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教育用のオンラインゲーム?「Spell Mage」が日本でも展開
2005/03/11 16:10
 ネットカフェのシステム支援事業やWorld Cyber Games(WCG)の運営など,ブロードバンドコンテンツ関連の事業を手がけるテクノブラッドは,本日(2005年3月11日),韓国のBURUXO社が手がけるオンライン・エデュテイメントゲーム「Spell Mage」の日本国内における独占販売契約を締結したと発表した。BURUXO社は,韓国で学習用ソフトを中心に開発を行なっているソフトウェア会社。Spell Mageは,Education(教育)とEntertainment(娯楽)を組み合わせた造語"エデュテイメント"(Edutainment)という言葉の示す通り,"楽しく学ぶ"ことを念頭に開発されているオンラインゲームだという。
 
 気になるSpell Mageの内容だが,英単語のパズルをベースにしたゲームシステムを基幹としているようで,画面を見る限りだと,キャラクターを動かして任意のアルファベットをマップ上のポイントに配置し,英単語を完成させていく……といった内容である模様。オンラインゲームということで,シングルプレイのみならず対人戦モードも搭載しており,敵の隙を突いて攻撃(?)したりなど,戦略的な要素も色濃いようだ。韓国では2004年1月に本作のクローズドベータテストが開始されており,同年7月には大規模な大会も開かれたという。
 日本ではテクノブラッドが独占契約を結んだ本作だが,教育用となると,従来のMMORPGのようなタイトルとはマーケティングの仕方も変わってくるだろう。そういう部分も含め,今後どういった展開をしていくのか,なかなかに気になるところである。ネットカフェ関連のソリューションビジネスも手がけるテクノブラッドが絡んでいるとなると,ネットカフェでの利用なども念頭に置いているのかもしれない。

 さてこれは余談だが,昨今,ゲームを教育に利用しようという動きが目立ち始めている。最近では,

日韓共同でオンラインコミュニティの教育目的利用の研究開始
[GDC#05]日本のシリアスゲーム,DirectXなど2日目の見どころ

あたりがその関連記事に当たるわけだが,こういった話は別に小難しく考える必要ない。例えばタイピングゲームの人気作「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」などは,間違いなくユーザーが"楽しく練習できた"であろうタイトルであり,筆者としては,ゲームの教育への有効性というのは,すでにある程度のレベルでは証明されているようなものなのではないかと思わずにはいられない。e-ラーニング事業は,ブロードバンドコンテンツ市場全体においてもその成長が見込まれている分野の一つ。教育への有効性をもってゲームの社会的地位を高める動きのみならず,ゲームがe-ラーニング市場にどれだけ食い込んでいけるのか,この先の展開が楽しみである。(TAITAI)


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http://www.4gamer.net/news/history/2005.03/20050311161057detail.html