スタイリッシュな世界観が魅力のステルスアクションゲーム。iOS向けアプリ「Third Eye Crime」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第919回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　iOS向けステルスアクション「Third Eye Crime」を本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」で紹介しよう。本作は，相手の移動ルートが見える“第三の目”を持つ泥棒 ロスコを操作して，ステージに設置されたお宝を入手していくというタイトルだ。スタイリッシュなグラフィックスやBGMとして挿入されるジャズ，ハードボイルドな世界観にも注目してほしい。

アプリは240円（税込）で配信中。ACT1（全35ステージ）はアプリを購入すれば楽しめるが，ACT2，3はアプリ内課金で購入する必要がある

チャプターをクリアすることでストーリーが進展していく。物語が日本語訳されていないのが残念

「Third Eye Crime」公式サイト

「Third Eye Crime」ダウンロードページ

　ステージ内には警備員が配置されており，ロスコが彼らに見つかり，捕まってしまうとゲームオーバーとなる。タップ/スワイプでロスコを移動させるだけというシンプルな操作で遊べるが，警備員に捕まらずにお宝を入手するのはかなり難しい。
　なお，警備員には「視界」が設定されており，ロスコが青く表示されているエリアに入ってしまうと発見/追跡されてしまう。ロスコが追跡されている状態だと，周囲の表示が赤くなるので，すぐに安全な場所を見つけて身を潜めよう。一定時間が経過すればやり過ごせるはずだ。

ゲーム画面はトップビューになっており，ロスコや警備員の位置が丸分かりだ。なお，画面左上にある虫眼鏡のアイコンでズームイン/ズームアウトができる
ステージによっては複数の警備員がいる場合も。いずれかに見つかって警戒態勢を取られると，残りの警備員もロスコを見つけようと動き出す

　物語を進めていくと，ステージ内にはお宝のほかに，ロスコの移動速度を一時的にアップさせるアイテムや，発動した場所に警備員を誘導できる時限式アラームなどが登場する。これらを駆使してクリアを目指そう。
　また，アプリ内課金によって，床を凍らせて一定時間すべての警備員の動きを止められる「FREEZE」や，警備員の銃撃を通常よりも多く耐えられるようになる「SHIELD」などを入手することも可能だ。どうしてもクリアできないステージがある場合は利用してみるといいだろう。

入手したアイテムは，画面右上に表示されるアイコンをタップすると発動できる。次のステージに持ち越すことはできないので，タイミングを見計らって使おう
有料アイテムは画面右下にある雷マークをタップすると確認できる。使い切ってしまった場合は＋マークで追加が可能だ

　実際にプレイしてみると思いのほかパズル要素が強く，本格的なステルスアクションが楽しめる「Third Eye Crime」。それなりに難度の高いゲームだけに，警備員を出し抜いたときの快感もひとしおなので，スリリングなパズルゲームを楽しみたい人はぜひ一度試してみてほしい。

ステージごとに3種類のアチーブメントが用意されている。これらのコンプリートを目指すやり込みプレイもオススメだ

著者紹介：飛鳥
　おもにゲーム系で活動するフリーライター。基本的に気になったゲームは大体なんでもやる雑食系。好きなゲームジャンルは音楽シミュレーションゲームとアクションゲーム。アニメ，ゲーム，声優好きで美少女とイケメンがいれば生きていけると思っている。

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