ニュース
「メダル オブ オナー パシフィック アサルト」トラトラトラの巻 第1回
2004/12/03 21:15
第1回 日本語版について&兵器紹介

Text by 虎武須(Kobs)

 11月25日に日本語版が発売されたばかりの,シリーズ最新作「メダル オブ オナー パシフィック アサルト」(以下,MoHPA)。すでに入手したファンもいると思われるが,先日掲載したレビュー「こちら」でお伝えできなかった点を,ここでいくつか紹介しておきたい。

【日本語版では日本語/英語の選択が可能】
 音声と表示は,それぞれ独立して言語の切り替えが可能。例えば"英語音声"+"日本語字幕"といった設定ができる。英語表示を選択した場合はデフォルトでは字幕は表示されないが,OptionsのVideoを選択し,Subtitlesの項目をOnにすると英語字幕が表示される。

【日本語版パッチについて】
 日本語パッチ バージョン1.1が,エレクトロニック・アーツの「こちら」からリリースされている。すでに英語版パッチを導入している場合,あとから日本語版パッチをあてるにはゲームを再インストールする必要があるので注意。

※2004年12月6日,記事を修正しました。日本語版パッチ導入についてご注意ください。

 さて,この連載はMoHPAをより深く楽しむための記事を目指している。そのため,直接ゲームと関係しない記述もあるが,そこはご理解を願いたい。次回からはシングルプレイについて,各章ごとに解説をする予定だが,今回はMoHPAに登場する兵器について説明しておきたい。
 銃火器については,エレクトロニック・アーツの公式サイトにて,無敵電刊MOHが日本語版発売を期に一般公開されているので,そちらをご覧いただくとして,当サイトでは戦車や航空機などの搭乗兵器について解説することにしよう。




【アメリカ軍】

・M3A1軽戦車 スチュアート
第二次大戦で大量生産され,各地でさまざまな用途に大活躍したアメリカの代表的な軽戦車。軽戦車の割に装甲に優れ,日本軍の戦車砲を跳ね返すほどだった。262hpの出力で最高速度58km/h,56口径37ミリ戦車砲と7.62ミリ機関銃を搭載していた。

・PT20ボート主に兵士を輸送するために使用されるボートだが,太平洋戦争では島にある基地への兵力や,敵の物資の補給を遮断する目的に使用されたようだ。

・LVT(Landing Vehicle Tracked)
太平洋戦線での上陸作戦でも使用された水陸両用装軌艇。12.7ミリ機銃を備え,一度に30名の兵士を運ぶことができた。

・F6F ヘルキャット
太平洋戦線の後半期における主力戦闘機で,零戦に悩まされたアメリカ軍がグラマン社に依頼し,徹底的に零戦を調査したうえで,F4Fワイルドキャットをベースにしつつ,上昇性能とスピードを大幅に強化したもの。零戦の二倍のエンジン出力を誇り,分厚い装甲ゆえに被弾しても帰還率が高かったことでも知られ,零戦の好敵手として恐れられた。12.7mm機関銃6丁を搭載し,最大出力2000馬力,最大速度605kmを誇る。

・P-38 ライトニング
「双胴の悪魔」と呼ばれた,高高度迎撃を得意とするロッキード社製の戦闘機。双発双胴という特徴的なデザインで,山本五十六連合艦隊司令長官が搭乗した一式陸攻を撃墜した機体として有名。零戦から見ると運動性能の悪い機体だったようで,ペロリと食えることから「ペロハチ」と呼ばれた。高高度が苦手な日本の戦闘機に対して,ライトニングの実用上昇限度は1万3410mを誇り,武装20ミリ機関砲1門と12.7ミリ機銃を4丁搭載した。

・P-39 (P-400) エアコブラ
エンジンを機体中央に配置し,その前に37ミリ機関砲を搭載した戦闘機。あまりに重過ぎる武装ゆえに運動性能は悪く,特有の紡錘形フォルムから日本軍に「鰹節」と呼ばれ,恰好の標的とされた。戦闘機でありながら零戦とは対等に戦えなかったために,空中戦での活躍よりも,むしろ地上攻撃機として恐れられていた機体である。

・OS2U キングフィッシャー
単フロート型の水上観測機。戦艦などの艦艇に搭載され,着弾観測や偵察などを行い,ときには救助活動でも用いられた。MoHPAでは戦艦アリゾナが転覆するときに,搭載されていたキングフィッシャーが転がり落ちるシーンが印象的だ。またタラワ環礁への上陸時は上空に見ることができる。

【日本軍】

・零式艦上戦闘機二一型
機動性,航続力,離着陸性能,そして火力を高水準で完成させた万能型の艦上戦闘機。日本軍の戦闘機の代名詞的存在であり,運動性能において世界に誇れる機体だった。軽すぎるゆえの急降下性能の低さや装甲の脆弱さはあったものの,その活躍ぶりは説明するまでもない。ただしMoHPAでは,(恐らく)九九式艦上爆撃機と同じユニットを用いて零戦の代用をしていると思われる。出力1100馬力,最大速度556km/h。

・九七式艦上攻撃機
空母から発進し,魚雷または爆弾を投下したり地上や海上の目標を掃射するための攻撃機。戦争末期には神風特別攻撃にも使用された。MoHPAでは濃い緑色の機体で九九式と判別できる。出力970馬力,最大速度378km/h。

・九九式艦上爆撃機
第二次大戦中,もっとも多くの連合軍艦船を沈めたといわれる爆撃機。7.7ミリ機銃3丁のほか,250キロ爆弾を一つ,または60キロ爆弾二つを搭載できた。MoHPAでは白っぽい機体となっている。出力1070hp,最大速度390km/h。

 次回からは,MoHPAのキャンペーンを各章ごとの解説を行っていきたい。

「メダル オブ オナー パシフィック アサルト」
 →公式サイトは「こちら」
 →レビュー記事は「こちら」
 →体験版は「こちら」
 →紹介ページは「こちら」

(C)2004 Electronic Arts Inc. All Rights Reserved.



【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2004.12/20041203211535detail.html