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そんなシリーズ最新作の舞台はどこかというと,なんと紀元前1万年の石器時代! 「こりゃまた,ずいぶんと遡るなあ」と第一報を聞いた時は驚いたのだが,果たしてどんな感じのゲームに仕上がっているのか。一足先に遊んでみたので,簡単ではあるがファーストインプレッションをお届けしたい。
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猛獣を手なずけ,部族間抗争に勝ち抜け!
まずは気になるストーリーについて軽く触れておこう。舞台となるのは,紀元前1万年の中央ヨーロッパ。「ウィンジャ」と呼ばれる民が「オロス」という豊かな大地を見つけ,住み着こうとしていた。しかし,そこに「ウダム」と呼ばれる武闘派な部族と,火を操る「イジラ」という部族が現われたことで,ウィンジャの民に危機が訪れる。プレイヤーはウィンジャの戦士「タカール」となり,あらゆる手段を講じてウィンジャの勢力圏を伸ばし,部族間抗争を勝ち抜かなければならない。
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部族間抗争とは書いたものの,ゲーム開始時点でウィンジャの民は散り散りになっており,定住できる場所すらない。しかし,ウィンジャの女戦士「サイラ」と出会うことで,オロスの西端にある洞窟を拠点に活動を始めることになる。
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それまでは新たな狩場を求めて流浪していたこともあり,ゲーム序盤のタカールは衣類や武器のどれをとっても貧弱。そこで,まずは手持ちの装備品をアップグレードしていく必要がある。
「ファークライ3」(PC/PS3/Xbox 360)や「ファークライ4」(PC/PS4/Xbox One/PS3/Xbox 360)と同様,装備品のアップグレードには動物の毛皮や素材の入手が欠かせない。幸いなことに,オロスには動植物があふれかえった大自然が広がっているため,ゲーム序盤から装備品をそれなりに強化することができる。とはいえ,中にはめちゃくちゃ強い獣を倒して手に入れなければならない素材もあったりと,決して楽なわけではない。
敵対する部族を蹴散らしながら,少しずつ勢力圏を伸ばして進んでいくと,さまざまなキャラクターと出会うことになる。中でもカギを握るのが,オロスの大地に隠れ潜むウィンジャの民達だ。
彼らとの親交を深めると,タカールの潜在能力を伸ばしたり,新たな道筋を開いてくれたりするのだが,とくに重要なのが祈祷師「ティンサイ」だ。
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ティンサイはタカールの「ビーストマスター」としての能力を開花させ,フクロウやオオカミなどを利用した戦い方を伝授してくれる。この能力をうまく使えば,敵部族の支配している地域にフクロウを飛ばして守備態勢を確認できるだけでなく,手なずけた猛獣をけしかけるといったことも可能になる。
タカールが出会うウィンジャの民は,出会ってすぐに小便をひっかけてくる人や,やたらと高圧的な態度で接してくる女狩人など,どれも曲者揃い。彼らからは,この厳しいオロスの大地で生き抜くための重要なスキルを学んだり,強力な武器を作ってもらったりできるので,頼みごとをされたら積極的に聞いておくといいだろう。
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ちなみに,活動拠点を少しずつ大きくしていくと,道中で助けたウィンジャの民が住み着くようになり,最初はボロボロな小屋が一つしかなかった場所が徐々に発展していく。充実していく拠点を見ていると「ああ,俺がんばったな」と思わず感慨深くなってしまう。
今回は,本作の序盤から中盤にかけてをプレイしたが,ユニークだと思ったのが作り上げられた世界観だ。本作は紀元前1万年という遥かな過去を舞台としているため,現代では到底理解できないような対象を崇拝し,謎の言語で会話をする。たまたますれ違ったウィンジャの会話なども意味不明で,本当に異世界に来たかのような錯覚を起こすが,これらは思いつきではなく,言語学者の研究に基づいた言葉だというから驚く。
リアルかどうかは,さすがに昔すぎてなんともいえないが,現在では氷漬けの死骸でしか見ることのできないマンモスや,絶滅したサーベルタイガーなどの動物を追ったり,追い回されたりと動物と戯れることができるのは石器時代ならではだろう,たぶん。日頃の疲れを大自然で癒やすのもアリかもしれない。
ただ,過去作で楽しめたエクストリームスポーツなどのアクティビティが紀元前1万年には存在していないこともあり,ハングライダーで空を飛びながら景色をゆったりと眺めたりといったことができないのはちょっと残念だ。まあ,当然ですが。
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筆者もまだキャンペーンモードをプレイしている途中であり,この先どういった冒険が待っているのか非常に楽しみだ。なにより,紀元前1万年の石器時代という設定は大きな魅力で,継続してプレイしたいと思わせる何かを持ったタイトルであることは間違いない。そんなわけで,今からさっそくオロスの大地に戻って,石器時代のム○ゴロウさんになるべく肉を片手に猛獣を手なずけてこようと思う。よおし,よしよしよし……おまえ可愛いなあ(サーベルタイガーに噛まれながら)。
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