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Master of Epic: The ResonanceAge Universe公式サイトへ
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印刷2010/04/02 14:46

インタビュー

2010年度は「Ancient Age」を中心にゲーム全体をパワーアップ! 5月に4周年を迎える「Master of Epic」のプロデューサーインタビュー

 MMORPG「Master of Epic〜The ResonanceAge Universe〜」(以下,MoE)が,ゴンゾロッソオンライン(現 ロッソインデックス)による“アイテム課金サービス”の開始から,5月16日に4周年を迎える。それに先がけ,「Ancient Age」に関するアップデートが4月6日と20日に実装される予定だ。
 Ancient Ageといえば,ハウジングシステムを中心とした内容で,プレイヤーから大きな期待を集めていたAgeだが,同Ageが実装された2009年末以降の状況は,どうなっているのだろうか。

 今回4Gamerでは,Ancient Ageの現状や今後の展開,そして2010年度に計画されているMoE全体のアップデートなどについて,ロッソインデックスの企画運営部門 ゲーム運営部 プロデューサー 小村益民氏に話を聞いてみた。

「Master of Epic〜The ResonanceAge Universe〜」公式サイト



待望の「ベンダー機能」実装で生産/流通体制を強化。生産系のお店が実現可能に


ロッソインデックス 企画運営部門 ゲーム運営部 プロデューサー 小村益民氏
4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。まずは,2009年末に実装されたAncient Ageの現状について聞かせてください。

小村益民氏(以下,小村氏):
 プレイヤーの皆さんから大きな期待が寄せられていた,ありがたい状況にも関わらず,実装が遅れたことや,それに関する情報公開が遅れたことにより,皆さんにご迷惑をおかけしてしまいました。まず最初に,その点についてお詫びしたいと思います。

4Gamer:
 Ancient Ageの実装が遅れたのはなぜですか?

小村氏:
 当初の想定より,検証に要する時間が長くなってしまったことが原因です。そもそもAncient Ageは,土地を購入して家を建て,家具を設置する第1段階と,収納用の家具やアイテム販売用のベンダーを設置する第2段階に分けて提供する計画でした。
 第2段階の要素は年明けから順次実装していく予定でしたが,ベンダー機能の検証に時間がかかり,実装が遅れてしまったんです。

4Gamer:
 そのベンダー機能は,4月6日にようやく実装されるわけですね。

小村氏:
 これまで開発スタッフは,プレイヤーの皆さんの期待に応えるべく努めてきましたが,結果として長くお待たせしてしまったことや,この件に関するアナウンスが遅れたことについて,重ねてお詫びします。

4Gamer:
 それでは,ベンダー機能について具体的に教えてください。

Master of Epic: The ResonanceAge Universe
小村氏:
 これまでも,オープンセラー機能──いわゆる露店──を用いたアイテム売買が行えましたが,ベンダー機能の登場で,ゲームにログインしていないときや,狩りなどを行っているあいだもアイテム販売が可能となります。
 それに伴い,ベンダー機能の利用を前提としたデザインの家が登場します。ベンダーNPCを並べるためのオープンスペースが用意されているんです。とはいえ,もちろんプライベート空間としての個室もありますので,家主は普通の家としても利用できます。

4Gamer:
 自販機の置いてある民家みたいですね。

小村氏:
 ええ。今までにないタイプなので,新しい遊び方ができるでしょう。また,もともとMoEは生産が大きな要素になっていますので,生産アイテムの流通もより盛んになると期待しています。

Master of Epic: The ResonanceAge Universe Master of Epic: The ResonanceAge Universe


4Gamer:
 ベンダーの細かい仕様はどうなっているんですか?

小村氏:
 オープンセラーでは,一度に4品目までしか扱えませんでしたが,ベンダーでは8品目まで販売可能です。また扱える金額についても,オープンセラーでは9万9999Goldまでだったのに対し,ベンダーでは99万9999Goldまでとなります。
 なお4月20日には,16品目/999万9999Goldに対応したベンダーも登場する予定です。このタイプは,レアアイテムの売買にも利用されると見込んでいます。そのほかのバリエーションも検討中ですが,仕様や実装時期についてはあらためて発表します。

4Gamer:
 Ancient Ageに関するアップデートでは,ベンダー機能以外にどんな要素が実装されるんでしょう。

小村氏:
 生産機能付きアセットの実装を4月20日に予定しています。これは,鉄床や溶鉱炉といった施設を自分の家に設置できるというものです。これまで,鍛冶屋などの生産系のお店を持ちたいというリクエストが非常に多く寄せられていましたが,ようやく実現できることになりました。
 ただ,これが登場することで生産が楽になりすぎ,結果的にゲームバランスを崩してしまう恐れがあるので,提供方法について検討している段階です。

4Gamer:
 なるほど,さまざまな角度から検証する必要がありそうです。

小村氏:
 また5月以降には,2段階に分けて「権限機能」を実装します。これは,主に土地と家の進入権限に関する機能です。現在は誰でも自由に他人の家に入れますが,第1段階の権限機能では,土地と家それぞれに“誰でも入れる””許可した人だけ入れる”という設定が行えます。例えば,土地に配置されたベンダーは誰でも使えるけれど,家の中には限られた人しか入れないといった設定が可能になるんです。

4Gamer:
 許可制にした場合,土地/家に進入できるのは最大何人ですか?

小村氏:
 それぞれ100人までで,個人単位で許可/不許可を設定する形式となっています。
 また細かいところでは,進入権限を与えたキャラクターに「メモ機能」を追加する予定です。例えば,「誰それのサブキャラなので進入を許可した」といった具合にメモするのに用いることを想定しています。

4Gamer:
 第2段階ではどんな設定が行えるんですか?

小村氏:
 家に設置されている収納家具やベンダー,生産アセットに関して,それぞれの使用権限をより細かく設定できます。第2段階は夏頃に実装する予定です。


家の“属性変更”要素が今夏登場。ハウスキーパーや木工の活躍の場が増える


小村氏:
 6月から夏にかけて,家の「属性変更」要素を実装します。家には,“清掃値”“耐久度”などのパラメータが存在していましたが,機能してはいませんでした。属性変更が実装されると,時間の経過とともにこれらの数値が減少するようになります。
 清掃値はハウスキーパーの“清掃”,耐久度は木工の“修理”というテクニックで高められます。清掃値を高い状態に保つと,家具や家自体の耐久度減少が緩やかになり,耐久度を高い状態に保つと土地グレードの上昇が速くなるメリットがあります。

4Gamer:
 長期間ログインできない場合,清掃値と耐久度はどうなるんでしょう。

小村氏:
 ログインしていないあいだも減少していきますので,家に進入できるプレイヤーに清掃や修理をお願いする必要があるかもしれません。ハウスキーパーはゲーム内で人気がある半面,これまで活躍の場が少なかったので,喜んでもらえるのではないかと期待しています。
 なお,仮に清掃値や耐久度がゼロになってしまったとしても,耐久度減少や土地グレード上昇のスピードが初期状態に戻るだけなんです。数値が高ければメリットを享受できますが,低いからといって損をするわけではありません。

4Gamer:
 放っておいたからボロボロになってしまったということにはならないんですね。

小村氏:
 ええ,安心してください。
 もう一つ,属性変更が実装されると,既存の“建築度”というパラメータにも変更が加わります。MoEでは,家の建築開始から完成までに一定の時間が必要となりますが,木工の“建築”テクニックにより,この時間を短縮できるようになるんです。

4Gamer:
 今後,ハウスキーパーや木工といった“シップ”(職業)でのロールプレイがさらに楽しくなりそうな印象です。
 それでは,Ancient Ageの長期的な展望について教えてください。

小村氏:
 すでに発表済みの要素に,アバターアイテムを着させて家に飾れる「ノアドール」や,「メール機能」がありますが,これらの実装時期は今のところ未定です。
 またAncient Age限定ではありませんが,「栽培」スキルの実装を計画しています。このスキルを用いることで,Ancient Ageでは,農園や牧場などを経営できるようになります。

4Gamer:
 マップの追加は行われるんですか?

小村氏:
 追加の予定はありますが,今後は,既存の「ソレス渓谷」「ユグ海岸」のように大きなマップではなく,50〜100区画程度の小規模なものが中心となります。
 検討中のものでは,中心にダンジョンがあり,その周囲に家を配置できるようなマップもあります。往年の「ウィザードリィ」に登場する城下町のように,ダンジョンに挑む冒険者達が物資を補給する場所といったイメージです。

4Gamer:
 なるほど,それは面白そうですね。

小村氏:
 今後は,およそ年に1回,このようなギミックを盛り込んだマップを追加したいと考えています。例えば,天空都市や学園都市といったアイデアも持っているんです。


第三勢力「サスール」と大規模戦システムの登場で「War Age」が大きく変わる


4Gamer:
 MoE全体では,今後どのようなアップデートが予定されているんですか?

小村氏:
 最も大きな要素の一つが,2010年度内に実装予定のマップ「サスール」です。ゲーム内のエルビン渓谷の先にある,エルビン山脈を舞台としたマップで,「ビーストブラッド」と呼ばれる獣人の種族が暮らしています。このエリアは,“高僧ボワド”に導かれている宗教国家という設定で,中心部には大きな寺院があり,住人達は「ノアストーン」を封印するために精神修養を行っているんです。
 夏〜初秋頃に,その導入部分のマップ実装を予定しています。

4Gamer:
 イメージイラストを見る限り,少しチベットを思わせる雰囲気が漂っていますね。

Master of Epic: The ResonanceAge Universe Master of Epic: The ResonanceAge Universe
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小村氏:
 これまでのマップとの大きな違いは,サスール自体が一つの勢力であるという点です。これまでMoEには,“エルガディン軍”と“ビスク軍”の二大勢力が存在していましたが,それに続く第三の勢力が登場することになります。したがって,「War Age」での勢力争いにも大きな変化が起きるでしょうし,システム的な新要素も追加していく予定です。

4Gamer:
 具体的にはどんな要素でしょうか。

小村氏:
 現在のシステムでは,すべての拠点を制圧した勢力には“奇跡”,制圧された勢力には“呪い”が生じますが,それ以外の要素を追加することになるでしょう。
 さらに,大規模戦闘のようなシステムをWar Ageに加える計画です。これは,開催時間が決まっているイベント的な内容で,何らかの目的に向かい,大人数で戦いを繰り広げるシステムです。

4Gamer:
 いわゆる攻城戦のようなものですか?

小村氏:
 そうですが,一般的な攻城戦とは異なるルールになるかもしれません。実装時期に関しては,2010年度から徐々にアップデートを進められるように計画しています。

4Gamer:
 そのほかにも追加される要素があれば,聞かせてください。

小村氏:
 2010年度から2011年度にかけて,「Future Age」に入り口だけが用意されている「青の廟堂」「黒の廟堂」の実装を進めていきたいと思っています。先に実装を予定している“青”は,ソロプレイ専用のダンジョンになります。
 またコミュニティ関連では,2010年末の実装を目指してパーティ募集用のゲーム内掲示板を開発しているほか,具体的な仕様は検討中ですが,フェローシップ機能の拡張も検討しているところです。

4Gamer:
 これまで少し不足していた部分を補足していくようなイメージですね。

小村氏:
 もう一つ,騎乗システム実装に向けてプロジェクト化を進めています。ただし,これは非常に大きな要素となりますので,2011年度内に実装する予定です。現在は企画を詰めている段階で,移動速度が向上することはもちろん,プレイヤーに課される重量制限の緩和や,アバター性といった点を中心に,さまざまなアイデアについて検討しています。


新チュートリアルの実装やサポート体制の強化で,さらに親しみやすいMMORPGに


4Gamer:
 2010年度に計画している運営上の取り組みなどについても聞かせてください。

小村氏:
 新規プレイヤーの受け入れ態勢を強化しようと考えています。そこで,プレイヤー増加の見込める7〜8月頃に,初心者向けマップ「モラの隠れ里」を実装します。このマップでは,現状のチュートリアルとは異なり,戦士,魔法使いといったタイプ別の遊び方や,同じ戦士タイプでも,例えば武器の種類ごとの戦い方が,簡単なクエストを通じて学べるようになっています。
 また,MoEでは盾の使い方が重要なんですが,そのあたりについてもしっかりレクチャーします。

4Gamer:
 オンライン/コンシューマを問わず,昨今のゲームに見られるチュートリアルに近くなるわけですね。



小村氏:
 見た目に大きく変わる部分ではありませんが,サーバーも強化する計画です。プレイヤーの皆さんの通信環境にもよりますので,劇的とまではいかないかもしれませんが,全体的なパフォーマンス向上が期待できます。
 また,「マイページシステム」も改修する予定です。これまでは,有料アイテムなどをゲーム内に持ち込むときにWebページ上での操作が必要でしたが,ゲーム内だけで完結するようになります。手順がシンプルになり,操作に要する時間もぐっと短縮されるはずです。

4Gamer:
 これらが実現すれば,全般的なユーザビリティが向上しそうです。

小村氏:
 内部的なところでは,プレイヤーの行動などを記録するログの精度を高めたり,バックアップツールを強化したりする予定です。これによって,サポート業務がよりスピーディに行えるようになります。これまでは,例えば,消失してしまったアイテムの復旧作業に時間がかかっていましたが,新たなツールを使えばかなり短縮できるはずです。

4Gamer:
 今後の展開についてはよく分かりました。ところで,MoEは5月16日にサービス開始から4周年を迎えますよね。

小村氏:
 ええ。私どもではそれに先がけ,4月20日からさまざまなイベントやキャンペーンを実施する予定です。その一つとして,劇場版アニメ「トライガン」とのコラボレーションクエストを提供します。デザインコンテストの開催も予定しており,今回は装備アイテムだけでなく,家のデザインも募集するので奮って応募してください。
 また,MoEを題材とする小説の第2弾「マスター オブ エピック 〜戦禍の果実〜」が,ホビージャパンから5月1日に刊行される予定です。

4Gamer:
 それでは最後に,MoEのプレイヤーや4Gamerの読者に向けて,メッセージをお願いします。

小村氏:
 運営/開発スタッフにとって,プレイヤーの皆さんは大切なお客様であると同時に,“サポーター”的な存在でもあります。いつもさまざまな意見が寄せられていますし,時には厳しい叱咤もいただきます。MoEが4周年を迎えられるのは,そのような皆さんの支えがあったからこそです。これからも皆さんと一緒にMoEを育てていきたいと考えていますので,よろしくお願いします。

4Gamer:
 ありがとうございました。


 2010年度,MoEでは,新コンテンツの追加だけでなく,さまざまな角度からシステム面の強化が行われる予定だ。
 このような長期計画は,運営/開発チームがそれぞれきちんとした見通しを立てられ,かつリソースに十分な余裕がないとなかなか公表できないもの。さすがに,前身である「ResonanceAge」から数えて実に8年にも及ぶ長い歴史を持つ,MoEならではといったところだ。

 4Gamerでは,今回のインタビューで概要しか明らかにされなかった項目についても,詳細が発表され次第お伝えしていくので,続報を楽しみにしてほしい。

「Master of Epic〜The ResonanceAge Universe〜」公式サイト

  • 関連タイトル:

    Master of Epic: The ResonanceAge Universe

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