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舞台「BIOHAZARD THE Experience」は嗅覚に訴え,ゾンビが駆けるステージに。制作発表会の模様をレポート
同作は,タイトルからも分かるとおり「バイオハザード」シリーズを舞台化した作品で,謎の洋館で目覚めた13名の男女が,ゾンビに襲われる極限状態の中で脱出を目指すというオリジナルストーリーが展開する。
俳優の横浜流星さん,女優の篠田麻里子さん,タレントの東 幹久さんらが意気込みを語った発表会の模様をお伝えしたい。
「BIOHAZARD THE Experience」公式サイト
■「BIOHAZARD THE Experience」ストーリー(公式サイトより)
「……いったい,ここはどこだ?」
どこか分からない洋館の一室。理由も分からず眠らされ,どこからか連れて来られた男女13名が目を覚ます。お互いの素性が分からず名乗り合うが,それが真実なのかどうか。ここから脱出するため,共に行動をすることになったのだが……。
「得体の知れないヤツがうろついている!」
腐敗臭を放つ得体の知れないヤツら……ゾンビ。その恐怖とお互いの疑心暗鬼の中,さまざまな感情が交錯する。そしてゾンビに噛まれた人間もまたゾンビとなってしまったとき,その恐怖は頂点に達する。
先ほどまでは人間だった……だが,もはや人間であるとは思えない。良心の呵責と人間としての尊厳を保ちつつ,人として生きるため,殺し始める……。互いを疑い,ある者は強い者を頼りにし,脱出のための行動をする。
いったいこれは何なのか? 誰が何の目的で……
視覚や聴覚だけでなく,嗅覚にも訴え,さらには観客席をゾンビが駆け回るといった仕掛けが施された「超体験型ステージ」になるという本作。2月10日〜2月26日には東京のZEPP六本木ブルーシアターで,また3月4日〜3月5日には兵庫県の神戸・新神戸オリエンタル劇場で上演される予定になっている。
発表会では,主役の「カラサワ」を演じる横浜流星さん,ヒロイン「エビハラ」役の篠田麻里子さん,そして「ジンノ」役の東 幹久さん,「バンドウ」役のアーティスト,Raychellさん,そしてテーマソングを担当するElementsGardenの上松範康氏,脚本・演出を手がける鈴木勝秀氏,そして,カプコンのバイオハザードシリーズプロデューサーで,今回の舞台では監修を務める小林裕幸氏が登場し,それぞれが作品への意気込みを語った。
横浜流星さん(カラサワ役):
世界的なゲームの関連作品に参加できることを,光栄に思っています。僕が演じるカラサワは医者で,また人一倍正義感の強い男です。今回は「超体験型ステージ」ということなので,普通の舞台とは違ったものになり,それが見どころです。ガンアクションには初挑戦となるので,そこも注目してほしいですね。たくさんの人に「バイオハザード」の世界観を楽しんでもらえるよう,全力を尽くして頑張りたいです。
篠田麻里子さん(エビハラ役):
エビハラは看護師なので,皆さんのサポートができればいいですね。体験型の舞台ということで探り探りのところもありますが,出演者のエネルギーやパワーを感じてもらえればいいなと思います。ホラーは苦手なんですが,自分達が恐怖を感じつつ,お客さんにも体感してもらえるということで,ワクワクしています。
横浜流星さん |
篠田麻里子さん |
東 幹久さん(ジンノ役):
僕は「バイオハザード」のゲームにドハマリして,クリアできないのが悔しくて朝までプレイしていた思い出があるんです。そんな「バイオハザード」の舞台に参加できることを嬉しく思います。ジンノはサバイバルの専門家で冷静沈着,生きることに執着している人間です。演技を通して,極限状態に置かれた人間の強さや弱さ,そして生々しさや人間臭さを届けたいですね。
Raychellさん(バンドウ役):
「バイオハザード」の舞台の参加は3作めになるんですが,また大好きなバイオハザード世界に生きられて嬉しいです。「バイオハザード」シリーズといえば,女性が強くてかっこいいイメージがありますが,婦人警官のバンドウもそうした存在として演じたいです。今回はまた,エンディングテーマも歌わせてもらいます。切なさや生と死をストレートに歌い上げた楽曲になっていますので,ぜひそちらも楽しみにしてください。
東 幹久さん |
Raychellさん |
上松範康氏:
テーマソングの作曲をしました上松です。世界的なゲームの舞台化のテーマソングを作らせてもらえて,光栄です。
鈴木勝秀氏:
今回の舞台は「バイオハザード」の世界観を日本に置き換えた,まったくのオリジナルストーリーになります。なかなか劇場では見られない「臭い」を使った演出に加え,かなりの数のゾンビが登場するなど,見どころの多い作品です。極限状態を描いたストーリーを,楽しみにしてください。
上松範康氏 |
鈴木勝秀氏 |
小林裕幸氏:
「洋館」や「ゾンビ」「極限状態」といった,「バイオハザード」的なキーワードを散りばめつつ,日本を舞台とするなど,意欲的な試みも盛り込まれた「BIOHAZARD THE Experience」。視覚,聴覚,そして嗅覚に訴えかける「超体感型ステージ」は,劇場公演ならではだ。気になる人は1月29日にスタートするチケット販売をお見逃しなく。
「BIOHAZARD THE Experience」公式サイト
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