2012年12月22日,23日の2日間,千葉・幕張メッセで開催された
「ジャンプフェスタ2013」。「週刊少年ジャンプ」「Vジャンプ」「ジャンプSQ.」「最強ジャンプ」の4誌が合同で開催したこのイベントでは,ジャンプ関連ブースはもちろん,ゲームメーカー各社もブースを出展し,最新作を展示していた。ここでは,ゲーム関連ブースの初日の模様を紹介したい。
カプコン
やはり,モンハンは強かった。筆者がカプコンブースに到着したお昼過ぎの時点で,すでに,シングルプレイ,マルチプレイ共に,“キャンセル待ち”の立て札が立っていた
「モンスターハンター4」の試遊コーナー。スタッフに確認したところ,10時頃の段階で整理券の配布は終了したという。東京ゲームショウでも整理券があっという間になくなることで有名なモンハンの試遊台だが,やはりここでもすごい人気ぶりを見せていた。
試遊スペースは,モンハン4をイメージした村のような造りになっており,シングルプレイとマルチプレイがそれぞれ楽しめた。
モンハン4と同じく人気ぶりを見せていたのが
「逆転裁判5」のブースだ。こちらも,昼前の時点ですでに整理券の配布は終了し,キャンセル待ちの状態に。法廷をイメージした試遊コーナーでは,数多くの来場者が熱心にプレイしており,女性の姿も多かった。15分という試遊制限があったものの,ブースから出てきたユーザーは満足そうだった。
スクウェア・エニックス
スクウェア・エニックスブースでは,発売日が
2013年2月7日に決定した
「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」の試遊コーナーが45分待ちと大人気だった。
アニメ化もされ,低年齢層に絶大な人気を誇る「超速変形ジャイロゼッター」からは,
「超速変形ジャイロゼッター アルバロスの翼」と
「超速変形ジャイロゼッター」の2タイトルが出展。とくに,アーケード版の超速変形ジャイロゼッターは,かなりの数の試遊台が用意されていたにも関わらず35分待ちという状況だった。
試遊した人には,マシンカード「ランサー エヴォリューションIV」とクリスマスカードが数量限定でプレゼントされていた。また,ジャンプフェスタ2013限定のダブルスキャンカードがもらえるプレミアムシアターにも数多くの来場者が詰めかけ,ドラクエVIIコーナーにも負けない人気ぶりも見せつけた。
セガ
セガブースでは,ブースの中央に位置する
「シャイニング・アーク」のコーナーが大きな存在感を放っていた。ゲームの主要キャラクターである
パニス(CV:桑島法子さん),フリード
(CV:神谷浩史さん),
レヴィン(CV:杉田智和さん),そして
アダム(CV:中井和哉さん)のボイスが聴けるマシンも設置されたほか,パニスのコスプレをしたコンパニオンさんも登場し,こちらも注目を集めていた。試遊コーナーこそなかったものの,インパクトはかなりのものだった。
発売日が
2013年2月28日に決まるなど,その全貌が見え始めてきたPS Vita版
「ファンタシースターオンライン2」の試遊コーナーは熱心なファンが数多く集まり,かなりの盛況ぶり。試遊した人にファンタシースター25周年記念の
サントラCDがプレゼントされるという,嬉しいサプライズもあった。
初音ミク関連タイトルとしては,
「初音ミク -Project DIVA- f」と
「初音ミク Project DIVA Arcade Version B」の2タイトルが出展されており,後者はなんと,3時間待ちの状態。ブースの正面からはよく分からなかったが,初音ミクコーナーがあるブース裏に回ると,ライブハウスかと間違えそうなほど多くの人が行列を作っていた。さすがミクさん。
「初音ミク -Project DIVA- f」は45分待ち。試遊した人にはオリジナルネックストラップがプレゼントされた
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「初音ミク Project DIVA Arcade Version B」は3時間待ち。こちらでは,オリジナルネックストラップとAimeカードがもらえた
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任天堂
任天堂ブースの出展タイトルは
「New スーパーマリオブラザーズ U」と,
「Nintendo Land」という発売済みの2本だけだったが,ファミリー層を中心に多くのファンが詰めかけていた。試遊コーナーも,Nintendo Landが70分,New スーパーマリオブラザーズ Uが90分待ちと,すでに発売されたタイトルとは思えないほどの盛況ぶりだった。特設ステージではWii Uタイトルを紹介するイベントが行われており,Wii Uの注目度はかなりアップしたに違いない。
コーエーテクモゲームス
「真・三國無双7」が40分,
「無双OROCHI2 Hyper」が55分待ち(対戦専用台は,50分待ち)と,
さすが「無双」という雰囲気のコーエーテクモゲームスブース。ユーザーの平均年齢はほかのタイトルに比べて若干高めで,性別は,男女が半々といった印象だ。
会場では両タイトルを使用したゲーム大会も実施され,上位入賞者には豪華賞品がプレゼントされるとあって,多くの人が参加していた。
バンダイナムコゲームス
とにかくタイトルの豊富さが印象的だった,バンダイナムコゲームスブース。
「ワンピース 海賊無双2」「NARUTO−ナルト− 疾風伝 ナルティメットストーム3」「NARUTO-ナルト- SD パワフル疾風伝」「トリコ グルメモンスターズ!」「ドラゴンボール ヒーローズ アルティメットミッション」「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル 超サイヤ人覚醒」「デジモンアドベンチャー」「テイルズ オブ ハーツ R」「サモンナイト5」,そして
「銀魂のすごろく」と人気タイトルばかりで,子供達を中心に,数多くの来場者を集めていた。
(左)「銀魂のすごろく」は100分待ち。(右)「NARUTO−ナルト− 疾風伝 ナルティメットストーム3」の試遊コーナー。対戦プレイで一勝以上した人には,クリアファイルをプレゼント
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(左)「NARUTO-ナルト- SD パワフル疾風伝」は65分待ちだった。(右)海賊船をイメージした豪華な作りの「ワンピース 海賊無双2」コーナー
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マーベラスAQL
稲船敬二氏が放つニンテンドー3DS用ソフト
「海王」を始め,
「牧場物語 はじまりの大地」「ルーンファクトリー4」など,ファン注目のタイトルが出展されていたマーベラスAQLのブース。とくに目立っていたのが,海賊船を模した造りの,海王コーナー。試遊こそできなかったものの,同作の世界を再現したアトラクション
「ラジコン海賊船チャレンジ」が来場者を集めていた。
「ラジコン海賊船チャレンジ」の様子
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