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ニンテンドーDS用「マジコン」の輸入が正式に禁止。経済産業省,任天堂の輸入差し止め申し立てを受理と発表
ニンテンドーDSなどのコンシューマ機には,正規のゲーム以外は動かないようなプロテクトが組み込まれているが,マジコンはこれを無効にし,コピーされたゲームの起動を可能にする。そのため不正コピーが横行し,任天堂などのコンシューマ機販売業者は,以前からマジコンの輸入差し止めを申し立てていた。
2012年5月30日に掲載した記事でもお伝えしたとおり,これまで民事で争われていたマジコン問題を刑事罰の対象とする不正競争防止法の見直しが経済産業省の主導で行われており,初となる販売業者の刑事摘発も行われた。マジコンの販売禁止および輸入差し止めも2011年12月に制度化されているが,実際に申し立てが受理されたのは,今回が初めてとのこと。
発表資料はさらに,マジコンの広告掲載やネットでの紹介,販売サイトへのリンクなども,幇助行為として損害賠償や刑事罰の対象になると改めて注意しており,マジコン排斥の姿勢を見せている。
「不正競争防止法に違反する物品の輸入差止申立てが受理されました」
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