コンパイルハートの人気キャラが100体以上登場！　“進撃”カードバトルRPG「ねぷねぷ☆コネクト カオスチャンプル」を紹介

　コンパイルハートから本日（2017年6月7日）配信される，PlayStation Vita向けタイトル「ねぷねぷ☆コネクト カオスチャンプル」。本作は，同社の「限界凸騎 モンスターモンピース」のゲームシステムを大幅にパワーアップした，基本プレイ無料のカードバトルRPGだ。


　舞台となるのは，数々の次元がクロスオーバーした混沌の世界で，「ネプテューヌ」シリーズを筆頭に「フェアリーフェンサー エフ」や「限界凸騎」シリーズ，「魔壊神トリリオン」，そして「オメガクインテット」から，100体以上のキャラクターが登場するお祭りタイトルとなっている。本稿では，その概要を紹介していこう。

本作を紹介してくれた，コンパイルハートの東風輪敬久氏（左）と加藤大成氏（右）

「ねぷねぷ☆コネクト カオスチャンプル」公式サイト

敵は「カオスエナジー」に蝕まれたコンパイルハートのキャラ達

本作のメインヒロイン，ユリーナ（Illust：まなみつ）

　上述のとおり，本作の舞台となるのは，数々の次元が混ざり合い，一つとなった混沌の世界「ギャヲス」。この世界は，コンパイルハートの各タイトルに登場する守護女神や妖聖，モンスター娘，詠巫女，魔族などのキャラクターが共存しつつも，均衡と平穏を保っていた。

　しかし，そうした平穏の一方，世界各地は「カオスエナジー」と呼ばれる特殊なエネルギーによって徐々に蝕まれていた。カオスエナジーは，キャラクターに感染してカオス化させ，ダークサイドに堕としてしまうのだ。

　そこでメインヒロインである少女ユリーナは，カオスエナジーの脅威から世界を救うべく，各地に散らばる「黄金の欠片」を集める旅に出る……というのが本作のストーリーである。

ディメンション・カオス・デバイス――通称，DCDと呼ばれている謎の女性。カオスエナジーが宿った結晶体を持ち歩いている

もちろんネプテューヌも登場する

ルアンナの通常状態（左）と，カオス化状態（右）。カオス化したキャラクターは敵としてユリーナの前に立ちふさがる。また見た目の印象も変わっている

グリーンハート〔カオス〕（Illust：アフ黒）

ブラックハート〔カオス〕（Illust：しのづかあつと）

ホワイトハート〔カオス〕（Illust：南方純）

ブラックシスター〔カオス〕（Illust：昆布わかめ）

ホワイトシスター ラム〔カオス〕（Illust：御影獏）

ティアラ〔カオス〕（Illust：パセリ）

コンパイルハートの人気キャラクター達がタイトルの枠を超えて共演する

お手軽に見えるが，やり込むと奥が深い“進撃”カードバトル

　ゲームの進行はステージ制となっており，各ステージのバトルで勝利するとストーリーが展開していく。
　バトルはターン制で，横7×縦3マスのフィールド上で行う。フィールドの左側にある横3×縦3の青いマスがプレイヤーの自陣となっており，ここに手札からキャラクターのカードを配置すると，1ターンごとに1マスずつ，自動的に敵陣へと進撃していく。そしてカードが敵陣右端のライフラインに到達すると敵のHPにダメージを与えられる。それを繰り返して敵のHPをゼロにすれば，めでたく勝利というわけである。

横7×縦3マスのフィールドのうち，青いマスが自陣で赤いマスが敵陣。フィールドの左右には，それぞれ味方と敵のライフラインがある。なお，フィールドの下に表示されているのはプレイヤーのデッキから引いた手札である

　もちろん敵も黙って見ているわけではなく，同じようにカードを展開してプレイヤーのHPを削るために進撃してくる。そのためバトル中は，横の同一ラインに並ぶ敵味方のカード同士でつぶし合いが発生する。


　そこで重要になるのが，デッキの編成だ。バトル中に使用するデッキは，ライフラインに置くリーダーカード1枚と，フィールドに配置可能なカード15枚で構成される。また，自陣のライフラインには，オンラインのほかのプレイヤーのカードから2枚を選んで，助っ人として配置できる。


　各キャラクターのカードは，前方に隣接する敵を攻撃する「アタッカー」，前方2マス先までの敵を攻撃する「シューター」，前方に隣接する味方のHPを回復する「ヒーラー」，前方に隣接する味方の攻撃力を強化する「ブースター」の4タイプがあり，それぞれの組み合わせによって，味方に有利な状況を作り出せる。
　また各カードには，5つある属性のどれかが付与されている。属性のうち火，水，木は3すくみの関係にあり，光と闇は相互に有利な関係となる。


　さらにカードには，キャラクターやタイプに沿ったスキルとアビリティが備わっている。スキルは「ダメージ系」「強化系」「回復系」など，さまざまな種類があり，たとえばアタッカーであれば主に攻撃を有利にするスキルを使える。
　またアビリティは，自身のステータスアップなど，バトルをより有利に運ぶための能力となっている。


　カードの配置とスキルの使用には，MANA（マナ）を消費する。基本的に，カードはレアリティが高いほど，スキルは強力なものほど消費MANAが多めに設定されているため，闇雲に強いカードやスキルを使うことはできない。プレイヤーは，各カードのタイプ，属性，スキル，アビリティを見比べながら，自分のプレイスタイルに合わせたデッキを構築していく必要があるのだ。

よりシビアな展開を楽しめるボスバトル

　本作の大きな特徴となるのが「ボスバトル」だ。ボスバトルでは，敵陣が横2×縦3マスと狭くなり，敵のライフラインには巨大なボスが配置される。ボスは，ターンごとにプレイヤーのライフラインに向けて一直線に攻撃を放ってくるため，そのライン上に味方カードが配置されていないと，プレイヤーはHPを削られてしまう。
　さらにフィールド上にはボスが召喚する敵カードも出現するので，プレイヤーはボスによる攻撃と敵カードの双方に対応するべく，通常のバトルよりもシビアなMANA管理を強いられることとなる。


　そんなボスバトルをさらに厳しくするのが，ボスの「エクストラスキル」だ。ボスはEXゲージを持っており，このゲージは毎ターン，1ずつ溜まっていく。そしてEXゲージがMAXになると，強力なエクストラスキルが発動し，味方全体に大ダメージを与えるなどの効果をもたらすのである。
　味方カードの中には，相手のEXゲージを減少させるスキルを持つものもあるので，有効に活用したいところだ。


　一方，味方のライフラインにいるリーダーカードと助っ人カードにも，エクストラスキルが用意されている。味方のEXゲージは，味方カードが敵にダメージを与えたり，逆にダメージを受けたりすることで溜まっていき，MAXの8になると任意のタイミングでエクストラスキルを発動できる。
　ちなみに，味方のエクストラスキルは，ボスバトルだけでなく通常バトルでも発動できるので，局面に合わせて上手に活用しよう。

ボスのEXゲージは敵ライフラインの上部に，味方のEXゲージは味方ライフラインの各カードを取り巻く形で表示される

エクストラスキル「インフィニットスラッシュ」を発動

キャラカードを強化して，さらに強力なデッキを構築

　バトルで使用するキャラクターカードは，「錬成」（いわゆるガチャ）で入手する。錬成は，有料もしくはクエスト報酬などで提供される「果晶石」を消費して行う。

　各カードにはレベルの概念があり，不要なカードまたは専用素材を合成することでレベルアップしていく。また，各カードはレアリティに応じてレベル上限が定められているが，特定の素材を消費することで，その上限を引き上げられる。このレベルアップや上限解放に使う素材は，クエストの報酬などで入手できる。


　また同じカード同士を合成すると，各カードをリーダーに設定したときに発動する「リーダースキル」のレベルが上がっていく。リーダースキルは最大3レベルまで用意されており，レベルが高いほど効果が高くなる。

各カードには，リーダーに設定すると発動する「リーダースキル」が用意されている

　さらに一部のカードには，そのキャラクター固有の「エピソードクエスト」が用意される。このクエストは各キャラクターの背景などを掘り下げる内容となっており，ストーリー本編では見られなかったキャラクターの一面が垣間見えるかもしれない。


　もちろん，ゲーム本編の配信開始以降も継続的にアップデートやイベントが配信され，新たなボスや期間限定の描き下ろしキャラクターなどが登場する。

イベントの告知などはホーム画面でもチェックできる

　誰でも簡単に遊べるシンプルなルールながら，奥が深くやり込みがいのあるバトルを満喫できる「ねぷねぷ☆コネクト カオスチャンプル」。コンパイルハートのキャラクターが大好きという人はもちろん，手軽に本格的なゲームを楽しみたいという人も，ぜひ一度試してみてほしい。

「ねぷねぷ☆コネクト カオスチャンプル」公式サイト