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2007年のオンラインゲーム市場は1121億円規模に。日本オンラインゲーム協会が発表
JOGAとは,経済産業省関東経済産業局によって運営されてきた「オンラインゲーム研究会」および,その分科会である「オンラインゲームフォーラム」を前身とした団体。市場の統計調査のほかにも,不正アクセスやRMT,ゲーム広告などなど,オンラインゲームに関わるさまざまな取り組みを行っている集まりだ。
さて,恒例ともいえる今回の発表なわけだが,この資料から,オンラインゲーム市場の何が見えてくるのだろうか。いくつかピックアップしながら見ていこう。全体としては,拡大傾向ながらも,勢いの衰えが顕著な雰囲気。オンラインゲーム市場の今後を考えさせられる結果となっているようだ。
■オンラインゲームタイトルとその推移
2005年:314タイトル
2006年:474タイトル
2007年:513タイトル
まずオンラインゲームのタイトル数だが,こちらは増加傾向にあるものの,増え幅が大きく減少しているのが分かる。一時期の新興市場ならではの熱気が落ち着き始め,異業種からの新規参入などが減った昨今の様子からすると,これは当然の結果だろう。2007年のサービス終了タイトル数は73タイトルにも及ぶなどのデータもあり,オンラインゲーム市場も淘汰の時代に入っていることが見て取れる。
■ユーザーアカウント数とその推移
2004年:約1942万アカウント
2005年:約2807万アカウント
2006年:約4198万アカウント
2007年:約5905万アカウント
おそらくは累計アカウントであって,当然アクティブユーザーの数ではないのだろうが,この数値をもって何を言いたいのかはよく分からない。資料には「ユーザーアカウント数は増加傾向」とあるが,累計アカウントが増える一方なのは当たり前なのだが……。ちなみに5905万アカウントの内訳もよく分からず,いまいち信頼性に欠ける。まずは,「指標」となる項目をちゃんと考えて定義すべきだろう。
■2007年のオンラインゲーム市場と市場の推移
2004年:約578億円
2005年:約820億円
2006年:約1015億円
2007年:約1121億円
最後に,市場規模の推移を見てみよう。上記でも書いたが,オンラインゲーム市場の勢いの衰えが目立つ印象。とはいえ,興味深いのは,市場規模は拡大しつつも,オンラインゲーム会社数が前年比89%と減少している点だろう。つまり,勝ち組と負け組の明暗がはっきり分かれつつあるという結果に。オンラインゲームは,いわゆる「ネットワーク外部性」の効果により,人が多ければ多いほど価値が高まる(面白くなる)という傾向が強いというのもあるのだろうが,いろいろと考えせられる結果だろう。
ともあれ,より詳細な情報は,日本オンラインゲーム協会の公式ページの「こちら」に掲載されている。興味がある人はそちらを見てみるとよいだろう。
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