ゲーマー向けデバイスが所狭しと並んだPC周辺機器専門店「ドスパラ秋葉原別館」がオープン

　2015年11月20日，ドスパラは，東京・秋葉原にゲーマー向け周辺機器専門店「ドスパラ秋葉原別館」をオープンした。ゲーマー向け周辺機器を多数揃えたショップは数あれど，それ専門の店舗というのは秋葉原でも他にない施設だ。
　オープンに先立ち，店内の様子を取材してきたので，レポートしよう。

11月20日11：15に開店したドスパラ秋葉原別館。この直後，特価品目当てのお客さんが続々と来店した

　ドスパラ秋葉原別館は，秋葉原を南北に貫く中央通りから，1本西側に入った通りにある。牛丼専門店「サンボ」の真向かいというのが，一番分かりやすい場所の説明だろうか。
　お世辞にも広いとはいえない店内には，キーボードやマウス，ヘッドセットなどが，所狭しと並んでいた。国内で展開中のゲーマー向け周辺機器ブランドは，なにかしら製品があるのではないか，というくらいの充実ぶりだ。

開店直前の店内。広いとはいえないが品数は豊富で，非常に密度が高い

2つの棚を占めていたゲーマー向けキーボードの数々。RazerやLogicool Gといったゲーマー向け専門ブランドだけでなく，東プレのREALFORCEシリーズも扱われている

マウスやマウスパッドの数も豊富だ

　展示における特徴の1つは，単に展示するだけでなく，PCに接続して動作する状態での展示にも力を入れているところ。とくにゲーマー向けキーボードやマウスは，物を触るだけでなく，設定ソフトウェアも込みで評価しないことには，正しく理解できない。スペースの制約もあり，すべての製品が試せるわけではないのだが，PCにつながった状態での体験を重視しているとのことだ。
　筆者が気に入ったのは，ヘッドセットの多数が試聴可能な状態で展示されているところ。PCにつながっているわけではないのだが，手持ちのスマートフォンやオーディオプレイヤーをつないで音質を確認できるので，多数の展示品の中から，好みに合った製品を選びやすいのはありがたい。

複数のSteelSeries製マウスが接続されたデモPC（左）。PCに接続した状態で試せるのは重要だ。棚にずらりと並んだヘッドセット（右）は，スマートフォンなどとつないで音質を試せる。家電量販店のヘッドフォン売り場では珍しくない光景だが，ゲーマー向けヘッドセットをこれだけの数で試せるというのは，秋葉原でもここだけではないか

Razer（左）とLogicool G，HORIのEDGEシリーズ（右）は専用のコーナーがあり，PCに接続した状態で体験できる

キーボードやマウスだけでなく，Webカメラやマイク，ビデオキャプチャデバイスやHDMI切換器など，ゲーム実況配信に使う周辺機器をまとめて扱っているのも，ドスパラ秋葉原別館の特徴だ

　ドスパラ秋葉原別館の営業時間は，11：15から20：00。オープン記念として，20日から23日まで日替わりの特価品販売が実施される予定なので（関連記事），秋葉原に立ち寄る予定のある人は，のぞいてみるといいだろう。

11月21日（左）および22日（右）に販売される特価品の一部。いずれも数は少ないので，欲しいものがあるならお早めに

ドスパラ秋葉原別館 オープニングセール告知ページ