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くにおくんシリーズ「ダウンタウン熱血物語」の続編を制作すべく,カナダのインディ開発チームがKickstarterで制作費18万ドルを公募中
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印刷2013/09/18 14:30

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くにおくんシリーズ「ダウンタウン熱血物語」の続編を制作すべく,カナダのインディ開発チームがKickstarterで制作費18万ドルを公募中

 1989年にアーケードゲームで登場して以来,今なお多くのゲームファンに愛され続けるベルトスクロールアクション「ダウンタウン熱血物語」は,欧米でも「River City Ransom」というタイトルで知られている。

 その続編として「River City Ransom: Underground」をPC向けに制作すべく,カナダのインディ開発チーム・Conatus Creativeが,クラウドファンディングサイトであるKickstarterで制作費18万ドル(約1800万円)を公募中だ。

画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / くにおくんシリーズ「ダウンタウン熱血物語」の続編を制作すべく,カナダのインディ開発チームがKickstarterで制作費18万ドルを公募中

 Conatus Creativeは,「River City Ransom」(邦題:ダウンタウン熱血物語)の続編を制作する権利を正式に取得しており,「くにおくん」シリーズの生みの親でもある岸本良久氏(株式会社プロフェット代表取締役社長)をコンサルタントとして招くなど,続編が正当な後継作にあたることをアピールしている。

 ちなみに,アメリカにおける“くにおくん”の表記は「Alex」(アレックス),“りき”の表記は「Ryan」(ライアン)となっている。River City Ransom: Undergroundは,オリジナル作品からちょうど25年後,町内で自動車修理工場を経営していたこの2人が,再び暴れ狂い出した高校生軍団と対決していくストーリーを描くものになる。

画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / くにおくんシリーズ「ダウンタウン熱血物語」の続編を制作すべく,カナダのインディ開発チームがKickstarterで制作費18万ドルを公募中
画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / くにおくんシリーズ「ダウンタウン熱血物語」の続編を制作すべく,カナダのインディ開発チームがKickstarterで制作費18万ドルを公募中

 Kickstarterに掲載されている開発者ビデオダイアリーでは,「なるべくシリーズの面影を残す」とスタッフの口から語られているほか,ネットワークを介したCo-opモードの搭載や,日本語のローカライズも予定されているという。

 現在は,公募額の18万ドルのうち,期限まで残すところ21日という状況で7万6000カナダドル(約730万円)の投資予約が入っている。続編の制作自体は,ダウンタウン熱血物語が生誕25周年を迎える2014年9月頃の発売を目指して進んでおり,公募額を超えて28万ドル(約2800万円)が収集できれば,PlayStation 4やPlayStation Vitaへの移植も行うとのことだ。企画の成功を祈りつつ,動向に注目したい。
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