“8月14日”を繰り返して事件の真相を解明しよう。スマホ向けADV「彼女は最後にそう言った」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第856回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，アドベンチャーゲーム「彼女は最後にそう言った」（iOS / Android）を紹介しよう。主人公 中秋晋太郎のもとに，4年前に謎の死を遂げた同級生 相楽七海から手紙が届いたことをきっかけに始まる本作は，“8月14日を繰り返す”という，時間のループをテーマにした作品だ。
　ちなみに，本作を手がけたSYUPRO-DXは，過去に「あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね」（iOS / Android）や「奴は四天王の中で最も金持ち」（iOS / Android）などをリリースしている。いずれも本連載で取り上げているので，興味のある人はチェックしてみてほしい。

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本作は無料で配信中だ。広告が表示されるが最後まで無料で楽しめる

iOS版「彼女は最後にそう言った」ダウンロードページ

Android版「彼女は最後にそう言った」ダウンロードページ

　ゲームがスタートしたら，物語の舞台となる村内で相楽七海に関する情報を集め，ストーリーを進行させよう。移動やNPCとの会話は，基本的にタップ操作だけで行える。
　ゲームを進めていると，頭上に“！”マークを浮かべたNPCに出会うはず。彼らは何らかの重要な手がかりを持っていることが多いので，忘れずに話しかけておこう。こうして集めた情報は「キオク」というメニューで随時閲覧できる。合い言葉や暗証番号といった情報も記録されるので，ゲーム進行が行き詰まったらキオクを確認するといい。

移動したいところや話しかけたいNPCをタップしてゲームを進めていこう

ゲーム中に出会ったNPCは「ジンブツ」というメニューに記録される。なお，本作はオートセーブに対応していないので，アプリを終了する前に手動セーブしておこう

　NPCとの会話では，選択肢が表示されることもある。選んだ質問/返答によって新たな手がかりが見つかったり，過去に記録されたキオクが更新されたりするので，注意深く対応しよう。
　また，ゲームを進めていくとNPCから「お願いごと」をされることがある。これは，メインストーリーの展開に影響しないサブ目標で，やりこみ要素となる「実績」に関わるもの。コンプリートを目指したい人はチャレンジしてみるといいだろう。

ゲーム内で特定の条件を達成すると「実績」メニューに記録される。なお，NPCのお願いごとは，時間がループする前にクリアしておかないと記録されないようだ

　物語は章仕立てになっており，特定のポイントまで進むと1日が終わり，前日の記憶を残した状態で8月14日をやり直すことになる。これを繰り返すことで，“相楽七海はなぜ亡くなったのか”という謎が少しずつ解けていくわけだ。
　ネタバレになるのでストーリー展開については紹介を控えるが，無事にエンディングを迎えることができたら，そのクリアデータでオープニングを見るのをお忘れなく。

七海はなぜ謎の死を遂げたのか。真相解明を目指していろいろ話を聞いてみよう

著者紹介：飛鳥
　おもにゲーム系で活動するフリーライター。基本的に気になったゲームは大体なんでもやる雑食系。好きなゲームジャンルは音楽シミュレーションゲームとアクションゲーム。アニメ，ゲーム，声優好きで美少女とイケメンがいれば生きていけると思っている。

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