スマホ向け放置系RPG「あの日死んだ勇者の名前を僕達はまだ知らない。」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1081回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，放置系RPG「あの日死んだ勇者の名前を僕達はまだ知らない。」（iOS / Android）を紹介しよう。

ダウンロードは無料でアプリ内課金もナシだが，広告表示の頻度がちょっと気になる

「あの日死んだ勇者の名前を僕達はまだ知らない。」ダウンロードページ

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　本作における目的は，世界滅亡を企むモンスター達を倒すことだ。定期的に湧き出るモンスターをタップで倒し，勇者をレベルアップさせていこう。ちなみに，勇者は放置状態でも自動でモンスターを倒してレベルアップをするが，手動よりそのペースは若干落ちる。

倒したモンスターから得たゴールドを使って，「ショップ」で進化用素材や新たなクエストをアンロックできる

クエストは受注と同時に成功/失敗の判定が行われる。報酬は高めに設定されており，おいしい稼ぎ口だ

　ショップで進化用素材をアンロックすると，そのアイテムが空から降ってくるようになる。勇者のレベルが最大になった状態で，特定数のアイテムを集めると，勇者が進化し，グラフィックスも大きく変化する。

ショップでは，勇者のHPを自動で回復し，放置中の死亡を回避する「オートエリクサー」も売られている

進化に必要な数はショップを通じて確認できる。なお，アイテムは手動で集める必要アリ

　稀に強力なボスモンスターが湧くが，タップ連打で勇者をサポートできる。コンボを多くつなげてボスを撃破するとフィーバータイムに突入し，勇者によるモンスターの殲滅速度がアップするので，機会が訪れたら活用したい。

　ただし，ボス撃破後に広告が表示される仕組みになっており，連打の勢いのまま誤タップすること請け合い。ややストレスが溜まる仕様だ。


　勇者が死んだ場合，二代目，三代目といった具合に自動で代替わりし，能力が少し強化される。つまり本作の勇者は，ほぼ完全放置プレイでも勝手に強くなっていくのだ。レトロゲームを眺めるのが好きといった人には，オススメできる1本かもしれない。

　これまでの戦績だけでなく，勇者やモンスターのグラフィックスが記録される「ずかん」も用意されているので，興味がある人はやり込んでみてほしい。

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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