イベント
ソニーの音楽聴き放題サービス「Music Unlimited」のローンチを記念して“音茶会”が開催。平井一夫社長が掲げる“One Sony”を体現化したサービスに
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「Music Unlimited」は,以前「こちら」の体験会レポート記事で紹介したように,クラウドベースの定額制音楽サービスで,1000万曲以上の楽曲を,PlayStation 3/PlayStation Vita,Android OSを搭載したスマートフォン/タブレット/ウォークマン,iPhone/iPod,PCなどで聴けるというものだ。また,モバイル機器で利用する場合,プレイリストやチャンネルをキャッシュしておけば,オフラインでもお気に入りの曲を聴けるようになっている(※一部対応機種のみ)。
利用料金は30日間プランで1480円(税込)で,現在は30日無料体験キャンペーンを実施中だ。なお,支払い方法は現在のところクレジットカードのみで,本サービスは基本的に自動更新となっている。サービス利用を停止する場合,自動更新停止の手続きが必要な点には注意してほしい。
「Music Unlimited」公式サイト
イベントは,東京・六本木にある「TEIEN TOKYO」を会場に,音楽と茶道を融合した“音茶会”という雅な催しとなっていた。
音茶会は,遠州茶道宗家十三世家元の小堀宗実氏が直々にお茶を点て,列席者に振る舞うという,野点から始まった。
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また小堀氏は,茶道は静かな中で行われると思われているが,音楽ではないものの音という要素は非常に大事で,釜でお湯が沸く音,お茶を点てるときの茶筅の音,そしてお茶を飲むときの僅かな音など,静かな中でのわずかな音が集中力を高め,また心が安らぐのだと説明してくれた。
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平井氏は,音楽レーベル各社や関係者の賛同・協力を受け,7月3日から日本でもMusic Unlimitedがスタートできたことに感謝し,その喜びを強調した。
平井氏は,4月にCEOに就任して以来,「One Sony」という言葉をスローガンに掲げている。ソニーは,エレクトロニクスビジネスであろうと,コンテンツビジネスであろうと,常にユーザーに感動を届けることが目的なのは変わらないという意味,そしてその感動を届けることに対して,全社一丸となって取り組むという意味があると説明。そして,「Music Unlimited」は,さまざまなソニーグループの会社が一同となって,音楽を通してユーザーに感動を届けるという,「One Sony」が形になったいい例だと述べた。
まだMusic Unlimitedのサービスはスタートしたばかりであり,今後も音楽レーベル各社とコラボして,邦楽の音源もなるべく多く,そしてタイムリーに提供していきたいとコメント。Music Unlimitedを大きなサービスに育てていきたいと抱負を述べた。
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シャーフ氏は,日本で「Music Unlimited」が素晴らしいスタートを切れたのは,日本の音楽レーベル各社の協力があってこそ実現できたものだと謝辞を述べた。
また,このサービスは1000万曲という豊富なコンテンツがあり,PlayStationプラットフォームをはじめAndroid/iOS端末からも利用できることをアピール。なお,平井氏同様に邦楽のコンテンツも増やしてサービスを拡大していきたいと述べたが,その時期を2012年内と,具体的に語っていた。
さらに,「Music Unlimited」はまだ音楽産業ではビギナーであり,これからユーザーに対しアピールをするとともに,音楽レーベル各社により一層のサポートを受けることで,エキサイティングなコンテンツを提供して市場を盛り上げていきたいと述べ,スピーチを締めくくった。
続いては,Music Unlimitedに楽曲を提供している音楽レーベル各社から,EMIミュージック・ジャパン代表取締役会長の行方 均氏,ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役CEOの北川直樹氏,ユニバーサルミュージック合同会社CEO 兼 社長の小池和彦氏,ワーナーミュージック・ジャパン代表取締役会長 兼 CEOの石坂敬一氏が登壇し,それぞれ挨拶を行った。
![]() 行方 均氏(EMIミュージック・ジャパン代表取締役会長) |
![]() 北川直樹氏(ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役CEO) |
![]() 小池和彦氏(ユニバーサルミュージック合同会社CEO 兼 社長) |
![]() 石坂敬一氏(ワーナーミュージック・ジャパン代表取締役会長 兼 CEO) |
行方氏は,音楽は筒型のレコードに始まり,ウォークマンやCDなどさまざまな“乗り物”で運ばれてきたが,今回,新たに現れた「Music Unlimited」には大きな乗り物になってほしいと,期待を寄せていた。
北川氏は,自身が若い頃は3000円くらいの金額でレコードを購入していたが,今や月額1480円で1000万曲を聴き放題という,若い頃の自分だったら信じられないほど,音楽を聴くにはとても良い環境になっているとコメント。「Music Unlimited」に多くのユーザーが集まってほしいと語った。
小池氏は,日本はデジタル先進国で,ダウンロードビジネスでも世界の先頭を走ってきていたが,他国のデジタルマーケットが伸びを見せるのとは反対に,2012年に入ってから,国内のデジタルミュージック市場は急激に冷え込んでいると述べた。海外では聴き放題サービスが始まっていることもあり,自分達もいち早く導入して,ユーザーがもっと簡単に音楽に触れる機会を作らなければならないと警鐘を鳴らした。
それがひいてはマーケットを拡大し,音楽ファンを増やすという根本的な解決になると思っていることから,「Music Unlimited」には多大な期待を寄せており,全面的に協力すると宣言した。
石坂氏は,アラカルトダウンロードが国内で低調なのは,作品があまりすごくないからだと,やや偏見を持っていたそうだ。しかし,Music Unlimitedのサービスが始まって検索してみたところ,The Carter Family,Woodrow Wilson "Woody" Guthrie,The Memphis Jug Bandらの楽曲が聴けることを知り,すごいと思ったそうである。いずれ邦楽の音源も充実し,音質も良ければ,パーフェクトなサービスになるとコメントした。
冒頭でも触れたように,「Music Unlimited」はクラウド型の音楽配信サービスのため,アカウントを1つ契約すれば,複数の対応機器で聴き放題のサービスを楽しめる。また,クレジットカード情報の入力が必要になるが,現在は30日間無料で体験できるキャンペーンを実施中だ。興味を持った人は,どのような楽曲が聴けるのか,音質はどうなのか,実際に利用してみてはいかがだろうか。
「Music Unlimited」公式サイト
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