絶妙な難度のiOS向けスライドパズル「Blockwick」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第829回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　ケースの中にあるブロックを動かして，正しい順番に並べるスライド式のパズルを遊んだことがある人は多いのではないだろうか。本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，そんなゲームをベースにしたiOS向けアプリ「Blockwick」を紹介しよう。ちなみに，本作の続編となる「Blockwick 2」（iOS / Android）もリリースされているが，基本的なルールはほぼ同じだ。

価格は360円（税込）。広告は一切表示されない

iOS版「Blockwick」ダウンロードページ

iOS版「Blockwick 2」ダウンロードページ

Android版「Blockwick 2」ダウンロードページ

　ゲームのルールは，ステージ内にある色の付いたブロックを動かし，それらすべてを隣接させるとクリアというもの。ブロックの一部分だけでも接触していればいいので，どんな形でまとめても構わない。
　チャプターは全部で12あり，それぞれに20の問題（ステージ）が用意されている。最初からすべてのチャプターが開放されているので，どこから遊んでもいいのだが，チャプター1から着手するのが無難だ。

各チャプターには紋章のようなマークが描かれている。最初は暗いがクリアしたステージ数に応じて色が明るくなる

たとえ不格好でも，同じ色のブロック同士が隣接していれば問題ない

　どの問題にも“空きスペース”があるので，サイズや形の異なるお邪魔ブロックを脇によけてスペースを作り，色の付いたブロックを動かしていくのが基本となる。なお，いくつかのチャプターでは，青/赤/紫といった具合に，異なる色のブロックが登場。同じ色同士で隣接させなければならないので，頭を悩ませることになるだろう。
　ちなみに，1つの問題につき1つ，ブロックの下に「パール」というアイテムが隠されている。必ずしも入手する必要はないが，Game Centerの実績に絡む要素なので，コンプリートを目指す人は探してみるといいだろう。

お邪魔ブロックが多数設置され，適当に動かしていると詰んでしまうことも。いちいち戻すのが面倒な場合は，画面右上にある矢印が描かれたボタンをタップすれば，盤面をリセットできる

　ゲームが進むと，同じ色同士で隣接させると動かせるようになるブロックや，いびつな形のブロックが登場して，難度が徐々に高まってくる。最初は「簡単すぎる」と感じるかもしれないが，本作のバランス調整は絶妙なので，ぜひ継続してプレイしてみてほしい。対応言語は英語のみだが，ストーリーが用意されているわけでもないので，誰でも気軽に楽しめるはずだ。

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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