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メガショウへの回帰は必至。Activisionなどが戻ってくる2009年のE3
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印刷2009/02/03 14:44

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メガショウへの回帰は必至。Activisionなどが戻ってくる2009年のE3

画像集#001のサムネイル/メガショウへの回帰は必至。Activisionなどが戻ってくる2009年のE3
 夏の話なので,いささか気が早いような雰囲気もするが,いつも「ハッと気がついたら夏」だったりもするので紹介したいのがE3の話題。
 世界最大にして最も重要なゲームショウとしてブイブイいわせていたE3(Electronic Entertainment Expo)だが,主催するESA(Entertainment Software Association)が会員各社の要望を受ける形でその規模を大幅に縮小したのが2007年の話。E3 Media & Business Summitと名を変えた新生E3は,メーカーとメディア/バイヤーがより親密に話し合えるスタイルで新作の展示が行われ,よりビジネスライクなものになった,ってのは何度も書いてきた話。2008年も同じスタイルで行われたが,これには内外からの批判が相次ぎ,いくつかの大手メーカーが参加を辞退するに及んで,次第に方向性を見失ってきた感じが強くなっていた。

 というわけで,2009年はさあ,どうなるんだろうと注目されていたE3だが,ESAは北米時間の2月2日,E3 Media & Business Summit 2009に出展するメーカーのリストの最新版を公開した(完全なリストは「こちら」)。
 それによると,昨年参加を見送ったActivision Blizzardをはじめ,ESA会員の資格を更新しなかったLucasArts Entertainmentなどの名前などが確認でき,2008年10月23日にお伝えした記事にもあるように,ふたたびメガショウへの道を歩み始めているようだ。参加資格として「ESA会員のメーカーである」という制約もなくしたため,出展社数はさらに増える可能性が高い。
 個人的には,ライプツィヒのGames Conventionや東京ゲームショウなどに比べて静かで歩きやすく,またきっちりアポイントが必要なため取材もしやすいなど,そんなに悪くなかったとは思うのだが,どのメディアも同じような報道しかできないとか,参加メーカーが少なすぎるという問題はあっただろう。いずれにしろ,ゲーム業界を巻き込みつつある世界的な経済悪化の中,かつての栄光を取り戻し,なおかつ業界やメディアの期待に応えるためのESAの模索はしばらく続いていきそうだ。
 2009年のE3は,6月2日から4日まで,ロサンゼルスのコンベンションセンターで開催される予定。詳しくは,公式サイトをチェックしてほしい。
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