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工画堂の新作ストラテジー「ブルーフロウ」の概要と発売日が判明
2005/01/24 12:02
 昨年(2004年)12月24日に「こちら」の記事でお伝えした,工画堂スタジオのリアルタイムシナリオストラテジー「ブルーフロウ」に関して,ゲームの概要や発売日,動作環境などの情報が入ってきたので,取り急ぎお伝えしよう。

 ゲームの舞台となるのは,人類が宇宙に進出して数百年というはるかな未来。各植民惑星の上に搾取者として君臨する地球政府と,虐げられる貧しい宇宙移民達の対立が,後者(惑星連合軍)による「惑星ネクタル侵攻」として火の手を上げ,世界戦争へと発展していく。その戦争の主力兵器は,「パワードール」シリーズでおなじみの鋼鉄の巨兵「パワーローダー」だ。

 主人公である14歳の少年ユアン=オンリーとその友人二人は,この惑星ネクタルでの戦闘に巻き込まれて生命の危機に陥るが,一機の青いパワーローダーと14人の女性兵士達の部隊に救われる。
 密林からの脱出行,強制徴兵,故郷の被災,同朋の裏切りといった,泥沼の戦場の過酷な現実を突きつけられつつも,彼女らに支えられることで成長し,やがてパワーローダーに搭乗して戦場を駆ける主人公,逆に主人公らの存在によって,ただの少女に戻れる時間を得た女性兵士達……。この両者の関係を軸に物語が紡がれていく。

 ゲームはアドベンチャーとストラテジー,二つのパートから成る。このうちストラテジーパートはリアルタイム制を採用しており,最大で10機を超えるパワーローダーに指示を出し,攻撃や隠密行動をこなしていくというもの。そして,作戦の成否が戦争そのものの行方を左右するという。
 対するアドベンチャーパートは,少年ユアンの戦争体験を描く内容になっており,彼が目にした戦いの真実と,女性兵士達=年上の女性達とのふれあいが語られる。

 発売予定は2005年2月末,DVD-ROM1枚の形で提供され,価格は現時点(1月24日)では未定となっている。動作環境については下にまとめたので参照してほしい。ライトユーザーを主なターゲットとした作品になるという本作だが,発売予定時期まで残すところ5週間弱。追加情報が入り次第お伝えしていこう。(Guevarista)


「ブルーフロウ〜Blue Flow」
発売予定:2005年2月末
価格:未定
動作環境:Windows 98/Me/2000/XP 日本語版,PentiumIII/800MHz以上,メモリ 256MB以上,HDD空き容量 1.5GB以上,DirectX 7以降に正式対応したビデオカード,ビデオメモリ 8MB以上,DirectX 7と100%互換性のあるドライバを備えたサウンドカード,DirectX 7以降
主要キャスト(役名):川上とも子(ユアン・オンリー),田中理恵(クロウディア。隊長),池澤春菜(マキ。副隊長)岸尾大輔(ジョーカー。本名はアル・ボルジア),古賀寛之(黒帯。本名はバシュラール・ボネット),森永理科(レイチェル),友永朱音(白瀬),カンザキカナリ(アリシア),村田あゆみ(リンリン),白石稔(ジェリド。惑星連合軍大佐)

 →紹介ページは「こちら」

(C)2005 KOGADO STUDIO,INC.


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http://www.4gamer.net/news/history/2005.01/20050124120201detail.html