リリース
KLab,RMTの対策を開始。オークションサイトやゲーム内の監視強化など
| KLab | |||
| 配信元 | KLab | 配信日 | 2012/05/10 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
http://bit.ly/Ko9WeY
このたび弊社が提供するソーシャルゲーム上でユーザーが入手したアイテムを、ユーザー同士がインターネット上において現金で売買するリアルマネートレード(以下、「RMT」)の防止対策を開始いたしますので、お知らせいたします。
また、RMT防止対策のうち、RMT関連行為のチェックにつきましては株式会社ガイアックス(本社:東京都品川区、代表執行役社長:上田 祐司)の協力を得て、体制を強化してまいります。弊社は、RMTの禁止の徹底に向け、引き続き真摯に検討を行い、随時、可能な限り速やかに必要かつ適切な施策を実施していきます。
1.RMT防止対策を開始する理由
弊社が提供しているゲームにおいては、RMTを明確に禁止しております。
しかしながら、極めて少数のユーザーではありますが、インターネットオークション等を利用して現金による取引を行っているのが現状です。弊社としましては、RMTを可能な限り発見し、現金による取引を防止するものです。
ただし、当社が提供元ではないゲームに関しては、提供元の判断に委ねられます。
2.RMT防止対策の内容
【RMT関連行為のチェック体制の強化】
・オークションサイトの監視強化
株式会社ガイアックスには、24時間体制での有人による投稿監視サービスをこれまで数百社以上に提供してきた実績があります。その実績を活かして構築された、RMT防止対策専用の投稿監視サービスを取り入れることで、RMT防止対策のための監視体制を強化します。具体的には、専門的な知識とノウハウを持ったオペレーションチームを中心に、有人によりオークションサイト等でのRMT行為に利用されているアイテムを監視・発見し、削除要請を行います。
・システムによるゲーム内の監視強化
アクセスログにより、RMTを行なっていると疑わしい行為を発見した場合、違反ユーザーに対する警告、アカウント停止等の措置を実施します。トレード機能(※1)やギフト機能(※2)の利用が頻繁かつ希少価値の高いアイテムの提供が多いユーザーをユーザー検索システムにより抽出します。また抜本的な対策としてゲーム内のトレード/ギフト機能の改善を行います。
【トレード機能の改善】
・匿名型のトレード機能を導入
従来の任意のユーザーを探してトレード申請をする形から、出品するユーザーは条件を指定してアイテムをゲーム内の公共の場に出品し、他のユーザーは欲しいアイテムを検索し、自身のアイテムを交換アイテムとして入札します。出品者/入札者ともにトレード相手を特定することはできません。
【ギフト機能の改善】
・友人/ギルド間でのみギフト機能を利用可能
今後、ギフト機能はゲーム内の友人/ギルド間のみで可能とし、ギフト機能が利用できるようになるためには下記の条件をクリアした上で利用が可能となります。
*友人関係の成立から2週間
*ギルドメンバーになってから2週間
・取引回数の上限を設定
1日あたりの取引回数に上限を設けることでギフト機能の営利を防止。
※1:ユーザーがゲーム内の任意のユーザーに対して条件を提示しトレード申請をして、条件合意がなされたらトレードが可能となる機能です。
※2:任意ユーザーに自身の所有アイテムを贈ることが可能となる機能です。
【RMT専門業者等への申し入れ】
弊社のゲーム上で提供されるキャラクター、アイテム、カード等の一切の販売を停止するとともに、関連するデータを当該サイト上及びサーバーから完全に削除するよう書面等で要求しました。
3.業績に与える影響
本件が弊社の平成24年8月期業績に与える影響はありません。
「KLab」公式サイト
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