ディースリー・パブリッシャーから2017年12月7日に発売予定の「
地球防衛軍5」。本稿では,本作における武器を強化する仕組みと,地球に襲来した侵略性外来生物,ロボット兵器を紹介する。
本作では,敵を倒すと新たな武器を取得できるシステムを生かしつつ,「グレード」と「カスタム値」という成長要素が採り入れられている。
まず本作の武器には,「弾数」「ダメージ」「リロード時間」「有効射程距離」といったパラメータがあり,同じ名称の武器であっても性能差が存在する。その性能を☆の数でランク付けしたものが「カスタム値」だ。カスタム値が高いほど武器の性能が優れていることになる。
そして,新たに入手した武器が高い「グレード」だったときには,所持している武器のカスタム値がアップすることがあるという。イメージとしては,新しい武器のパーツを取り外して,所持している武器に取り付けるといった感じらしい。
ゲームをプレイしていると同じ名称の武器を何度も手に入れる機会があるので,何度も手に入れてカスタム値を上げるというサイクルを繰り返して,武器を強化していくわけだ。
なお本作では,プレイしている兵科以外の武器も入手することも可能だが,高グレードの武器は同兵科のものを獲得しやすくなるボーナスが付与されるとのこと。武器を強化する際はこのことを覚えておこう。
地球に襲来した異星文明「プライマー」から,侵略生物の巨大個体「キング」「クイーン」とロボット兵器「シールドベアラー」「ディロイ」の情報を紹介する。
キングは,蜘蛛のような姿をした「侵略性外来生物β」(侵略生物β)の巨大個体。侵略生物βの全長が約10mに対し,キングは約50mものサイズで,さらに敏捷さと優れた跳躍力を備えている。侵略生物β同様に強い酸を含んだ糸を吐き出すが,射程距離は数倍も長い。
クイーンは,スズメバチのような姿の巨大な飛行型侵略生物の要と思われる個体だ。全長は約80mもあるが飛行能力を持ち,体から針状の物質を射出する。その射程距離は通常の飛行型侵略生物をはるかに上回る。
さらに,クイーンは飛行型侵略生物を操って巨大な巣(ハイブ)を作って繁殖を行う。しかもハイブには,複数のクイーンが存在するのだという。
シールドベアラーは多脚型のロボットで,全高15m,横方向の全長は30mに達する。武装は見受けられないが,銃弾やレーザーなどの光学兵器を遮断する光の壁を作り出す。この光の壁は接触する物体を個別に判別できるようで,プレイヤー側の攻撃を遮断する一方で,エイリアンの攻撃は通過するという点が非常に厄介だ。
ディロイは無人で自律行動していると思われる戦闘ロボット。周囲の生命体や兵器を無差別に攻撃する破壊兵器で,全世界に数百機の存在が確認されている。投下された地域によって,機体の脚部形状などが異なっているようだ。全高はおよそ130mとの報告もある。