米アップル，iOSアプリ開発ツールに関する制限を大幅に緩和

App Store Review Guidelines
配信元	アップル	配信日	2010/09/10

＜以下，メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています＞

App Storeはモバイルアプリケーションの開発・配信の手法に革命をもたらしました。
25万本以上のアプリケーションが登録されており、累計65億ダウンロードを達成したApp Storeは、世界最大のモバイルアプリケーションプラットフォームとなり、デベロッパーの皆様はApp Storeを通じたアプリケーション販売で10億ドル以上を手にしました。

私たちは引き続きApp Storeをより良いものにしていきます。私たちはデベロッパーの皆様の声に耳を傾け、多くのフィードバックを真摯に受け止めてきました。デベロッパーの皆様のご意見に基づき、本日、私たちはiOSDeveloper Programライセンスのセクション3.3.1、3.3.2、3.3.9に重要な変更を加え、今年初めに課した制限のいくつかを緩和します。

とりわけiOSアプリケーションの開発に用いる開発ツールに関する制限については、開発されたアプリケーションが付加的なコードをダウンロードしないことを前提に大幅に緩和するものとします。これにより私たちが必要とするセキュリティを保持しつつ、デベロッパーの皆様が求める柔軟性をもたらすことになるでしょう。

さらに、これは初めてのことになりますが、デベロッパーの皆様より提出されたアプリケーションに対する私たちの評価方法をご理解いただくため、App Store Review Guidelinesを公開します。これにより私たちの透明性を高め、デベロッパーの皆様に、App Storeにむけて、さらに素晴らしいアプリケーションを開発していただく助けとなることを望んでいます。

App Storeはモバイルソフトウェアの歴史において恐らく最も重要なマイルストーンとなることでしょう。私たちは引き続き、デベロッパーの皆様との協業を通じ、 革新的なモバイルアプリケーションでユーザの皆様に驚きと喜びをお届けしたいと考えています。

※ 本資料は、2010年9月9日付けで米国アップルが発表した内容を翻訳したものです。