンピックの種目にするため国民に働きかけているという,考えようによってはかなり問題のある為政者
包帯男:全身に包帯を巻いた謎の青年。無口でほとんど自分のことを語らないため,正体は不明だが凄腕の兵士だという噂があるとかないとか。近接戦闘を得意とする

 現在のところゲームモードとしては,チームに分かれてキル数を競う「チームサバイバル」(リスポーンあり)。制限時間内に相手チームを全滅させるか,より多く倒したほうが勝つ「チームマッチ」(リスポーンなし)。仕掛けられた爆弾が爆発するか,それを解除できるかでチームの勝敗が決まる「爆破モード」。そして制限時間内により多くの人数を倒した人が勝つ「個人戦」の4種類が用意されている。いずれもマルチプレイFPSをプレイしたことがある人ならお馴染みのオーソドックスなモードだ。参加人数は,いずれのモードも最大で8人対8人までとなっている。
 とはいえ,時期は未定ながら,紙ならではのメリットを生かした新しいゲームモードの実装も予定されている。その一つが「スチールモード」と仮称されるもので,敵の倉庫に突入して,しまってある塗料を必要量,奪ってくるという内容だ。塗料の奪い方が紙ならではで,自分の体に吸い込ませるのである。紙ですからね,水も吸おうってものだ。いわゆるキャプチャー・ザ・フラッグの「旗」が塗料になった感じを考えてもらえれば分かりやすいだろう。

海賊船をイメージした新マップ
ペーパーマン ペーパーマン

 さらに,体に火が付いたとき(紙だから燃えるのである)重宝する「水爆弾」や,可燃性のドロドロの液体を詰めた「ペイント手榴弾」。これは,相手の動きを封じつつ,中のペイントに火を点けて敵を焼くことができるという凶悪感の強いものだ。
 さらには,大ジャンプのできる特殊ゲームシステム「扇風機」や,スイッチを踏むと板が立ち上がり,盾として,あるいは板に乗っていた敵を吹き飛ばしたりと便利なゲームシステム「鉄板ガード」などの実装も予定されていると朝倉氏は続けた。

 「こちら」の記事にも掲載したように,そんなPaperManのクローズドβテスター募集が2007年12月21日〜2008年1月17日に実施される予定だ。クローズβテストそのものは2008年1月25日〜2月7日が予定されており,その後,3月初旬のオープンβテストを経て,正式サービスが開始される予定になっている。現在のところ料金体系としては基本無料のアイテム課金制が採用される予定だ。
 記事にもあるように,ずいぶんと長いCBT参加者募集期間を三つに分け,それぞれの期間に応募した人に限定版のアバターをプレゼントするイベントが予定されている。これは,正式サービスが始まってもワイプされない予定だ。それ以外にも,詳細はまだ未定だがさまざまな募集イベントが企画されているということなので,続報をお楽しみに。それではまた……,とは終わらなかったのである。

ペーパーマン ペーパーマン ペーパーマン
ペーパーマン ペーパーマン ペーパーマン

謎の「オンラインシューティング全国推進プロジェクト(仮)」
と意外なゲスト


オンラインシューティング全国推進プロジェクトの協力についてがっちり握手をする金氏と朝倉氏
 あらかじめ配られた予定表にはまったく入っていなかったが,「実は皆さんにお話したいことがある」と言う朝倉氏によって映し出されたスクリーンには聞き慣れない「オンラインシューティング全国推進プロジェクト(仮)」の文字が。
 オンラインFPSのタイトルが増える中,メーカーとしてプレイヤーにコミュニティの場を提供してオンラインシューティングをさらに盛り上げていこうという企画だそうだが,まだ仮も仮,緒についたばかりもいいところで,具体的にはほとんど決まっていないとのこと。概略としては,リアルコミュニティの場所として「支部」(ネットカフェが中心となる)を全国に設置し,そこでゲーム大会を開催したりしてオンライン,オフライン,どちらにおいてもプレイヤー同士の交流を活性化することを狙っている。意欲的なのは,サイカンゲームズが単独でこれを行うのではなく,志を同じくするメーカーを巻き込んでいこうとしているところだ。
 確かにタイトル数は増えているものの,MMORPGなどと比べて大きなムーブメントになったとは言い難いオンラインシューティング。既存のプレイヤーを奪い合うのではなく,これまでプレイしたことのないゲーマーを積極的に取り込んでいこうという話なのだ。
 とはいえ,いきなりそんなことを言われても,という気がしてくるのも事実で,我々プレスはやや困惑気味。
 そんな雰囲気の中,サプライズゲストとして壇上に現れたのがゲームヤロウの統括プロジェクトマネージャを務める金明均氏だ。ご存じのように,ゲームヤロウはオンラインシューティング,「サドンアタック」をサービス中のメーカーであり,ゲームの毛色はやや異なっているものの,サイカンゲームズとはライバル関係にある。だが,金氏は朝倉氏の企画にゲームヤロウとして賛同し,今後,さまざまな機会に共同していく予定だと語ったのである。
 朝倉氏によれば,名前はまだ公にできないものの,もう一社ほど賛意を表しているメーカーもあるそうだ。とはいえ,今回のプロジェクトに関してゲームヤロウとの話がまとまったのはつい最近のことで,明日12月15日と16日に開催されるイベント,「サドンアタック プレゼンツ BIGLAN Socket 6」と,サイカンゲームズが開催する「ペーパーマンまつり!」は見事にバッティング。壇上で金氏が「ぜひ,BIGLANにいらしてください……あ,そんなこと言ってまずかったですか」とプレスを笑わせる一幕もあったりして。

ペーパーマン ペーパーマン

 同じタイプのゲームを提供するメーカーが,果たして連合していけるものなのかというこちらの質問に,「どこかが一人勝ちになっても,それはそれでかまわない」と答える朝倉氏。「これまで各社はプレイヤーでなく,ライバルに視点を向けていた。あちらがいくらだから,こちらはそれより下げよう,という具合で,プレイヤーを増やそうという努力に欠けていたのではないだろうか」とのこと。
 このプロジェクトがオンラインシューティングの普及に大きな役割を果たしていくのか,それとも掛け声だけで終わってしまうのかは現時点では分からないが,これから注目していく価値はあるのではないかと感じた,意外な展開の製品発表会だった。
  • 関連タイトル:

    ペーパーマン

  • この記事のURL:
line
4Gamer.net最新情報
トピックス
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:06月27日〜06月28日
タイトル評価ランキング
88
82
NieR:Automata (PS4)
82
ARMS (Nintendo Switch)
75
鉄拳7 (PS4)
2016年12月〜2017年06月