「記憶ノカケラ」の販売本数が2桁に突入。それとは関係なくレアなゲームオーバーシーンも収録したプレイ映像が公開に

　2016年4月1日に発売され，発売5日後（4月6日）の時点で3本しか売れていないことが判明していた，マトリのPC用アクションアドベンチャーゲーム「記憶ノカケラ」。その販売本数は，4月13日時点で2桁に突入したという。売上的には“まだ問題を抱えている状態”とのことなので，2桁突入を記念して……ということではないと思うが，本日，記憶ノカケラの新たなプレイ映像が公開された。


　今回の映像は，本作のゲームオーバーシーンにフォーカスしたものだ。プレイヤーの操作する黒いねこが，ちょっとした謎解きのあとで登場するモンスターに倒されてしまうシーン。これを通常のゲームオーバーパターンとして，映像にはレアなゲームオーバーパターンも合わせて収録されている。キャラクターの移動，謎解き，失敗，ドローンでの飛行といった本作の基本的なエッセンスを確認できる映像だが，これを基本としつつ“本作にはまだ楽しめる要素がいっぱい詰まっている”のだそうだ。

　なお体験版のダウンロード数は2000を超えているとのこと。今回もマトリ社長・安田幹哉氏（以下，安田社長）にコメントをもらっているので，以下に掲載しておこう。

「うれしいニャン♪」

安田社長：
　社長ネコがバージョンアップしました！　今回も自分で着たんですが当初の計画ではネコのCVを担当して頂いた杉原夕紀さんにお願いしたかったんですが，着ぐるみがお笑い系で既製品だし何だか頼みにくくて。何しろ手に付けているのは黒い手袋じゃないんです。靴下ですからね。僕の。そうなると，もうコレは新手のセクハラなんじゃないかと。それに杉原さんのファンの方にメッチャ叱られるんじゃないかと……。そう考えたら怖くて怖くて夜も眠れなくて，あきらめたんです。すみませんウソ付きました。ホントは自分がやりたかったんです……ごめんなさーい。


　これ，結構セクシーでしょう？　とくに腰のラインとかお尻とか！　お顔もカワイイでしょう？　ゲーム中に使用されているものとまったく同じモデルを使用して口と頬のボーン，それからまぶた，瞳のボーンを動かして表情を作ってレンダリングしてみたんです。実はゲームのその後のヒロインの1シーンをイメージしたCGをパスワード付きで掲載しようと考えていたんです。それがこのCGです。でも，あまりにも売れていないので効果的ではないと思いまして，ネタバレを含む背景をモザイクにしてこのような形にしてみました。弊社のWebサイトでは，とりあえず15日からページをスクロールさせると背景も閲覧できるようにしますが，本編をクリアするまでは絶対に見ない方がいいと思います。

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