懐かしい筐体がずらり。フリープレイで盛り上がっていたDreamHack Japan 2023 ARCADE GAME エリアレポート

　DreamHack Japan 2023でシーケンシャルに盛り上がっていたエリアがあった。ARCADE GAMEエリアだ。「QUICK&CRASH」（ナムコ）や「DAYTONA USA2」（セガ）などの筐体が設置されており，かつフリープレイとあって皆でワイワイ遊ぶ姿が多く見られた。懐かしの筐体が多く，懐かしいと遊ぶゲーマーや，逆に初めて見るゲームに興味津々なゲーマーなど，老若男女問わず盛り上がっていた。というわけで，設置されていた筐体を紹介しよう。

音ゲーからガンシューティング，レースなど大型筐体が揃っていた

「Heat Up Hockey Revolve」（セガ）。地方取材で旅館に泊まると高い確率で遭遇している印象がある

ゲームセンターの定番「ワニワニパニック3」（ホープ）。2020年にメンテナンスが終了になっているので優しくワニさんを叩いたなど。なお，直近ではワニワニパニックRが登場している

「Dance Dance Revolution 2ndMIX」（KONAMI）。足運びを思い出しながら遊んでいる人が多かった

ナムコの「太鼓の達人12」と「太鼓の達人14」。長寿シリーズである太鼓の達人。なんどでも遊べるドン！

「GROOVE COASTER」（TAITO）。上部化粧パネルの抜け感が大変好みなのだが，諸君らはどうであろうか

KONAMIの「beatmania completeMIX2」「beatmania IIDX」は横並びで設置されており，ゲーセン感がよかった

「maimai FiNALE」（セガ）。やはりドラム型洗濯機に見えてしまう

「パックマンバトルロイヤル」（バンダイナムコエンターテインメント）。なんとなく見かけてやってみよーぜー！　的なノリでプレイを始める人が多かった。即遊べるって大事

「スーパーパニックボール」（バンダイナムコテクニカ）。ゲームセンターといえばピンボールな読者もいるはず。ところでフィジカルなランダム性ってなんか気持ちよくないですか

「SHOOT AWAY PRO」（バンダイナムコエンターテインメント）。1977年に発売された「シュータウェイ」のリバイバル版だ。クレー射撃のシミュレーターである。筆者の住まう近所で遊ぶチャンスがなかったので，普通に楽しんでしまった

「QUICK&CRASH」（ナムコ）。早撃ちを競うガンシューティング。最後に登場するマグカップの粉砕描写が秀逸。ちなみに筆者はマグカップまで行けませんでした。エレメカいいなぁ

「TIME CRYISIS3」（ナムコ）。アーケードガンシューティングの二大巨頭。おっさんゲーマーとしてはARCADEシューターといえばこれ

「THE HOUSE OF THE DEAD 4」（セガ）。アーケードガンシューティングの二大巨頭。セガのゾンビゲーといえばTHE HOUSE OF THE DEADシリーズである。プレイしていたらゾンビリベンジをやりたくなった

「HARLEY-DAVIDSON KING OF THE ROAD」（セガ）。エンジンの回転数などで振動が変わるところがやはりいい。セガラリーやF355チャレンジも遊びたいなぁ

「AFTER BURNER CLIMAX」（セガ）。座席が動くアフターバーナーシリーズは，やはりアーケード筐体で遊ぶのが楽しい

「MARIOKART ARCADE GP」（ナムコ）。ナムコ最後のアーケード作品。海外勢がやたらと遊んでいた印象だ

「DAYTONA USA2」（セガ）。MARIOKART ARCADE GP同様，やはり4人プレイできるのは非常にいい

　ラインナップを見ると，1990年代後半から2000年代前半の大型筐体中心だった。ビデオゲームも「アーケード」という感じがあるが，やはり大型筐体はそれ以上にゲームセンター的な雰囲気が出る。おっさんゲーマーにとっては懐かしいと思う一方，若いゲーマーには逆に目新しさがあったのではないだろうか。少し説明を見たらすぐ遊べるタイトルが多く，仲間同士でワイワイしている光景があちこちにあったのはとてもいい。DreamHack Japanで定番化してほしいエリアで，次回もあるといいなあと思う次第である。

「DreamHack Japan」公式サイト