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「VR PARK TOKYO IKEBUKURO」オープン記念内覧会をレポート。多人数で楽しめる本格VRアトラクション10種に加え,「おそ松さん」のオリジナルVRコンテンツも登場
「VR PARK TOKYO」ポータルサイト
「VR PARK TOKYO IKEBUKURO」公式サイト
「VR PARK TOKYO IKEBUKURO」は昨年(2016年)12月に渋谷でオープンした「VR PARK TOKYO」に続く2号店となり,アドアーズサンシャイン店3階が全面改装されたもの。渋谷店の1.3倍の面積を誇り,一度に多人数が体験できるグループ向けのVRアトラクションが導入されている。
またオープンと同時に,オリジナルVRコンテンツ「おそ松さんVR」も登場した。
内覧会では,「BLACK BLADE」を始めとするすべてのコンテンツが試遊可能だったので,筆者もBLACK BLADEを体験してみた。内容は一人称視点のシューターで,ウイルスに感染したロボット達に占拠された宇宙船から脱出することが目的となる。
武器は連射とチャージショットができるライフルで,装弾数は30発。リロードは銃身の下にあるレバーをコッキングすることで行う。
プレイヤーはスペーススーツを身に付けて宇宙船に転送され,リフトの乗降などを体験しつつ,戦闘へ突入する。飛行するドローンと人間型のロボットが無数に現れ,攻撃される前に倒さなければならない。敵は見えないところからも攻撃してくるため,ボイスチャットで声をかけつつ,仲間の視界の外をカバーすることが重要だ。
後半は,宇宙船の冷却装置を守りつつ戦うシーンに移る。4つある冷却装置を壊されないように敵を倒していくわけだが,向こうの攻撃もさらに激しくなり,気を抜けない戦いが続く。冷却装置をうまく守り切ればトゥルーエンドを迎えられるが,守り切れなかった場合は宇宙船が爆発してバッドエンドになってしまう。
筆者のチームは残念ながらバッドエンドとなってしまい,宇宙船を救えなかった。ゲームの難度はやや高めに設定されている印象だ。
VRによる演出は本格的で,移動できる範囲はそれほど広くないものの,途中には細い足場を渡るシーンなどもあり,緊張感がかなり高い。参加しているプレイヤーの位置や動きもちゃんと見えるので,仲間との連携も楽しみつつ,プレイできるだろう。
VR PARK TOKYO IKEBUKUROにはこのほか,同時に8人が円卓を囲んで体験するホラー「VR+/DEATH ROOM」,渋谷に置かれたものをさらに進化させた高所体験アトラクション「DIVE HARD 2 VR」,クロマキー合成とVRを連動させた剣撃アトラクション「サークルオブセイバーズ」,そして,本格的なコクピットでNASCARドライバーとしてレースが楽しめる「T3R」と,バラエティに富んだコンテンツが用意されている。
料金は入場とアトラクション利用料込みで,平日3500円,休日は3700円となる(いずれも税込価格。利用時間90分の遊び放題プラン)。事前予約による割引もあるので,公式サイトをチェックしてみよう。
「おそ松さん」の6つ子達と銭湯でのドタバタコメディを体験できるという内容で,映像を主体としたオリジナルVRコンテンツだ。プレイヤーは町に現れた謎の超能力者という設定で,6つ子達に超能力を伝授するという意表を突いた物語が展開する。6つ子達をアニメと同じ声優陣が演じているところも,ファンにとってポイントが高そうだ。
銭湯の湯船が舞台なので,当然ながら6つ子は一糸まとわぬ姿で登場する。男性が体験した場合,6つ子達と仲良く風呂に入っている印象になるわけだが,女性が体験した場合,おそらく男性が受ける印象とはかなり違うものになるだろう。
おそ松さんVR|『おそ松さん』×アドアーズ|おそ松さん コラボレーション
事前に行われた発表会では,これらのVRをゲストの鈴木奈々さんと岩井勇気さん(ハライチ)が体験する様子も披露された。そちらの動画もお届けしよう。
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