理不尽にもほどがある！　スマホ向けゲーム「世界一理不尽な脱出ゲーム」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1440回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，スマホ向けゲーム「世界一理不尽な脱出ゲーム」（iOS / Android）を紹介しよう。本作はタイトルの通り，“世界一理不尽”な脱出方法を謳った作品だ。

アプリはダウンロード無料。画面内の広告の表示頻度は高め

「世界一理不尽な脱出ゲーム」ダウンロードページ

「世界一理不尽な脱出ゲーム」ダウンロードページ

　プレイヤーは脱出ゲームらしく，試行錯誤を繰り返し，閉じ込められた部屋からの脱出を目指す。本作は全10ステージが用意されたステージクリア型となるが，攻略はなかなか至難の業だ。

一見，普通の脱出ゲームっぽいのだが……

　プレイ中は画面タップでオブジェクトを調べ，アクションを起こしたり，キーアイテムを入手したりしていく。また，画面の左右に表示される矢印ボタンを押すと，隣の部屋へ移動できる。

重要そうなアイテムを入手したからといって，必ずしも“それで脱出できる”わけではない

　システムはシンプルだが，謎解きは非常に難解だ。難しいというよりも，文字通りの“理不尽さ（ヒントが明示されるわけでもない）”なので，正攻法の発想では攻略の糸口すらつかめないかもしれない。

　一応，動画広告を視聴すると3つのヒントを段階的に確認できるが，いずれのステージも3つめのヒントを見なければ手掛かりになりづらいので，人によってはイラッとすること請け合いである。

脱出には斜め上のアプローチが求められる。スマホを振ったり，ピンチインしたり，あれこれ試そう。とくにアプリ開始時に要求される“マイクの許可”はONにしておきたい

　本作では，さまざまな試行錯誤を無に帰す，肩透かしのような脱出劇がプレイヤーに襲い掛かる。タイトルに偽りなしの脱出ゲームに挑みたい人にはオススメだ。

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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