― 特集 ―
TOKYO GAME SHOW 2005


 今年(2005年)もまた,この季節がやってきた。東京ゲームショウ2005が,2005年9月16日から18日(日)にかけて,日本コンベンションセンター(幕張メッセ)で開催されているのだ。
 世界中からメディアが集まる巨大なゲームショウというのは,数えるほどしかない。E3(Electronic Entertainment Expo),GC(Game Convention),そして日本の東京ゲームショウだ。今年からは,これに韓国で開催されるG★(Game Show & Trade, All-Round)が加わることになりそうだが,今のところは,東京ゲームショウ(TGS)がアジア最大のゲームショウといえる。

 15回めとなる今年は,実に11か国/地域(日本やアメリカ,韓国はもちろん,ウクライナまで!),131の組織が出展しており,2004年の117組織を大きく上回っている。また公開コンテンツ(ゲームタイトルなど)も552点と,これまた2004年の508点から大きく数字を延ばした。

 

 しかし,こと話をPCゲームに限ると,最初からやや寂しい展示であることは予想がついていた。エレクトロニック・アーツやマイクロソフト,コーエーといった大手が,次世代コンシューマ機に注力しており,NC JapanやNexonを筆頭とする,大手オンラインゲームメーカーを出展を取りやめている。そして実際それは"予感"に終わらず,Xbox 360を筆頭とするコンシューマ機向けのタイトルが大きくスペースを取り,PCゲームは片隅でムービー展示されているのみのものが多かったのが,(当サイト的には)非常に残念だ。

 

 だが悲観的になるほどでもない。"超新作"や"初出し情報"でこそないが,PCゲーマーにとって魅力的な作品はいっぱいある。「The Movies」「鬼武者3 for PC」「F.E.A.R.」「プリンス・オブ・ペルシャ ケンシノココロ」など期待作がいっぱいのATIブース,「ラグナロクオンライン2」がプレイアブルで展示されているGravityブース,イベントてんこ盛りのガンホーブース,新たな拡張パックが発表されたスクウェア・エニックスブースなど,見どころはまだまだたくさんだ。
 全3日間の日程のこの東京ゲームショウ。これらの記事が,「一日くらい行ってみようかな?」と思っているPCゲーマーの参考になれば幸いだ。

 

 

 東京ゲームショウ2005開催中に,ガンホー・オンライン・エンターテイメント 代表取締役社長 森下一喜氏にインタビューする機会を得た。発表されたばかりの「グランディアオンライン」も気になるところだが,それを含めたガンホー提供作品のマーケティング,ポータルの展開を中心に話を聞いてみた。


 東京ゲームショウ2005のGravityブースでは,すべてのタイトルがプレイアブルな状態で出展されていた。新感覚ゲームポータル「スタイリア」は,そんなGravityブースの中では地味といえる出展内容だったのだが,「レクイエム」にも負けないほど多くの人に試遊されていた。日本での知名度はそれほど高いとはいえないが,隠れた注目作といえるだろう。カジュアルゲームに興味のある人は,ぜひチェックしておいてほしい。


 東京ゲームショウ2005の初日となる9月16日,会場近くの特別会議室でSOEおよびスクウェア・エニックスのEQ2関係者にインタビューを行う機会を得た。拡張パック第一弾がリリースされ,日本サーバーでもそろそろアドベンチャーパック第一弾が出ようかという節目となるこの時期,両社はコミュニティや世界市場をどう見ているのか。そのあたりを含め,色々と聞いてみた。


 東京ゲームショウ2005(TGS2005)で発表された,「ファイナルファンタジー XI」の拡張ディスク第三弾「アトルガンの秘宝」は,次世代機の話題ばかりが目立つTGS2005の中でも,ビッグなNewsの一つだ。本作についてより多くの情報を得たいと思っていた我々の前に,プロデューサー田中弘道氏が現れたので,急遽インタビューを申し入れた。ブース脇という悪条件ながらも,いくつか興味深い情報を聞くことができたので,プレイヤーならばぜひ一読を。


 ソフトバンク系企業による事実上の買収問題により,一躍時の人となった,GravityのKim, Jung Ryool(キム・ジュンユル)会長。その状況を考えても,彼への単独インタビューは不可能かと思われたが,TGS会場で同氏とのコンタクトに成功,インタビューを行うことができた。わずか30分のインタビューではあるが,その密度は実に濃いものとなった。興味のある人はぜひ一読を。


 Activisionの第二次世界大戦FPS「Call of Duty 2」は,PCゲーマーにとって現在最も注目度の高い作品の1本だろう。東京ゲームショウ2005のXbox 360ブースで,世界初の一般向けプレイアブル出展が行われたにもかかわらず,今なおゲーム内容自体はあまり情報が出てきていない本作。ところがゲームショウの最終日(9月18日),来日中のInfinity Ward チーフ テクニカル オフィサー Jason West氏にインタビューする機会を幸運にも得られたので,その内容をお伝えしよう。


 東京ゲームショウ2005の一般公開日初日(9月17日)に行われた,Gravityの開発者達との歓談会の直後。帰ろうとする「ラグナロクオンライン2」の開発統括ディレクター,Park, Young Woo氏に無理を言って,歓談会の後片付けが行われている状況下で,ミニインタビューを行った。次々と周りの机や椅子が片付けられていく中で,今後同作の"顔"として活躍するだろうPark氏の人となりやゲーム観について聞いてきたので,ぜひご覧あれ。


 東京ゲームショウ2005のタイミングで,「ヨーグルティング」の開発元である韓国NTI Softの開発プロデューサDi Ko氏が来日した。そこでガンホー・オンライン・エンターテイメント側の担当者,古志野 史嗣氏,鳥山主税氏ともども,主にヨーグルティングの開発過程について語ってもらった


 PCゲーマーならば,NVIDIAの「TWIMTBP」ロゴを何度か目にしたことがあるだろう。デベロッパやパブリッシャとの連携では,NVIDIAが一歩も二歩も先を行っているように感じるが,そんな状況にあって最近,PC用ゲームタイトルに「ATI」ロゴも目に付くようになってきた。果たして,ATI Technologiesは何をしようとしているのだろうか。TGS会場で話を聞いた。


 Game.exciteブースで最も大きなスペースが確保されているのは,MMORPG「アルティメット学園『乱』〜異世界の記憶を探れ〜」だ。この記事では,ブース内のステージで行われていたイベントの模様に加え,韓国から来日していた本作のプロデューサーPB Kim氏へのインタビューをお届けする。


 2005年9月13日に発表されたPC版「鬼武者3」が,デュアルコアCPUに最適化されているというニュースには,驚いた読者も多いと思う。果たして最適化とは,何が最適化なのか。東京ゲームショウ2005の会場でカプコンの担当者に詳しい話を聞くことができたので,その"驚きの内容"をお届けしたい。


 国内の販売代理店と契約し,日本市場参入を果たしたRazer。東京ゲームショウ2005にブースを構える同社に話を聞けたのだが,そこで新製品について明らかになった。Razerの最新製品は,Everglideとの協業による布製マウスパッドだ


 東京ゲームショウ2005に合わせて,世界を舞台に活躍する女性プロゲーマー,Alana "Ms.X" Reidさんが来日した。ゲーム用マウスメーカーであるRazerブースで開催される,「Quake III Arena」のデスマッチ大会に参加するためである。試合を翌日(つまり本日)に控えた9月16日,わずか20分程度だが彼女と話をする機会を得られたので,"強い"彼女が一体どういうプレイ環境を整えているのか,聞いてみた。


 コナミは,東京ゲームショウ2005で予告どおり,「ときめきメモリアルONLINE」をプレイアブルな状態で出展。初めて動いているときめきONLINEに触れられるとあって,(ビジネスデイであるはずの)初日からかなり大勢の人が詰めかけていた。また,プロデューサーのメタルユーキ氏の口からは,β2テストに関する情報も飛び出した。


 あの「Homeworld」の開発元として知られるRelic Entertainmentより,同社が開発したRTS「Warhammer 40,000:Dawn of War」の日本語版が発売されるという連絡をもらった。早速その件についてインタビューを申し入れたのだが,そこで,思わぬ話――なんと現在Relicが開発しているという新作オンラインゲームの話――を聞くことができた。なんでも「Warhammer 40,000」をベースにしたMMORTSを開発中なのだという。


 

 

 

 "ラグナロクオンライン 2"の強いイメージで染まっていたGravityブースですが,この3D MMORPG「レクイエム」も見逃せません。その名のとおりRO2とは打って変わってダークなイメージで,ゴア表現まで交えつつ戦いが展開されます。ほんわかゲームが苦手な人は,ぜひチェックを。


 先ほどの「Holy Beast」に続いての台湾MMORPGは,「飛天歴険 Dream of Mirror Online」。こちらもまたトゥーンレンダリングだが,特筆すべきはその斬新な作りと世界観。日本サービスも確実な気配なので,ぜひ一度見てみてください。


 つい先ほど紹介記事を掲載した,EASYFUNのMMORPG「Holy Beast Online」のプレイムービーをUpしました。年々規模が小さくなっていくアジア勢のブースですが,そのぶんクオリティが高いものを発見する確率も増えています。今年目についた2作の内の一つが,このHoly Beast Onlineです。


 スクウェア・エニックスブースでプレイアブル展示がなされていた,「フロントミッション オンライン Windows版」の直撮りプレイムービーをUpしました。まだまだβ版での画面ですし,(ユーザーイベント用に)機能限定状態での展示でしたが,PS2版より格段に美しくなった画面を確認できるでしょう。


 エキサイトが開発資金を援助して制作され,KESPIがサービスインするという3D MMORPG「ローハン」も,エキサイトブースでこっそりとプロモムービーが展示されていました。そのムービーを直撮りでUp。


 「プリンス・オブ・ペルシャ ケンシノココロ」の最後のムービーは,ちょっと小粒ですが中ボスとの戦闘シーン。"こんな感じのボス戦なのか"という雰囲気チェック用にぜひどうぞ。


 「プリンス・オブ・ペルシャ ケンシノココロ」のムービー2本めは,先ほどのシネマムービーからの続きである船上での戦闘シーン。最近の王子の特徴である"人とは思えない俊敏な動き"で,バッサバッサと斬りまくります。


 太古の昔からクネクネした動きで有名な,乱暴な王子が活躍するアクションゲーム"プリペル"(プリンス・オブ・ペルシャ)シリーズ最新作「プリンス・オブ・ペルシャ ケンシノココロ」のムービーをUpしました。3本ありますが,まずはオープニングムービーからどうぞ。


 日本にもオンライン競馬ゲームはいくつかあるが,今回は同ジャンルで韓国No.1の人気を誇る「競馬王」が日本に進出してくる模様。さらに激化するオンライン競馬ゲームの覇者となるのは,一体どこなのか。気になる人は,ぜひこのムービーで"新顔"のチェックを。


 "バッサリ"で有名な,戦国サバイバルアクション「鬼武者3」のプレイ直撮りムービーを,4GamerにUpしました。撮影状態もあまりよろしくなく180MBと妙に巨大ですが,オープニングから左馬介の戦闘シーンまで6分以上をカットすることなく収録してあります。ハードなPCゲーマーにもお勧めのライトアクションを,ぜひチェックしてみてください。


 「ラグナロクオンライン2」関係最後のムービーも,プレイアブルの台から直撮りのプレイムービーです。今回は,街の風景と戦闘。前作(というか今のRO)で誰しもお世話になったあのモンスターも登場するので,ぜひ一度チェックしてみてください。


 オフィシャルプロモムービーに続いての「ラグナロクオンライン 2」関係は,プレイアブルの台から直撮りのプレイムービーです。まず一つめは,キャラメイクから序盤の戦闘,前作(というか今のRO)から相変わらずの可愛らしいモンスター達も登場。ぜひ一度チェックしてみてください。


 PC系ゲーム関連の話題作,Gravityの「ラグナロクオンライン2」のプロモムービーを4GamerにUpしました。今回上げるのは,Gravityが配っているプレス用ムービー。画面サイズも小さく,ところどころ画質もやや難ありですが,オフィシャルだけあって特徴を捉えたムービーになっています。わずか6MBですし,まずはこのムービーのチェックからどうぞ。


 

 

 

 東京ゲームショウ2005のGravityブースでは,新作MMORPG「レクイエム」プレイアブルな状態で展示されていた。このほか,予告されていた"実写"プロモーションムービーの公開や,開発リーダーYoon, Sang Jin氏によるプレゼンテーションなど,多様な出展内容となっていたが,17日に行われた開発者歓談会での模様も含め,東京ゲームショウの取材で分かったレクイエムの情報をここでまとめておこう。


 東京ゲームショウ2005の一般公開日初日(9月17日)に行われたGravity主催の記者歓談会では,「ラグナロクオンライン2」「レクイエム」「スタイリア」の開発者達が一堂に会し,メディアとのQ&Aが行われた。記者歓談会で判明したラグナロクオンライン2の新情報を中心に,同作の正体に迫ってみたいと思う。


 一度,2005年2月14日に正式サービス開始というアナウンスもあったが,クオリティアップのために延期となり,その後もUC.Betaテスト(クローズドβテスト)が重ねられてきた「UniversalCentury.net GUNDAM ONLINE Dawn of Australia」。9月29日には今度こそ正式サービスが開始される予定だが,東京ゲームショウ2005でのプレイアブル展示はなし。バンダイ常務取締役の鵜之澤伸氏によるプレゼンテーションと,ビデオ出展のみとなった。


 先にお伝えした「ヨーグルティング」「エミル・クロニクル・オンライン」以外のガンホー・オンライン・エンターテイメント作品も,この秋以降アップデートが予定されている。「ラグナロクオンライン」「A3」「TANTRA」「ポトリス」「サバイバルプロジェクト」の,今後の展開をお伝えしよう。


 ガンホー・オンライン・エンターテイメントの"ハートフルオンラインRPG"こと「エミル・クロニクル・オンライン」。以前予告があったとおり,東京ゲームショウ2005のステージ発表で二次職の内訳が明かされ,新エリアの追加予定もアナウンスされた。気になるあの生き物の正体も明らかに!


 ガンホー・オンライン・エンターテイメントは,東京ゲームショウ初日(9月16日)のステージ発表で,学園MMORPG「ヨーグルティング」の現状と,今後のアップデートを明らかにした。正式サービス移行時に,オープンβサービスでのキャラクターデータが引き継がれるか否か新たに導入予定の「学級委員」など,気になる話題をチェックしてみてほしい。


 セガは,MMORPG「RF online」のオープンβテストを10月10日(月)23時59分59秒に終了し,10月18日(火)15時より正式サービスを開始することを発表した。プレイ料金は月額1780円から。また,日本独自仕様として士郎正宗氏デザインのアイテムを,現在制作中であるという。


 ガンホー・オンライン・エンターテイメントは,東京ゲームショウ2005の自社ブースで,今までイメージイラストしか公開されていなかった新作「コードネーム"GO"」の概要を明らかにした。その正体は「グランディアオンライン」。ゲームアーツの"グランディアシリーズ"をベースにした作品だ。


 Gravityは9月16日,東京ゲームショウ2005で"GRAVITY,Global Playground 2005"を開催した。その場では,(韓国での発表会同様に)Gravityの新ロゴおよびビジョンが発表されると共に,「ラグナロクオンライン2」の新仕様に関する説明が行われた。またβテスターの募集(正確には"予約受け付け")も開始されているので,気になる人はぜひご一読を。


 

 

 

 CESAオンラインコミュニティ特別委員会が出展する共同ブース「OCCオンラインゲームビレッジ」には,ハドソン,ビー・ビー・サーブ,ナムコなどのコーナーが設けられ,試遊台やミニステージが設置されていた。そこでは,「ダーク・エイジ・オブ・キャメロット」日本語版に関し,興味深いアップデート予定が聞けたので,それを中心にお伝えしよう。


 セガブースには,オンライン対応RPG「ファンタシースターユニバース」の試遊台が用意されていた。また,ステージでは同タイトルの紹介も行われたが,どちらも大混雑に。本作の注目度/期待度の高さは,かなりのもののようだ。


 東京ゲームショウ2005のコーエーブースは,プレイステーション3やXbox 360向けのタイトル出展がメイン。残念ながらPCゲームに関しては,「大航海時代 Online」「信長の野望 Online 〜飛龍の章〜」が映像出展されただけであった。が,それだけ見て帰ったのでは,怠慢のそしりの免れないというもの。そこで現場にいたコーエーSP本部リーダー・中村真一氏に根掘り葉掘り聞いてみたところ,「三國志」の新作など,実に興味深い情報が出てきたので,早速お伝えしよう。


 東京ゲームショウ2005最終日の9月18日12時,Razerブースに4dN.psyminのメンバーが集結。約1時間半後のWCG2005日本予選決勝戦が控えている彼らが,なぜ!? 実はRazerが今後の4dNのスポンサーとなり,活動をバックアップするというプレス発表会が行われたのだ。


 リリースされる作品の数が増えるのに合わせて,個性的な世界設定を持つMMORPGが増えてきた。この「Khan:The Absolute Power」も,そんな個性的な設定を持つ作品の一つだ。韓国で開発された本作の舞台となるのは,西洋ファンタジーでも武侠世界でも学園でもなく,ジンギス・カンの時代のユーラシア大陸だという。


 エキサイトブースで,"ローハン"と共に目立たないように(意図的に目立たせてなかったとしか思えない地味さで)ムービー展示されていたのが,この「Dispatch of Army」。"初めて見るな"と思って撮影し,それから色々話を聞いてみたら,出てくる出てくる新情報……。チーム戦FPS好きは,ぜひ一度読んでみてほしい


 新作MMORPGがズラリと軒を並べる,韓国・台湾企業が集まるスペースの一画で,第二次大戦におけるドイツとソ連の戦車戦をテーマとしたアクションゲームを発見。「Blitz 1941」は,気が向いたときにサックリと遊べる,カジュアルなMMOアクションだ。


 東京ゲームショウ2005で,ついに正式サービスの日程が公開された「RF online」。セガブースにあるRF onlineコーナーでは,βテストサーバーに接続して,国内未公開マップである「穿孔のイド」(イダー)での体験プレイが行われていた。同時に各種族でのミニRvR対戦大会も開かれていたので,その模様もレポートしよう。


 東京ゲームショウ2005の,「台湾ゲーム館」と名付けられたブースの正面で,大きく展示されていた作品がこの「飛天歴険 Dream of Mirror Online」である。アニメ調で描かれたキャラクターグラフィックスがかなり可愛らしく,興味深い機能もいくつか見受けられる本作は,日本でのサービスがほぼ確定した状態とのことだ。


 セガ・ロジスティクスサービスのブースでは,同社の新型USBコントローラ「Surf Wave For PC」が展示されていた。アナログ2系統入力を持つワイヤレスコントローラは,対応するセガ製PCゲームタイトルに合わせて12月に発売予定という。


 2005年の東京ゲームショウの"台湾ゲーム館"ブースは,出展社が計3社と,2004年よりも少なくなっていた。そのため開発力が落ちてきているのかと一瞬心配したのだが,実は,何か光るものがある"クオリティの高いタイトル"だけが厳選されて出展されているのだった。ここではそのうちの一つ,EASYFUN Entertainmentの「Holy Beast Online」を紹介しよう。


 グラフィックスカードやマザーボードなど各種PC用デバイスの販売代理店として知られるアスクは,同社のブースでCrossFireの動作デモを実施中だ。また,ユニークなグラフィックスカードの展示も行っていたので,気になる出荷時期などをまとめてお知らせしよう。


 アトラスブースは基本的に各種コンシューマ系(とくにメガテン系)が元気だったが,横一列に並んだ「Risk Your Life Part2」(RYLPart2)のプレイアブル展示も,なかなか広いスペースが確保されていた。PvPを主軸に据えたMMORPGの本作を,いきなりレベル30のキャラで体験できるチャンスなので,PvPファンはアトラスブースのチェックをお忘れなく!


 会場隅のほうにひっそりとブースを構えていたユービーアイソフトだが,大胆なミリタリーコスチュームのコンパニオンがやたら人気で,スペースに収まりきらないほど人が集まっていた。PCタイトルの出展はなかったが,PC版も開発されている「Peter Jackson’s King Kong」がプレイアブルで展示されていたので軽くレポートしよう。。


 先頃ライブドアからの発売がアナウンスされた,「プリンス・オブ・ペルシャ ケンシノココロ 日本語版」。そのマスターバージョン(!)が,東京ゲームショウのATI Technologiesブースに展示されている。有名俳優を使った日本語への吹き替えを行うなど,力の入ったローカライズを実際に確認できたので,そのレポートをお届けしよう。


 東京ゲームショウ2005でスクウェア・エニックスは,「ファイナルファンタジーXI」の拡張ディスク第三弾「アトルガンの秘宝」を発表し,映像出展を行った。アトルガンの秘宝では,新エリア,新ミッションの追加のほかに,16番めとなるジョブ「青魔道士」が登場することが判明。入手した情報を余さずお伝えしよう。


 クローズドβテストの終了以降,なかなか具体的な情報が聞こえてこなかった,アトラスのオンラインRPG「真・女神転生オンライン IMAGINE」。東京ゲームショウ2005では,ムービーのみではあるが展示が行われていた。そしてここにおいて,これまでMOタイプだったこの作品が,MMORPGとして生まれ変わることが明らかになった


 最近,海外タイトルを国内で次々と発売している注目のライブドアが,ATI Technologiesのブースで「ブラザー イン アームズ」「F.E.A.R.」「プリンス オブ ペルシャ ケンシノココロ」の3本を出展。その中で,「F.E.A.R.」の日本語版発売に関する情報も明らかになったので,早速お伝えしよう。


 2005年3月に海外で発売された,シリーズ第3作「Tom Clancy's Splinter Cell:Chaos Theory」の日本語版(!),「トム・クランシーシリーズ スプリンターセル カオスセオリー」が,ATI Technologiesブースにプレイアブルな状態で展示されていた。(少なくとも正式な発表はないまま)こっそりとローカライズが進められていたのには驚きである。ユービーアイスタッフから詳しい話を聞いてきたので,ご覧あれ。


 東京ゲームショウ2005のスクウェア・エニックスのブースで,PC版「フロントミッションオンライン」がプレイアブルな状態で展示されていた。この展示でいろいろと明らかになったが,なかでも注目なのは,発売日が11月2日に決まったこと。あと2か月と少しで,PCからも出撃できるのだ。


 東京ゲームショウ2005のATI Technologiesブースでは,撮影は禁止ながら,未発表の新型グラフィックスチップを搭載するカードの動作デモを実施していた。ピクセルシェーダ3.0(Shader Model 3.0)に対応する同製品について,現時点で判明した限りの情報をお伝えしよう。


 マイクロソフトのXbox 360ブースに,予告どおり「Call of Duty 2」のプレイアブルデモが展示されていた。PC版ではないのが少し残念だが,一般向けでは世界初のプレイアブル出展だ。世界中のFPSプレイヤー垂涎の本作を,いち早く遊ぶチャンス,CoDファンは"いの一番"に駆けつけよう。


 

 

 

 エキサイトが運営するMMORPG「アルティメット学園『乱』 〜異世界の記憶を探れ!〜」のイメージガールを務める大網亜矢乃さんは,東京ゲームショウ2005の期間中,同タイトルのステージイベントに連日出演していた。最終日に彼女と話す機会を得られたので,3日間の感想と,(「乱」関連も含めた)今後の予定について聞いてきた。


 ゲームショウといえば,新作/大作ゲームもさることながら,会場を華やかに彩るコンパニオンの"おねーさん"も(多くの男性には)見逃せない(でしょ?)。というわけで,開場で見かけた各社コンパニオンの写真を,まとめてUpした。最後まで見たよい子(?)のために,今回は特別にオマケ(内容は見てのお楽しみ)もつけておこう。