気になる2つのホラーゲーム，「REVEIL」と「Edge of Sanity」の最新トレイラーがイベントに合わせて公開に

　ドイツのDaedalic Entertainmentは，パブリッシングを予定している新作タイトル「REVEIL」と「Edge of Sanity」の最新トレイラーを公開した。これは，日本時間の本日（2023年9月7日）3：00から約5時間にわたって配信されたホラーゲームのショーケースイベント「Fear Fest 2023」で披露されたもの。


　6月11日の「Future Games Show Summer Showcase 2023」で制作が発表された「REVEIL」は，ドイツを中心としたリモート専門のインディーゲームスタジオPixelsplitの新作だ。ストーリーとパズル，そして探索に重点を置いた一人称視点のサイコロジカルホラーで，主人公Walter Thompsonの心の奥深くを探っていくことになる。ゲームを進めるにつれて，物事はどんどん奇妙になり，現実と記憶，そして想像との境界が曖昧になっていくという。


　公開されたトレイラーは，ありふれた風景や奇怪なオブジェ，さらに，迫ってくる人形のようなものといったイメージのコラージュで，ゲームの具体的な流れはよく分からないが，トレイラーには日本のような風景も収められており，さらなる詳細の発表が楽しみだ。
　Steamのストアページによれば，リリースは2023年内で，テキストとインタフェースが日本語に対応するという。


　「Edge of Sanity」は，ポーランドのグダニスクで2016年に設立されたデベロッパVixa Gamesの新作となる，横スクロールのサバイバルホラーだ。舞台となるのは冷戦時代のアラスカで，主人公は，野外実験場で働く科学者を支援する補給グループのメンバーだったが，恐ろしい生き物に襲われてグループはバラバラに。なんとか無事に生還したプレイヤーは，何が起きたのかを知るため，過酷な環境下で食料と物資を集め，生き残りを目指すという。

「Edge of Sanity」公式サイト

　クトゥルフ神話にインスパイアされた設定と，手描き風の2Dアートが特徴で，怪物を相手に即興の武器で対応しなくてはならない。SAN値の設定もあり，衝撃的な出来事はトラウマとなって主人公の正気を蝕んでいく。
　今のところ日本語対応の予定はなく，発売日も発表されていない。