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「ストリートファイターV」最適化版となる公式最新版ドライバ「GeForce 361.91 Driver」が登場
すぐに入手したい人はGeForce Experienceか下に示したリンクをどうぞ。なお,Release 361世代で第3弾となるWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版は,ストリートファイターVのほか,「Arma 3」「Monster Hunter Online」,そして「Hitman」のβにも最適化済みとのことだ。
→64bit版Windows 10用GeForce 361.91 Driver(322MB)
→32bit版Windows 10用GeForce 361.91 Driver(252MB)
→64bit版Windows 8.x・7・Vista用GeForce 361.91 Driver(320MB)
→32bit版Windows 8.x・7・Vista用GeForce 361.91 Driver(252MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 361.91 Driver(322MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用GeForce 361.91 Driver(252MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 361.91 Driver(320MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 8.x・7用GeForce 361.91 Driver(252MB)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
GeForce.comの当該記事を参考にしつつ,英文リリースノートの和訳を試み,本稿の最後にまとめてみたが,アップデートの規模は端的に述べて小型ということになるだろう。「GeForce 361.82 Hotfix」において修正の入った「取り外せるデバイスとしてGPUがWindows 10にリストアップされる問題」を含みつつ,いくつか細かな問題を潰してきたものという理解でよさそうである。
その意味では,ストリートファイターVをプレイする気満々の人向けということになると思うが,そこは公式最新版である。とくに明確な理由がないなら,対象製品のユーザーには導入を勧めたい。
ただし,ドライバのアップデート作業は自己責任となるので,その点だけはご了承を。
## 以下,GeForce.comの関連記事および英文リリースノートまとめ ##
●GeForce 361.91 Driverの対応製品
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 700〜400シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜400Mシリーズ
●GeForce 361.91 Driverが統合するソフトウェアモジュール
- GeForce Experience:2.9.1.35
- HD Audio Driver:1.3.34.4
- PhysX System Software:9.15.0428
- CUDA:8.0
- nView:147.00
●GeForce 361.91 Driverにおける最適化
- 「Arma 3」「Monster Hunter Online」「ストリートファイターV」およびβ版「HITMAN」最適化済み
●GeForce 361.91 Driverの新要素
・SLIの拡張
- 「Assassin's Creed Syndicate」用SLIプロファイルの更新(※ドライバ側のコード変更も伴っているとのこと。一部疑問もあり,それについては,続く「解決した問題」内の関連項目における注釈として言及した)
- 「Bless」におけるSLI動作を「SLI-Single」に変更すべくSLIプロファイルを更新
- 「Need for Speed」の体験版に向けたSLIプロファイルの更新
- 「Plants vs Zombies Garden Warfare 2」「XCOM 2」用SLIプロファイルの追加(※XCOM 2用には必要なドライバコード更新も伴っているとのこと)
●GeForce 361.91 Driverで解決した問題(Windows 10)
- Release 353以降のGeForce Driverを導入済みの環境において,「Illustrator CC 2015」でTDR(Timeout Detection and Recovery)が発生し,それに続いてアプリケーションがクラッシュする問題(※361.75ドライバのリリースノートにも同じ項目があった。ひょっとすると,前回の修正では直り切らなかったのかもしれない。原文は「TDR on Illustrator CC 2015 with drivers post Release 353.」)
- Windows 10の「デバイスとプリンター」からNVIDIA製GPUの取り外しを選択できてしまう問題
- Release 353以降のGeForce Driverを導入済みの環境において,「Illustrator CC 2015」が唐突にクラッシュすることのある問題(※2つ上にある項目との関連性は不明。同じことを言っているような気もするが……。こちらの原文は「Adobe Illustrator CC 2015 intermittently crashes on exit with NVIDIA drivers post Release 353.」だ)
- 「Assassin's Creed Syndicate」でSLIが機能しない問題(※原文は「Need SLI profile.」で,訳すのであれば「SLIプロファイルがない問題」といったところになる。ただ,NVIDIAはAssassin's Creed Syndicate用の最適化版ドライバとなる359.00ドライバのリリース時に,SLIサポートに関して言及を避けており,当時,SLIプロファイルが機能しなかったのか,存在しなかったのかは分からない。新要素のところでSLIプロファイルの更新となっているので,今回は「存在していたが,機能していなかった」という前提で,記事内の統一を取っている。いずれにせよ,361.91ドライバでSLIが機能するようになったとNVIDIAが言っているのは確かだ)
●GeForce 361.91 Driverで解決した問題(Windows 8.x・7・Vista)
- 「Qudaro K5200」および「Quadro M4000」環境でDassault Systems製3D CADソフト「CATIA V5」のR20,R21,R22で,低い性能しか得られない問題
- GeForce 361.75 Driverをクリーンインストールすると,NVIDA Surroundを有効化しようとしたときにNVIDIAコントロールパネルがクラッシュする問題
- 「Tom Clancy's Rainbow Six: Siege」をフルスクリーンで実行しているとき,[Alt]+[Tab]キーでタスク切り替えを行うと,画面表示がおかしくなる問題
- 「Assassin's Creed Syndicate」でSLIが機能しない問題(※原文は「Need SLI profile.」で,訳すのであれば「SLIプロファイルがない問題」といったところになる。ただ,NVIDIAはAssassin's Creed Syndicate用の最適化版ドライバとなる359.00ドライバのリリース時に,SLIサポートに関して言及を避けており,当時,SLIプロファイルが機能しなかったのか,存在しなかったのかは分からない。新要素のところでSLIプロファイルの更新となっているので,今回は「存在していたが,機能していなかった」という前提で,記事内の統一を取っている。いずれにせよ,361.91ドライバでSLIが機能するようになったとNVIDIAが言っているのは確かだ)
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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