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マフィア梶田の二次元が来い!:第544回「邪神ちゃんとバトエンを転がすマフィア梶田のプラモデル」
マフィア梶田と大川ぶくぶがタッグを組んで展開中のアパレルブランド「BOSSRUSH」。現在は“遊べるTシャツ”をコンセプトとした商品をリリース中ですが,このたび「邪神ちゃんドロップキック」とのコラボが決まりました。
大川ぶくぶの描いたキュートな邪神ちゃん達は,Tシャツの柄としても相性バッチリ。ブランドの特徴である背面の“目”もしっかり邪神ちゃん仕様となっております。
他のグッズとは一味も二味も違うこの商品,部屋着としても一張羅(いっちょうら)としても大活躍間違いなしですの!
マフィア梶田(@mafia_kajita )と大川ぶくぶ(@bkub_comic )によるTシャツブランドBOSSRUSH!
— BOSSRUSH SHOP (@BOSSRUSHSHOP) April 1, 2021
ただいま「邪神ちゃんドロップキック」コラボTシャツ販売中???
↓BOSSRUSH SHOP↓https://t.co/BaKvg0nXct#邪神ちゃんドロップキック #jcdk #エイプリルフールじゃないよ pic.twitter.com/w0L0do6cWP
「邪神ちゃんドロップキック×BOSSRUSHコラボTシャツ」?
— BOSSRUSH SHOP (@BOSSRUSHSHOP) March 30, 2021
3枚そろうと最高にかわいいですの!
↓BOSSRUSH SHOP↓https://t.co/BaKvg0nXct#邪神ちゃんドロップキック #jcdk pic.twitter.com/ontUBiG36R
フリー“なんでも”ライター・マフィア梶田と,声優・中村悠一がお届けするYouTubeチャンネル「わしゃがなTV」。直近の更新では,懐かしの「ドラゴンクエストバトエン」(以下,「バトエン」)を特集。
ちょうどマフィア梶田が小学生くらいの時期に大ブームを巻き起こした商品ですが,ふと思い出したのをきっかけに企画として取り上げてみたところ,思いのほか夢中で遊んでしまいました。実際に触るのはそれこそ小学生のとき以来なんですが,あらためてよくできたゲームだと感じましたね。うろ覚えのルールでもなんとなく遊べてしまう懐の広さも,小学生にはちょうど良かったのだと思います。
単発で終わらせるのはもったいないので,いずれゲストを招いたときにでもまたガチで遊びたいところです!
4月1日(木)に予約受付がスタートしたマックスファクトリーの「PLAMAX MF-50 minimum factory マフィア梶田」。「ゲームライターのプラモデル」という,どんな顧客のニーズに応えるつもりなのか,まったく理解できないこの商品。当初は多くの人々がエイプリルフールのジョークだと思い込んでいたようですが,本気も本気で発売されます。
?ご予約開始?
— マックスファクトリー 公式 (@MXF_official) April 1, 2021
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「PLAMAX MF-50 minimum factory マフィア梶田」
ご予約締切は5月19日(水)21時まで◎
▼商品詳細https://t.co/lFOwOFx5em
▼ご本人からのコメント動画も!https://t.co/rb59txYmRJ
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#maxfactory #PLAMAX #マフィア梶田 pic.twitter.com/j77yxkMJ4M
弊社のサイトトップ、エイプリルフール開催していないのに良い感じの 4月1日感が漂う。全て本当のことなんだが???https://t.co/kZEcPkxPAO pic.twitter.com/E3GGBtym7u
— アカネ衛生兵 (@akane_mxf) April 1, 2021
その工程上,制作決定から発売まで多大な時間のかかるフィギュアやプラモデルといった立体物。マックスファクトリーくらいの大手になると常に新商品の企画が順番待ちの大渋滞らしいというのは有名なお話ですが,そこに「マフィア梶田」が滑り込んでくるのは「なんで?」って思いますよね。でもそこは,俺がいちばん「なんで?」って思ってますから。どうしても発売したいって言うんだから,しゃあないでしょうが……。
過去にフィギュアになったり,ぬいぐるみになったり。自分自身が商品として発売されるのは別に初体験ではないのですが,いちおう言っておくと,当の本人がもっとも「マフィア梶田グッズ」の需要を疑っていますからね。商品化の相談が来るたびに「誰がコレを買うんですか!」と難色を示しているのですが,いつも担当者のよくわからない熱意に負けて押し切られています。
?? #maxfactory #PLAMAX #マフィア梶田 pic.twitter.com/XdeuyAbfiR
— マフィア梶田 (@mafia_kajita) April 2, 2021
で,なんだかんだ,そこそこ売れてしまう。とくに今回のはAmazonランキングのホビー部門で1位とか,まるでドッキリを仕掛けられているような気分ですよコレは。
職業柄,「売れるアニメやゲーム」の研究は欠かさないので,オタク業界のマーケットについても人並み以上に理解しているつもりだったんですけれども……。「マフィア梶田」の需要については,いまだ自分自身が理解できていないままです。
例えばゲームライターやMCとしての腕前を求められるぶんには,積み重ねてきた実績があるので不思議とは思わないんですよ。確かな自信と誇りを持って仕事していますから。でもそれがプラモやフィギュアのような「キャラクターとして」のマフィア梶田となると……自虐的なことを言うようですが,このグラサンハゲのどこに魅力を感じているんですかね……?
そりゃあね。自分をモチーフにした商品が売れていること自体は嬉しいですよ。こんなにも多くの人々に必要とされて,嬉しくないわけがない。でもその一方で,もしかしたら自分は致命的に世間と感覚がズレているのではないかと,心配になるわけです。なんでアニメキャラでもないグラサンハゲのプラモデルを買うんですか!? マフィア梶田って,どういう層にリーチしているんですか!?
謎は謎のまま,今日もマフィア梶田は複雑な気持ちで自分の形をしたグッズを監修しています。まぁ「俺って人気者なんだぜ!」と変に増長するよりは,売れている理由なんて分からないままの方が幸せなのかもしれませんね。
ただただ,これからもキャラクターとしてのマフィア梶田を愛してくださる奇特な皆様に感謝しながら生きていこうと思う次第であります。
PLAMAX MF-50 minimum factory マフィア梶田
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